2017年9月にハリケーン「ハービー」がヒューストンに1300ミリ以上の降雨をもたらした後、かびが生えた大量のがれきが撤去されなければなりませんでした。 半年後の今、米国第4の都市は数年にまたがる復興計画を始めています。復興の仕事の多くは、在留資格のない移民によって行われています。テキサス州の建設現場の作業員の少なくとも半分は、無資格移民で成り立っています。しかし、嵐の後で彼らの労働力が非常に必要とされているにも関わらず、多くの者が広く蔓延する賃金不払いの被害に会っています。ほとんどの者は、こうした不正を報告しません。テキサス州のいわゆる「在留資格を見せよ」("show me your papers")という法律により、警察は身柄を預かる誰に対しても在留資格を問えるようになったので、警察に行けば強制送還される可能性があるからです。ヒューストンの「労働者保護プロジェクト」(Workers Defense Project)のコミュニティ・オーガナイザーであるマウリシオ・"チェレ"・イグレシアスと、『インターセプト』の記者で、デモクラシー・ナウ!の古くからのプロデューサーであるルネ・フェルツに話を聞きます。