デイリーニュース

  • "フェイスブックはあなたのデータを売っているのではありません。あなたを売っているのです":ゼイナップ・トゥフェックチーが語る同社による利益創出の仕組み

    10日、フェイスブックの最高経営責任者(CEO)マーク・ザッカーバーグは、米上院の公聴会で、5時間にわたって議員たちの質問に応えました。投票者のデータ解析会社、ケンブリッジ・アナリティカは、大統領選でトランプへの支持を高める業務に際し、8700万人以上のフェイスブック・ユーザーのデータを本人の許可なく収集しました。ノースカロライナ大学チャペルヒル校の准教授で、図書館情報学専門のゼイナップ・トゥフェックチーに話を聞きます。彼女はまた、ハーバード大学バークマン・センター、 インターネットと社会研究所の準職員で、Twitter and Tear Gas: The Power and Fragility of Networked Protest (『ツイッターと催涙ガス:ネットワーク化された抗議のパワーと脆弱性』)の著書があります。

    dailynews date: 
    2018/4/11(Wed)
    記事番号: 
    1
  • デンバー・ポスト紙 親会社「ハゲタカ」ヘッジファンドに反旗 126年続く新聞の救済要求

    デンバー・ポスト紙は、オーナー企業でニューヨーク拠点のヘッジファンド、オールデン・グロバル・キャピタル(Alden Global Capital)に対して反旗を翻しました。デンバー・ポスト紙の編集委員会は4月8日、”As vultures circle, The Denver Post must be saved”(「周回するハゲタカからデンバーポストは救済されるべきだ」)と題する社説を掲載しました。オールデン・グローバル・キャピタルは、全米最大の新聞チェーンの1つであるデジタル・ファースト・メディア(Digital First Media)の親会社です。デジタル・ファースト・メディアは2010年以来、全米の新聞社の予算と社員を大幅に削減してきました。その中には、オークランド・トリビューン紙やサンノゼ・マーキュリー・ニュース紙、セント・ポール・パイオニア・プレス紙が含まれます。オールデン・グローバル・キャピタルは、創業者で投資責任者のランドール・スミスと社長のヒース・フリーマンが会社の柱となっています。この2人は困窮した事業に投資して売り払うハゲタカ資本家として金融業界で知られています。デンバー・ポスト紙で大麻関連の編集者だったリカルド・バカに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/4/10(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 「申し訳ない」で十分か? ほぼ野放しの個人情報入手で帝国を築いたフェイスブック

    dailynews date: 
    2018/4/10(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 「非常に危険な瞬間」:主戦論者ジョン・ボルトン入閣と同時にトランプがシリアに攻撃警告

    トランプ大統領は、反政府勢力が支配するドゥーマで少なくとも40人が死亡し最大で1000人が負傷した、4月第1週のシリアでの化学ガス攻撃疑惑に対して強硬な対応をすると警告しています。トランプは米軍当局者たちとの4月9日の会談中に、措置を講じることを明言しました。米政府と国連の主要同盟国は、化学攻撃でアサド政権を非難しましたが、ロシアは攻撃が起きたことすら証拠がないと主張しています。一方、イランはイスラエルによるシリア空軍基地への4月9日の早朝の空爆で7人のイラン人が死亡したと認めました。政策研究所の研究員で、最新刊Understanding ISIS and the New Global War on Terror (『テロとの新たな世界戦争とISIS理解のために』)を含む何冊かの本の著者であるフィリス・ベニスに、さらに詳しく話を聞きます。「イン・ディーズ・タイムズ」(In These Times)への彼女の最新記事のタイトルは、"It’s John Bolton’s First Day in the White House. We Must Stop Him from Escalating War in Syria"(「これはジョン・ボルトンの米政府での初日 我々は彼がシリアでの戦争を拡大させることを止めなければならない」)です。

    dailynews date: 
    2018/4/10(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 弁護士マイケル・コーエンの自宅と事務所のFBI家宅捜査受けトランプがFBIとジェフ・セッションズ司法長官を非難

    連邦捜査局(FBI)は、トランプ大統領の長年の私的弁護士マイケル・コーエンの自宅と事務所、パーク・アベニューのホテルの部屋を家宅捜査しました。FBIは4月9日の家宅捜査で、大量の業務記録、Eメールと文書を押収しました。ワシントンポスト紙は、コーエンは銀行詐欺、送金詐欺、選挙運動資金法違反で捜査されていると報じています。FBIはさらに、コーエンが、ストーミー・ダニエルズとしても知られるポルノ女優ステファニー・クリフォードに支払った13万ドルに関連する文書も押収したと報じられています。コーエンは、2007年にクリフォードがドナルド・トランプと持ったと言われている関係について、彼女に個人的に口止め料を支払ったと認めています。2016年の大統領選のわずか数日前に行われたこの支払いは、連邦選挙法違反の可能性があります。今回の家宅捜査は、ニューヨークのジェフリー・バーマン連邦検察官によって承認されたといいます。彼は、トランプ大統領がプリート・バララを解雇した後にトランプ自身がおこなった人選です。バーマンは、ニューヨーク市のルドルフ・ジュリアーニ元市長の法律パートナーでした。4月9日の家宅捜査は、ロバート・ミュラー特別検察官による委託を受けた後に行われました。トランプ大統領は4月9日の家宅捜査の報道に怒りの反応を示しました。

    dailynews date: 
    2018/4/10(Tue)
    記事番号: 
    1
  • イスラエルは「アパルトヘイト国家、ならず者国家、テロ国家」 ガザのデモ参加者とジャーナリスト殺害をグレン・グリーンウォルドが語る

    パレスチナのガザ地区で7日、パレスチナ人ジャーナリストのヤーセル・ムルタジャの葬儀が行われ、数百人がその死を悼みました。ムルタジャがイスラエル軍に射殺されたのは、イスラエルとガザの境界沿いで新たに勃発した抗議行動の取材中でした。現場の写真からは、この30歳のジャーナリストが射殺された際、「PRESS」(報道)と書かれた防弾チョッキを着ていたことがわかります。6日のガザ抗議行動に対するイスラエル軍の残忍な弾圧でムルタジャを含む少なくとも9人のパレスチナ人が殺されました。パレスチナ保健省によると、6週間にわたる非暴力デモ「帰還のための大行進」(The Great March of Return)が3月末に始まって以来、31人がイスラエル軍に殺されました。国際刑事裁判所(ICC)と国連はそろってイスラエルへの非難を強め、パレスチナとの境界におけるイスラエルの行動は国際人権規約に違反する可能性があると警告しました。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストで調査報道サイト『インターセプト』の創設編集者の一人、グレン・グリーンウォルドに詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2018/4/9(Mon)
    記事番号: 
    3
  • グレン・グリーンウォルド 「選挙で勝てないとみたブラジルの右翼はルーラ元大統領を収監した」

    ブラジルでは、異論の多い汚職容疑で有罪判決を受けたルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ元大統領が12年の刑期を開始しました。ルーラは6日午後5時までの出頭命令に従わず、サンパウロの鉄鋼労働組合の建物で同夜を過ごしましたが、翌7日に警察に出頭しました。建物の外には、ルーラが出頭命令に従わないことを期待する支持者が集まりました。ルーラは出頭前、数千人の支持者と自らの労働者党の党員を前に演説しました。今年10月に予定されている大統領選の有力候補であるルーラは、収監を避けるため控訴していましたが、ブラジル最高裁は先週控訴の訴えを棄却しました。これによりルーラは事実上大統領選から排除されることになります。ルーラは元労働組合リーダーで、2003年から2010年までブラジルの大統領を務めました。在任中は数千万人のブラジル人が貧困から脱するのを助けました。支持者らは、ルーラの有罪判決はルーラの盟友ジルマ・ルセフを弾劾した2015年の右翼のクーデターの続きだと主張しています。ルセフは昨年、「クーデターの第一章は私の弾劾でした。第二章は、ルーラが来年の大統領選の候補になるのを妨げるものになるでしょう」と語っていました。リオデジャネイロから引き続き、ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストで調査報道サイト『インターセプト』の創設編集者の一人であるグレン・グリーンウォルドが番組に加わります。

    dailynews date: 
    2018/4/9(Mon)
    記事番号: 
    2
  • グレン・グリーンウォルド シリアで戦争へ突き進む米・イスラエル シリアの人々の苦しみはそれでは救われない

    シリアで9日、シリア空軍基地が爆撃され、イスラエルのF-15戦闘機によるものと報じられました。この攻撃でイラン人を含む14人が死亡したと伝えられています。イスラエルはレバノン領空から爆撃を行ったとされています。前日には、反政府勢力の最後の砦と言われる東グータ地区ドゥーマで化学兵器を使用したとみられる攻撃があり、死者60人負傷者1000人以上が出たばかりでした。反政府勢力はアサド政権を非難していますが、シリア政府は関与を全面的に否定しています。ドゥーマでの化学兵器を使ったとみられる攻撃は、シリア政府軍がドゥーマで空と陸からの攻撃を開始した翌日でした。国際機関は事実関係の調査を進めていますが、トランプ大統領はツイッターで直接、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が関与していると非難しました。国連安全保障理事会は9日、シリア危機について緊急会合を開きます。9日は、トランプに任命されたジョン・ボルトン国家安全保障担当補佐官の就任初日にも当たります。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストで調査報道サイト『インターセプト』の創設編集者の一人、グレン・グリーンウォルドに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/4/9(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ハーマン・ベル:45年間服役中の高齢のブラックパンサーの仮釈放を裁判官が保留 警察からの圧力か

    ニューヨークの裁判官が、45年間服役して仮釈放が許可された70歳の囚人ハーマン・ベルの釈放を保留にしました。ベルは、1971年にニューヨーク市で警察官2名を殺害した罪で、25年以上の終身刑の判決を受けました。当時、彼は黒人解放軍の一員であり、元ブラックパンサーの一員でもありました。それ以来、彼は服役中に何千人もの青年たちを導き、懲戒記録は一切ありませんでした。州が義務付けているテストでは、彼が社会に復帰することが許された場合、危険をもたらす可能性が最も低いことを示していました。ニューヨーク市仮釈放監察委員会は、彼は深く反省しており「法律を遵守する生活」を送る可能性が高いとして、3月にベルの仮釈放を許可しました。州法では委員たちがこのような要素を考慮することを求めていますが、つい最近までそのことを怠っていました。州の裁判官は、仮釈放委員会が手続きに違反していると主張する殺された警官の1人の妻からの異議申し立てを聴くことに同意しました。申立てへの審問は、予定されていたベルの釈放日の数日前4月13日に行われる予定です。ハーマン・ベルの弁護士で委員会は規定に従ったと主張するロバート・ボイルに話を聞きます。また、ニューヨーク市で収監され38年間服役後、今年1月に仮釈放監察委員会によって釈放されたホセ・サルダーニャにも話を聞きます。

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    2018/4/6(Fri)
    記事番号: 
    4
  • アイオナ・クレイグがトランプ政権の嘘を暴いた2017年米海軍特殊部隊の襲撃 イエメンの女性子どもが殺害された 

    記者アイオナ・クレイグは、トランプ政権が行った初めての武力衝突に関して政権の嘘を暴きました。彼女は市民25人と米国兵1名の死者を出したイエメンの人里離れた村で、米海軍特殊部隊(SEAL)が秘密裏に行った破壊と民間人への被害について報道し、ジョージ・ポーク賞を受賞しました。彼女はその授賞式に出席するため現在ニューヨークに滞在しています。

    dailynews date: 
    2018/4/6(Fri)
    記事番号: 
    3

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