デイリーニュース

  • 「子供たちを原子炉から離せ」:放射能漏れが広がる中、原発周辺の避難区域拡大を日本に要請

    日本の反核活動家アイリーン・ミオコ・スミスと原子力技師のアーニー・ガンダーセンは、適切な監視や避難区域の拡大を含め、日本の当局が市民を放射能から保護するために十分なことをしているのかどうか疑問視しています。およそ7万人の住人が自宅から退去させられ、さらに14万が外出しないよう指示されました。「人々を現実から守ることはできない」とスミスは言います。ガンダーセンは、「私が日本にいたら、子供たちを原子炉から出来る限り離すようにします。子供たちの方が汚染されやすい。私なら少なくとも50キロは離れます」。

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    2011/3/15(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 損傷の福島原発と同方式の米原発23基の一つ ヤンキー原発廃炉へ向けて闘うバーモント州知事 

    地震と津波が日本を襲い、核危機を引き起こした前日の3月10日、米国原子力規制委員会はバーモント州のヤンキー原子力発電所の操業許可を更新することを発表しました。バーモント州議員らは2012年に現在の許可の期限が切れた後、ヤンキー原発を廃炉にすることを可決していました。運転開始から38年になる同原発は、過去に一連の放射性トリチウム漏れを起こしており、渦中の福島第一原発とほぼ同じつくりです。「今回の甚大な危機にあたって、日本の皆さんに深く同情します」と、バーモント州知事のピーター・シュムリンは述べ、こう続けました。「自分の国や州に老朽化した原発があるのは、全ての人にとって最悪の悪夢です。バーモント州も例外ではありません。ここには、我々が信じることができないと判断した企業、エンタジー・ルイジアナ社が所有する老朽化した原発があります。同社は老朽原発の操業延長に関して、我々の政策を根拠のない空騒ぎだとして見直すよう我々に要求しています。」

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    2011/3/15(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「より深刻なチェルノブイリになる可能性」:原子力技師が語る高まる日本の核危機

    日本は、3月11日のマグニチュード9.0の地震と津波によって大きな被害を受けた福島第一原子力発電所の3回目の爆発により、核の大惨事の瀬戸際に立たされています。爆発は原発2号機の格納容器を著しく損傷し、周辺の放射能濃度は年間被曝線量限度の8倍に上昇しました。原発作業員らは「圧力を下げるために格納容器の弁を手動で開けていましたが、放射線量が高くなったことによって、そうした作業の多くが中断されたのではないかと考えられます」と、原子力技師のアーニー・ガンダーセンは言います。

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    2011/3/15(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 反組合法にウィスコンシン州知事が署名、18万5000人が抗議デモ

    13日、ウィスコンシン州では10万人以上の人々が州都マディソンの路上に集結しました。この抗議運動は同州で行われたもので最大規模であると伝えられています。この大きな抗議運動は、ウィスコンシン州のほぼすべての公務員から団交権を奪い取る法案に、スコット・ウォーカー知事が署名した翌日に開催されました。抗議運動の参加者には、3週間前に同法廃止を求めてデモに参加した民主党上院議員14人もいました。番組ではマディソン市を取材し、街頭の抗議運動を取材しました。★ 字幕動画はこちら

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    2011/3/14(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 日本で「核時代」最大の危機

    日本を襲った衝撃的な地震と津波が発生したから3日間が過ぎましたが、日本では依然として非常事態が続いています。推定1万人以上が死亡し、さらに広島・長崎の原爆投下以降最悪の核危機に直面しています。14日、福島第一原子力発電所で2度目の爆発が発生。さらに三号機では冷却装置が停止し、メルトダウンの危険性が増しています。放射線量は100マイル先まで検知されています。数十人が放射能被爆試験で陽性であることが判明しました。また、何十万人もの住民が避難しており、避難者数はさらに増える見込みです。

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    2011/3/14(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 9.11犠牲者の母 ムスリムの「過激化」を取り上げたキング公聴会を非難

    米下院国土安全保障委員会議長のニューヨーク州選出共和党議員ピーター・キングが10日、彼の言うところのアメリカのムスリム・コミュニティの「過激化」に関する、問題の公聴会を開きました。この公聴会には現代のマッカーシズムだという批判が起きています。世界貿易センターへの9.11攻撃で亡くなったモハメド・サルマン・ハムダニの母親タラト・ハムダニに話を聞きます。ムスリムとして初めて米下院に当選したミネソタ州選出の民主党下院議員キース・エリソンはこの公聴会で涙に詰まりながらタラト・ハムダニの息子の話を披露しました。南部貧民救済法施行機関(Southern Poverty Law Center)の情報プロジェクト部長マーク・ポトックにも話を聞きます。

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    2011/3/11(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 授業ボイコット 銀行ボイコット 議員更迭要求:組合弾圧法案の州議会強行採決で米ウィスコンシン州の抗議激化

    デモクラシー・ナウ!がウィスコンシン州マディソンからリポートします。ほぼすべての公務員から団交権を奪い取る法案にスコット・ウォーカー知事が署名しようとしています。3月10日、マディソンでは千人以上の学生・生徒たちが授業をボイコットしました。消防士たちもウォーカー知事に関係する銀行のボイコットを訴えています。米国労働総同盟産別会議(AFL-CIO)は共和党の州上院議員の更迭を呼びかけました。3月12日の抗議デモでは10万人以上がマディソンの街を埋めるだろうとみられています。

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    2011/3/11(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 日本 記録史上最大の地震の1つに被災 大津波が太平洋周辺地域に脅威

    日本がマグニチュード8.9の巨大地震に襲われました。記録史上最大の地震の1つです。この地震で10メートル級の津波が日本の北部沿岸を襲いました。太平洋周辺地域の国々や島嶼国では、震源から津波が押し寄せてくることに伴う海水面の上昇を警戒しています。日本の警察や地方当局は少なくともすでに200人の死者が出たと発表していますが、死者数はこれから著しく増えると予想されています。

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    2011/3/11(Fri)
    記事番号: 
    1
  • リビアに飛行禁止区域設定が叫ばれる一方、合法性や過去の事例からは疑問の声も

    リビアでは、最高指導者ムアマル・カダフィに従う部隊が、国内各地の都市や町の支配権をめぐり反政府勢力と激しい交戦を繰り広げています。戦闘が激化する中、国際社会ではカダフィの空軍力をそぐため飛行禁止区域を設置せよとの声が高まっています。リビアにいるデモクラシー・ナウ!のアンジャリ・カマト記者が「2月17日抗議デモ」にかかわったエサーム・ゲリアニ氏に話を聞き、スタジオでは国際法専門のリチャード・フォーク教授と話します。

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    2011/3/10(Thu)
    記事番号: 
    4
  • 「潮目が変わる」ジャーナリストはウィスコンシンの反組合法案への抗議の高まりを予測

    スコット・ウォーカー知事の反組合法案を成立に向けて一歩進めたウィスコンシン州議会上院の不意打ち採決に対し、州の労働運動がどう反応するか、注目が集まっています。マディソン郡の『ワーカーズ・インディペンデント・ニューズ』のフランク・エムズパック記者に話を聞きます。「これまでこの州は見せかけの民主主義だった」と彼は語ります。「これはウィスコンシンだけでなく中西部全体において、数百万の人々から公民権を剥奪するという法案です。基本的に、労働者には組織化して選挙に参加する権利がないと言っているのですから。いま共和党が進めているのは、そんなことです」。★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2011/3/10(Thu)
    記事番号: 
    3

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