デイリーニュース

  • 元CIA長官が外国選挙介入を認めたなら ロシアの介入への非難は大げさでは?

    ジェームズ・ウールジー元CIA長官は最近になって、米国が海外の選挙に介入していることを認めました。FOXニュースのローラ・イングラハムとのインタビューの最中、ウールジーは笑いながらそれを認め、米国の干渉は「正当な理由があるときだけだ」と述べました。ロシア人13人が米国の選挙への干渉で起訴された直後の発言です。元ニューヨークタイムズ記者でOverthrow: America’s Century of Regime Change from Hawaii to Iraq(『政権転覆:米国の「体制転換」の一世紀 ハワイからイラクまで』)の著者、スティーブン・キンザーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/12(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 政権転覆:干渉と「レジーム・チェンジ」の米国百年史 イランからニカラグア、ハワイ、キューバまで

    ロバート・ミューラー特別検察官は、2016年大統領選挙へのロシアの介入についての調査を続けています。本日は、世界中の選挙に米国がどのように介入してきたかを振り返ってみましょう。ある計算では、1946年から2000年までに米国が介入した外国の選挙は80にのぼるとされています。米国が後ろ盾となったクーデターと侵略はこの数字に含まれていません。元ニューヨークタイムズ記者でOverthrow: America’s Century of Regime Change from Hawaii to Iraq(『政権転覆:米国の「体制転換」の一世紀 ハワイからイラクまで』)の著者、スティーブン・キンザーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/12(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 麻薬密売業者は死刑に:麻薬戦争を強化すると脅すトランプ フィリピンと中国の取り組みを賛美

    トランプ大統領はこれまで、フィリピンや中国、シンガポールなど薬物密売業者に死刑を適用している国を称え、米国でも違法薬物のディーラーに極刑を課すようにと呼びかけてきました。トランプは10日の演説で、中国とシンガポールの指導者との会話を紹介し、両国は密売者の処刑によって薬物問題を解決したと主張しました。トランプはまた、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領は「薬物問題ですばらしい業績を上げた」として、ドゥテルテ大統領への賛美も繰り返しています。いっぽう国際刑事裁判所(ICC)は2月、「薬物との戦い」と称して最大8000人にのぼる殺害を率いたとして、「人道に対する罪」でドゥテルテ大統領に対する予備調査を開始しました。「薬物政策同盟」(Drug Policy Alliance)の政策部門代表を務めるウィドニー・ブラウンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/12(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 見過ごされた人々:ダイアン・アーバスやイダ・B・ウェルズのような女性がNYタイムズ紙の追悼記事に載らなかったわけ

    2月28日に世界中で国際女性デーが祝われる中、ニューヨーク・タイムズ紙は、これまで追悼記事が書かれなかった優れた女性の人生にスポットライトを当てる、新たなプロジェクトを始動しました。選ばれた女性たちは意外かもしれません。リンチに反対するジャーナリストの草分けイダ・B・ウェルズ、作家で詩人のシルビア・プラス、中国のジャンヌダルクとして知られる秋瑾(しゅうきん)、革新的な写真家のダイアン・アーバス、ブルックリン橋の技術者を手伝った女性エミリー・ウォーレン・ローブリング、『ジェーン・エア』の著者シャーロット・ブロンテ、医学的革命を導いた細胞を提供したヘンリエッタ・ラックス、世界初のコンピュータープログラマーとされているエイダ・ラブレスです。ニューヨーク・タイムズ紙はこのプロジェクトを「見過ごされた人々」と呼び、同紙の追悼記事の167年の歴史が男性ばかり──しかも白人の──に注目してきたことを埋め合わせる努力としています。「見過ごされた人々」のアイディアを思いついたニューヨーク・タイムズ紙追悼記事のデジタル版編集者エイミー・パドナニに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/9(Fri)
    記事番号: 
    4
  • すでに米国最悪の飲料水に苦しむプエルトリコに有害な石炭灰を廃棄

    6ヵ月前に ハリケーン「マリア」が島を直撃する前から、プエルトリコの住民の大半は既に米国の法律で定められた健康基準を満たさない水で生活していました。ハリケーン直撃後、状況は更に悪くなったと住民は言います。水質汚染の原因となる可能性があるものの一つが、AESと呼ばれる民間企業が所有する石炭火力発電所から出る石炭灰の山があります。住民は長年にわたり、廃棄物は彼らの健康や環境にとって有害な物だとして、有害な石炭灰を自分たちの土地に廃棄するのを止めるよう企業へ要求してきました。天然資源防衛評議会の弁護士でプエルトリコから帰国したばかりのメケラ・パンディサラツンに話を聞きます。彼女はワシントン・ポストに”FEMA says most of Puerto Rico has potable water. That can’t be true”(アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁はプエルトリコの大半には飲料水があるとしているが、それは事実ではない)と題した論説を寄稿しています。

    dailynews date: 
    2018/3/9(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 発がん性有害物質石炭灰の廃棄に反対して闘うアラバマの街 トランプのEPAにノーサンキュー

    ニューヨーク市のセントラルパークの2倍の広さを持つアローヘッド・ランドフィルのそばで暮らしてきたアラバマ州ユニオンタウンの住民は、有害な石炭灰(石炭を燃やした際に出る残留物)を、大量流出事故が起きたテネシー州キングストンから輸送することに反対しています。この事故は米国史上最大の石炭灰災害と考えられています。これまでの2年間で400万トン近い石炭灰が、テネシー州の白人が大多数の郡からユニオンタウンへと列車で運び込まれました。石炭灰はヒ素、水銀、ホウ素などの有害物質を含んでおり、神経系や生殖器系に影響を及ぼしたり、他の健康被害を引き起こす可能性があります。アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)によると、漏水防止処理をしていない石炭灰貯蔵池から1マイル以内に住んでいる住民は、50人に1人がガンを発症する可能性があります。2013年には、ユニオンタウンの住民の中での公民権法第六編(タイトルVI)に基づき、抗議の申し立てをする者もいました。今週、EPAはこの申し立てを「証拠不十分」で棄却しました。「健康と正義とアラバマ州ユニオンタウンの住民のために闘うブラック・ベルト・シチズン」副代表のベン・イートンに話を聞きます。また、元EPA環境正義プログラム責任者のムスタファ・サンティアゴにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/9(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 平和への一歩?トランプ大統領と北朝鮮の金正恩委員長との首脳会談を韓国が発表

    トランプ大統領は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との直接会談の要請を受諾したとホワイトハウスは発表しました。韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長は8日夜ホワイトハウスで、先日行われた韓国と北朝鮮の首脳会談について政府職員に簡単な報告を行った後、取材陣に対し米朝首脳会談は2か月以内に実現するだろうと述べました。現職アメリカ大統領が北朝鮮指導者と会談したことは一度もなく、金正恩もまた他国の元首と会談したことはありません。ネイション誌と韓国調査報道センターの特派員であるティム・ショロックにソウルから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/9(Fri)
    記事番号: 
    1
  • イブ・エンスラー 国際女性デーと新作一人芝居『イン・ザ・ボディ・オブ・ザ・ワールド』を語る

    国際女性デーの本日は、賞にも輝く劇作家で『ヴァギナ・モノローグス』の著者イブ・エンスラーに話を聞きます。エンスラーの新作劇In the Body of the World(『イン・ザ・ボディ・オブ・ザ・ワールド』)は、女性の肉体をいかに語り、守り、尊重するかがテーマになっています。エンスラーは非常に私的で辛い自分の肉体との関係、そしてそれが彼女の人生を通していかに変化してきたかを分かちあおうとしています。レイプの被害にあったこと、拒食症を患ったこと、そして子宮がんとの闘いを経て、コンゴ民主共和国にある女性のための画期的なコミュニティー「シティ・オブ・ジョイ」の女性たちと踊ったことでエンスラーは自分の肉体を取り戻しました。ブカヴにあるこの組織はコンゴで性暴力を生き延びた女性たちのためのコミュニティで、エンスラーはその立ち上げに関わっています。

    dailynews date: 
    2018/3/8(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 国際女性デー 女性の宣言:女性解放は資本主義の拒否からはじまる

    アフガニスタンからフィリピンやメキシコ、そしてスペインまで、国際女性デーを記念して世界各地で女性たちが街頭デモを行っています。#MeToo 運動が巻き起こる韓国では、ソウルで国際女性デーのデモが行われました。フィリピンでは、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領の政策に反対するデモがマニラで行われました。アフガニスタンの女性は、珍しい公の場でのデモをカブールで行いました。ケニアでは、アフリカ各国の女性が集まる会合が開かれ、障がいを持つ女性と少女に対する暴力防止について議論しました。イギリスでは婦人参政権が認められてから100年を記念した大規模なマーチが3月4日に行われました。そして米国では本日3月7日、各地でデモが計画されています。パデュー大学の南アジア史学ティティ・バタチャリア准教授に話を聞きます。バタチャリア准教授は、「女性のための国際ストライキ」(International Women’s Strike)」の全米での組織者のひとりです。

    dailynews date: 
    2018/3/8(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 国際女性デー スペインでは全国規模のフェミニストのストライキが行われ「男性優位社会と資本主義の同盟」に抗議

    スペインでは、国際女性デーに史上初の全国規模の女性ストライキが行われました。標語は「私たちが止まれば世界も停止する」です。発起人によれバルセロナのアダ・コラウ市長やマドリードのマヌエラ・カルメナ市長もこのストライキを支持しています。発起人が公開したマニフェストには「本日、私たちは社会に対し性差別的抑圧、搾取、そして暴力を止めることを要求します。女性に従順と服従そして口を閉ざしていることを求める男性優位社会と資本主義の同盟に抗い戦おうと声を上げます。職場で不利な条件を与えられることを、同じ仕事をする男性との賃金格差を私たちは許しません。だから仕事を停止するストライキを呼びかけているのです」と記されています。マドリッドを拠点とするフリーランスのジャーナリスト、マリア・カリオン記者に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/8(Thu)
    記事番号: 
    1

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