デイリーニュース

  • 米国人教授 ケンブリッジ・アナリティカ社を提訴し自分の心理学プロファイルを要求

    ケンブリッジ・アナリティカ社の有権者プロファイリング事業をめぐるスキャンダルを取り上げます。衝撃的な新事実は、同社が5千万人以上のフェイスブック利用者の個人データを本人の許可なく収集して、大統領選挙で有権者をトランプ候補支持に動かすために利用したことでした。ケンブリッジ・アナリティカは億万長者のロバート・マーサーによって設立されました。トランプ大統領の元上級顧問でブライトバート・ニュース・ネットワーク会長のスティーブ・バノンも同社の重要ストラテジストの1人でした。

    dailynews date: 
    2018/3/23(Fri)
    記事番号: 
    3
  • インドでのトランプの不動産取引に関する新たな大規模調査で汚職、訴訟、詐欺が発覚

    トランプのインドでの事業提携とそれらの取引が引き起こすホワイトハウスとの利益相反に関する大規模な新調査の結果が公表されました。ニュー・リパブリック誌の特集記事は"Political Corruption and the Art of the Deal"(政治汚職と取引の技)です。この記事の中でジャーナリストのアンジャリ・カマトは、トランプ・オーガナイゼイションの外国における契約はインドが他のどの国よりも多いと指摘しています。これらの不動産契約は総額で約15億ドルに相当し、最大1100万ドルの使用料を2014年から2017年の間に生み出したと、彼女は書いています。カマトは1年にわたる調査の中で、トランプのインド側のパートナーが重ねてきた訴訟、警察の取り調べ、政府の調査の履歴をたどり、そこから浮かび上がる賄賂、詐欺、脅喝、違法な土地買収、脱税そしてマネーロンダリングなどの疑惑の証拠について記しています。

    dailynews date: 
    2018/3/23(Fri)
    記事番号: 
    2
  • トランプのこれまでで最も憂慮すべき外交政策措置? 戦争屋ジョン・ボルトンを国家安全保障担当補佐官に任命

    トランプ大統領はハーバート・マクマスター国家安全保障担当大統領補佐官の後任にジョン・ボルトンを指名しました。ボルトンは超タカ派として有名です。彼はイランや北朝鮮との戦争を支持すると公言しており、米国によるイラク侵攻の支持でも突出していました。3週間前には、ボルトンはウォール・ストリート・ジャーナル紙に"The Legal Case for Striking North Korea First"(北朝鮮への先制攻撃を肯定する法的事例)という記事を寄稿しました。2015年には、オバマ政権がイランの核開発計画阻止のための交渉を行っているさなか、ボルトンは"To Stop Iran’s Bomb, Bomb Iran"(イランの爆弾を阻止するため、イランを爆撃せよ)という記事を書きました。ベテラン調査報道記者ガレス・ポーターに話を聞きます。彼は最近、アメリカン・コンサバティブ誌に"The Untold Story of John Bolton’s Campaign for War with Iran"(ジョン・ボルトンによる対イラン戦争キャンペーンの秘話)という記事を寄稿しました。

    dailynews date: 
    2018/3/23(Fri)
    記事番号: 
    1
  • イラク侵攻から15年 忘却と歪曲により米国の戦争犯罪と拷問の履歴はうやむやに

    15年前の今週、サダム・フセイン大統領が大量破壊兵器を隠しているという偽りの大儀名分から米国はイラクを侵攻しました。世界各国から反対の声が上がり、国連安保理事会の承認もないままに攻撃は実行されたのでした。現在もつづく戦争でイラクは破壊され、同地域は不安定な状況です。アルジャジーラのメヘディ・ハサン記者と、女性反戦団体「コード・ピンク」(CodePink)のメディア・ベンジャミンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/22(Thu)
    記事番号: 
    4
  • イスラエルとサウジの圧力で米国は対イラン戦争へ?

    ジャーナリストのメへディ・ハサンと、反戦女性団体「コード・ピンク」(CodePink)のメディア・ベンジャミンが、イランとの確執で米がサウジアラビアの肩を持っていることと、それが中東に及ぼす影響について語ります。イランとの戦争になるということでしょうか? サウジアラビアは3月19日、イランと世界各国との間に結ばれた2015年の核合意を「欠陥合意」と呼びました。トランプ大統領は以前より、この合意から撤退すると脅しています。

    dailynews date: 
    2018/3/22(Thu)
    記事番号: 
    3
  • イエメンが世界最悪の人道的危機に直面も 米上院はサウジの攻撃への支援停止を拒否

    米国上院議会は3月20日、議会が正式に軍事行動を許可しない限り、サウジアラビア主導のイエメン戦争における米軍の関与を30日以内に停止するという超党派の決議案を否決しました。過半数を占める共和党に民主党議員10人が加わり、44対55票で決議案は否決されました。アリゾナ州選出のジョン・マケイン上院議員は棄権しました。米国が支援するサウジ主導の空爆と海上封鎖により、イエメンでは医療、水道、衛生システムが崩壊しており、コレラが大規模に流行し、数百万人の市民が飢饉に見舞われています。サウジが2015年に侵攻して以来、1万5000人以上が犠牲となりました。同戦争への米国の関与に反対するバーニー・サンダース上院議員のスピーチの一部を放送するとともに、アルジャジーラのメヘディ・ハサン記者と、反戦女性団体「コード・ピンク」(CodePink)のメディア・ベンジャミンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/22(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 改革派それとも戦争犯罪者? サウジ皇太子の訪米を歓迎しトランプは武器販売を自慢

    3月20日、トランプ大統領はサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子とホワイトハウスで会見し、12億5000万ドルに上る武器販売合意をまとめました。サウジと1100億ドル相当の兵器売買合意を結んでから、わずか1年足らずのことです。会見中トランプは、先日サウジが米国より購入した兵器のポスターを掲げ「わが国が生産する武器は世界最高だ」と発言しました。人権保護団体は、この大量の武器販売により米国がサウジ主導のイエメン爆撃による戦争犯罪に加担することになりかねないと警告しています。アルジャジーラのメヘディ・ハサン記者と、反戦活動を繰り広げる女性団体「コード・ピンク」(CodePink)のメディア・ベンジャミンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/22(Thu)
    記事番号: 
    1
  • ハリケーン・マリア後 食の主権を育てるプエルトリコ民衆 米連邦緊急事態管理庁が配給したのはキャンディやスナック菓子

    調査報道サイト『インターセプト』が制作しまもなく公開されるビデオは、本日の番組のゲスト、ナオミ・クラインによる最近のプエルトリコ調査旅行を描いています。クラインは、環境活動家ヘサス・バスケスやカティア・アビレスからハリケーン・マリア後の食の安全保障について話を聞きました。ナオミ・クラインとプエルトリコ人の人類学者ヤリマル・ボニーヤが詳細を語ります。

    dailynews date: 
    2018/3/21(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ハリケーン・マリアから6カ月 プエルトリコ民衆は超民営化の試みに抵抗

    19日、プエルトリコでは、島の教育制度民営化計画に抗議して、全島の教員たちが1日ストライキを行ないました。プエルトリコのリカルド・ロセジョ知事は民営のチャーター・スクールと私立学校のバウチャー制度を推進しています。ラトガース大学の人類学及びカリブ地域研究の准教授であり、ラッセル・セイジ基金の客員研究員であるヤリマル・ボニーヤに詳しく聞きます。彼女の『ネイション誌』への最新の寄稿記事は、「ハリケーン・マリアから6カ月 教育改革という新しい脅威にさらされるプエルトリコの民衆」(“6 Months After Maria, Puerto Ricans Face a New Threat—Education Reform.”)です。

    dailynews date: 
    2018/3/21(Wed)
    記事番号: 
    2
  • “楽園を求める闘い” ナオミ・クラインが語る惨事便乗型資本主義とプエルトリコの未来に向けた闘い

    ハリケーンマリアにより島国のプエルトリコが壊滅的被害を受けて6カ月、プエルトリコでは今、富裕な投資家たち、とりわけ技術産業からの投資家たちと、島の将来に生きていく場を求めるプエルトリコの民衆との激しい戦いが繰り広げられています。プエルトリコ政府は一連の民営化計画を推進しており、米国最大級の公営電力事業であるプエルトリコ電力公社(PREPA)の民営化、民営のチャーター・スクールと私立学校のバウチャー制度[私立学校でも学費を徴収しないかぎり生徒数に応じて公立学校と同額の補助を受け取ることができる制度]の増加などが計画されています。ベストセラー『ショック・ドクトリン――惨事便乗型資本主義の正体を暴く』(“The Shock Doctrine: The Rise of Disaster Capitalism.”)の著者であるナオミ・クラインから詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/21(Wed)
    記事番号: 
    1

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