デイリーニュース

  • タハナシ・コーツが語る市町村が地方レベルで奴隷制への補償を勝ち取る過程

    8月第2週のバージニア州シャーロッツビルでの白人至上主義者による暴力は、同市に数千人のネオナチとクー・クラックス・クラン(KKK)のメンバーおよび他の白人国粋主義者たちが、南部連合のロバート・E・リー将軍の銅像を撤去する計画に抗議するため押しかけた中で起こりました。この銅像を撤去する取り組みは、銅像を撤去するだけでなく、シャーロッツビルのアフリカ系米国人住民たちへの「補償基金」設立のために投票するよう仲間の市議会議員たちを説得したアフリカ系米国人のウェス・べラミー副市長の後押しに依る部分があります。受賞歴のある作家タナハシ・コーツに、さらに詳しく話を聞きます。彼は2014年、影響力の高い記事The Case for Reparations(『補償の問題』)をアトランティック誌に執筆しました。

    dailynews date: 
    2017/8/15(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 『我々は8年間権力の座にあった』:タハナシ・コーツが語るオバマ、トランプと「良い黒人政府」への白人の恐怖

    1人が死亡し十数人が負傷した8月第2週のバージニア州シャーロッツビルでの白人至上主義者による暴力事件をうけて、この人種をめぐる恐ろしい出来事の根源を理解するために、受賞歴のある作家タハナシ・コーツに時間いっぱい話を聞きます。オバマ大統領時代についてのエッセイをまとめた彼の新著We Were Eight Years in Power: An American Tragedy(『我々は8年間権力の座にあった:アメリカの悲劇』)は10月に出版予定です。

    dailynews date: 
    2017/8/15(Tue)
    記事番号: 
    3
  • タナハシ・コーツ 「トランプと共和党の人種差別の歴史を考えればシャーロッツビルの暴動は予測可能だった」

    8月第2週の週末に起きた、バージニア州シャーロッツビルで人種差別に抗議する群集にナチ賛同者の車が突っ込み1人が死亡、19人が負傷した暴力事件の余波が、いまだに米国を揺さぶっています。ドナルド・トランプ大統領は当初、白人至上主義グループへの直接非難を避けていましたが、8月14日になってようやく、前週末の流血事件を招いのは白人主義者たちであると非難しました。この発言が出たことの背景には、全米各地で起きた街頭抗議運動で示された激しい反発に加えて、トランプの諮問機関である「アメリカ製造業評議会」(American Manufacturing Council)に加盟する複数の企業の最高経営責任者(CEO)たちが、死者を出した暴力事件をトランプが即座に非難しなかったことに抗議して辞任するという圧力の高まりがありました。一方、『フォーリン・ポリシー』誌の記事によれば、連邦捜査局(FBI)と国土安全保障省の報告書が、白人至上主義団体は「米国内の他のどの過激主義運動よりも」多数の殺人行為に関与していることを断定しています。この調査結果にもかかわらず、トランプ政権は最近、右翼の暴力と闘うことに努力を傾ける団体のいくつかに対し連邦政府の財政支援を削減することを明らかにしました。こうした動きについて、数々の受賞歴のある著名な作家タナハシ・コーツに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/8/15(Tue)
    記事番号: 
    2
  • タナハシ・コーツ:ドナルド・トランプが辞任してホワイトハウスを去るのが見たい

    死者一名、負傷者十数名を出したバージニア州シャーロッツビルの白人至上主義者の大集会にからむ暴力事件について、捜査の責任を負っているのは自身がアメリカ連合国(南部連合)の指導者たちにちなんだ名前を持つジェフ・セッションズ司法長官です。しかしセッションズ自身が重ねてきた長年の人種差別的な発言や、白人至上主義政策への擁護から、多くの人はこの捜査が正義をもたらすとは信じていません。この暴力事件によって、トランプの辞任を求める声が高まっています。その中には、多数の賞を受賞した作家のタナハシ・コーツもいます。

    dailynews date: 
    2017/8/15(Tue)
    記事番号: 
    1
  • トレイシー・ブラックモン師:トランプ政権は憎悪に許可証を発行している

    トランプ大統領は12日、ニュージャージー州ベドミンスターにある自身のゴルフリゾートで記者らに対し、シャーロッツビルでの「さまざまな側」の暴力を非難すると述べました。米合同教会の「正義と証」(Justice and Witness Ministries)の教職者トレイシー・ブラックモン師の反応を聞きます。「現政権下で起こっているのは、憎悪への許可証の発行です」とブラックモンは語ります。

    dailynews date: 
    2017/8/14(Mon)
    記事番号: 
    4
  • バージニア大教員が語る バ大とKKKの歴史的つながり 卒業生には白人ナショナリストのリチャード・スペンサーとジェイソン・ケスラーも

    地元の「黒人の命も大切」(Black Lives Matter)のオルガナイザーでバージニア大学の宗教学准教授のジャレーヌ・シュミットが、同校のKKKとの歴史的なつながりと、同校の卒業生である白人ナショナリストの指導者リチャード・スペンサーについて語ります。

    dailynews date: 
    2017/8/14(Mon)
    記事番号: 
    3
  • コーネル・ウエスト&トレイシー・ブラックモン:シャーロッツビルの聖職者はたいまつを掲げたネオナチの罠にかかった

    バージニア州シャーロッツビルで勃発した暴力事件についての討論会を続けます。事件が起こった週末には、ネオナチやKKKのメンバー、その他の白人ナショナリストら数千人が、「Unite the Right」(右派団結)の集会に参加するため、同市に集結しました。これに対してシャーロッツビルには、聖職者や学生、「黒人の命も大切」(Black Lives Matter)の活動家、「antifa」として知られる反ファシスト運動の抗議者ら数千人も集まりました。抗議活動を組織した2人の聖職者と、地元の「黒人の命も大切」の活動家に話を聞きます。トレイシー・ブラックモン師は、米国合同教会の「正義と証」(Justice and Witness Ministries)の教職者です。ブラックモンは12日の抗議活動で、MSNBCの生中継のインタビューを受けている最中に周囲のカウンター参加者が攻撃され、避難を余儀なくされました。同じく現場にいたコーネル・ウエストも行く手を阻まれた状況について語ります。バージニア大学の宗教学准教授ジャレーヌ・シュミットにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/8/14(Mon)
    記事番号: 
    2
  • シャーロッツビル 白人至上主義者の攻撃の生存者ら「疑問の余地はない これはテロだ」

    バージニア州シャーロッツビルで先週末に行われた白人ナショナリストの集会「Unite the Right」(右派団結)が暴力事件へと発展し、3人が死亡しました。バージニア大学のキャンパスで11日夜に数百人がたいまつ行進をおこなった翌日、1000人を超える白人ナショナリストがシャーロッツビルに集結しました。南北戦争の南部司令官ロバート・E・リー将軍の像を公園から撤去すると決めたシャーロッツビル市の計画に反対する集会に参加するためです。集会が始まる前から、街頭では人種差別に反対するカウンター側との衝突が起きました。目撃者は、警察はほとんど介入しなかったと報告しています。抗議が始まってまもなく、男が運転する車がカウンター抗議者の群れに突っ込みました。地元のパラリーガル(弁護士業務補佐役)ヘザー・ヘイアーさんが死亡、少なくとも19人が負傷しました。男は後にジェームズ・アレックス・フィールズと特定されました。多くの人がこれをテロ行為と呼んでいます。バージニア州警察官2人も12日、暴力事件の現場に向かう途中でヘリコプターが墜落して死亡しました。トランプは12日、ニュージャージー州ベドミンスターにある自身のゴルフリゾートで記者団に対し、シャーロッツビルでの「さまざまな側」の暴力を非難すると述べました。

    dailynews date: 
    2017/8/14(Mon)
    記事番号: 
    1
  • イエメン人学生など数千人の米ビザ獲得者がトランプの入国禁止令により事実上ビザを拒否される

    何千人ものイエメン人やトランプによる入国禁止令で指定されている国の人たちが、アメリカ政府の移民多様化ビザ抽選プログラムに当選したにもかかわらず国務省がこの事実を認めることを拒否しているため、世界の様々な所で現在足止めされています。当選者の多くは、すでに家や車を売却し、仕事も辞め、米国への移住を見据えて引っ越しをしてしまっています。このプログラムのグリーンカード取得資格は、入国禁止令が無効となる予定の9月27日からわずか3日後に失効してしまいます。つまり、彼らによる申請は期日内に処理されない可能性が高く、事実上の禁止令として機能すると弁護士は話ます。2016年に移民多様化ビザが当選した29歳のイエメン人で応用言語学の博士過程の学生であるスフヤン・アルマクラミに話を聞きます。トランプによる入国禁止令により、彼は現在インドで足止めされています。彼の弁護士であるアメリカ―アラブ反差別委員会のヨランダ・ロンドンと国務省に約30年務めていた経験のあるアメリカ移民 弁護士のステフン・パティソンにも話を聞きます。

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    2017/8/11(Fri)
    記事番号: 
    2
  • グアムで米軍駐留への抵抗拡大 北朝鮮による沿岸へのミサイル発射の威嚇で

    グアムのパシフィック・デイリー・ニュースの第一面に「14分!」という見出しが出ました。これは、米国と北朝鮮による核戦争の威嚇が深刻化した場合、北朝鮮がミサイルを発射し、西太平洋にあるこの米国の領土に届くまでの時間です。トランプ大統領は10日、再度北朝鮮に対して、グアムを攻撃すれば米国は軍事行動で報復すると威嚇しました。国防総省はグアム全土の3分の1を管理しています。人口16万3000人のグアムには米軍基地が広大に広がっており、なかでも空軍基地は朝鮮半島上空を飛行する米軍のB-2爆撃機の多くが発進する場所です。何十年もの間、グアムの島民は彼らの島が米国によって軍事化され、植民地化されることに抵抗してきましたが、現在は米国と北朝鮮のあいだに起こりかねない核戦争の標的にされています。グアムからグアム平和正義連合代表で脱植民地化に関するグアム委員会委員のリサリンダ・ナティビダドとBase Nation: How U.S. Military Bases Abroad Harm America and the World(『 米軍基地がやってきたこと』)の著者であるデイビッド・バインに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/8/11(Fri)
    記事番号: 
    1

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