デイリーニュース

  • コートリン・アーリントンを追悼する: 学校で射殺されるも メディアがほとんど取り上げなかった犠牲者

    3月14日、フロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で17人の生徒とスタッフが射殺された事件の1か月後、全米で学校ボイコットが行われました。多くの学校では、パークランドの犠牲者数と同じ17分間授業をボイコットをしました。しかしアラバマ州の学生は18分間のボイコットを行いました。これは最近高校で殺されたもう一人の生徒を追悼するためです。この生徒は17歳のアフリカ系米国人生徒コートリン・アーリントンで、彼女は先週、アラバマ州バーミンガムのハフマン高校で同校の在学生により射殺されました。高校3年生だったアーリントンは、来期大学に進学する予定でした。看護婦になることが夢でした。パークランドの銃乱射事件はひと月近く全米ニュースで多々取り上げられつづけましたが、コートリン・アーリントンの死をメディアはあまり話題にしませんでした。コートリンのおばシェニース・アバクロンビーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/15(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「もうたくさんだ!」 銃規制を求め 高校生100万人が学校をボイコットした歴史的な日

    3月14日は歴史的な抗議行動の一日となりました。3000校以上の100万人を超える高校生が銃暴力への抗議の意を表して学校をボイコットしました。全米50州に加え一部海外の学校にも広がったこの行動はフロリダ州パークランドのマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で生徒およびスタッフ17人が射殺された事件から1か月後に行われました。多くの学校では、パークランドの犠牲者数1人につき1分ずつ17分間授業をボイコットしました。マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の生徒たちは、3月24日ワシントンで大型デモ「マーチ・フォー・アワ・ライブス」(March for Our Lives)を計画しており、連帯デモが全米各地で行われる予定です、ニューヨークでのデモの様子を放送するとともに、コロラド州デンバーで銃規制法改正を求める学校ボイコット運動を組織した生徒ルナ・バエスとシトラリー・マレスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/15(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 連邦議会の女性議員 エリック・プリンスがディック・チェイニー事務所が指揮した諜報活動に関与したことを確認

    ジェレミー・スケイヒルが、彼のポッドキャスト 『インターセプティド(傍受通信)』(Intercepted)の最新エピソードの中で、ブラックウォーター社の創設者で、現在ロバート・ムラー特別検察官による調査の対象となっているエリック・プリンスについて民主党下院議員のジャン・シャコウスキーにインタビューしています。調査報道サイト『インターセプト』の共同設立者であるジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/14(Wed)
    記事番号: 
    5
  • マイク・ポンペオがトランプの国務長官に就任 現代版キリスト教十字軍でコーク兄弟の盟友

    13日にトランプ大統領は、ツイッターを通して、レックス・ティラーソン国務長官を解任し、後任としてCIA長官マイク・ポンペオを指名すると発表しました。カンザス州選出の元共和党下院議員であったポンペオは、数々のイスラム嫌悪発言をした経歴の持ち主です。彼はまた、右翼思想をもつ億万長者のコーク兄弟の重要な盟友でもあります。『インターセプト』の調査報道記者リー・ファンに話を聞きます。彼は2016年に「トランプがCIA長官に指名したマイク・ポンペオ、テロとの戦いを、キリスト教に対するイスラムの戦争として語る」(Trump CIA Pick Mike Pompeo Depicted War on Terror as Islamic Battle Against Christianity)という記事を書きました。

    dailynews date: 
    2018/3/14(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ジェレミー・スケイヒル:ジーナ・ハスペルはCIA長官就任ではなく 拷問犯罪疑惑に答えるべき  

    トランプ大統領は、マイク・ポンペオ現CIA長官をレックス・ティラーソンの後任として国務長官に指名し、CIA新長官に現副長官のジーナ・ハスペルを指名しました。ハスペルはジョージ・W・ブッシュ大統領の下でCIAの拷問プログラムに直接関与していました。彼女は、2002年にタイでCIAの秘密収容所を管轄する責任者でしたが、そこでは1人の囚人が83回も水責めの拷問を受けたうえ、その他の方法でも拷問されました。しかし、彼女は情報機関関係者や上院の民主党議員などから幅広い支持を得ています。この件について、調査報道サイト『インターセプト』(The Intercept)の共同設立者であるジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/14(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「ハスペルは拷問のための拷問をおこなった」:トランプが新CIA長官に指名したジーナ・ハスペルについてCIAの内部告発者が語る

    元CIA職員で内部告発者のジョン・キリアコウは、CIAの新長官に指名されたジーナ・ハスペルを、CIA在職時、個人的に知っていました。しかし、二人のキャリアは過去10年間で非常に異なる道をたどりました。タイのCIA秘密収容所で拷問に直接関与したハスペル氏は、CIAを率いる長官に昇進し、この拷問プログラムを内部告発したキリアコウは、23ヶ月間も投獄されたのです。CIAでアナリストかつ作戦要員として14年間勤務したジョン・キリアコウに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/14(Wed)
    記事番号: 
    2
  • トランプ大統領が新CIA長官にジーナ・ハスペルを指名 拷問関与疑惑でドイツで逮捕令状発付の可能性

    13日朝、トランプ大統領はツイッターを通してレックス・ティラーソン国務長官を解任しました。そのツイートの中で大統領は、コーク兄弟と盟友であるCIA長官、マイク・ポンペオを新しい国務長官に指名すると発表しました。トランプはまた、CIA副長官のジーナ・ハスペルをCIAの新長官に指名しました。ハスペルはジョージ・W・ブッシュ大統領の下でCIAの拷問プログラムに直接関与していました。彼女は、2002年にタイで秘密のCIAブラックサイトを運営する責任者でした。そこでは、1人の囚人が83回も水責めの拷問を受けたうえ、その他の方法でも拷問されました。マイク・ポンペオとジーナ・ハスペルはいずれも、上院による承認を受けなければなりませんが、共和党に造反者が出なければ、民主党の支持が皆無でも承認が得られます。2017年、欧州憲法人権センター(ECCHR)は、ドイツの検察庁に対し、拷問プログラムでハスペルが果たした役割に対して、彼女に対する逮捕令状を発付するよう要請しました。欧州憲法人権センターの創設者で事務局長のウルフガング・カレックに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/14(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ルイジアナ州のバイユー・ブリッジ・パイプラインを批判する人々が同州と企業による抗議者たちへの監視を非難

    ルイジアナ州で新たに発見された文書は、バイユー・ブリッジ・パイプライン建設に反対する活動家たちを、州の諜報機関が定期的に偵察していたことを明らかにしています。このパイプラインは完成すれば1日に約50万バレルの石油をルイジアナ州の湿地帯を横切って運ぶことになります。この文書は、「ルイジアナ州安全保障緊急事態準備局(Governor’s Office of Homeland Security and Emergency Preparedness)が定期的に、同パイプラインのルートに沿って抗議キャンプをはる、先住民主が率いる水の保護者団体などのパイプライン抗議運動家たちに関する諜報メモを作成したことを示しています。新たに流出した別の文書は、ルイジアナ州当局者たちと同パイプラインを建設している企業エネルギー・トランスファー・パートナーズとの緊密な連携を示しています。こうした文書が発覚するわずか1週間前、バトンルージュの地方裁判所判事は、裁判を続行させる一方で、地域の繊細な生態系への「さらに取返しのつかない損害を避ける」ために、バイユー・ブリッジ・パイプライン建設に対する仮り差し止め命令を命じました。マウント・トライアムフ・バプティスト教会のハリー・ジョセフ牧師に、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/13(Tue)
    記事番号: 
    3
  • チャーター化、民営化、キリスト教化:デボスが支持する政策で「骨抜き」にされるミシガン州の公立校

    教育長官のベッツィ・デボスは、テレビ番組「60ミニッツ」の最近のインタビューのなかで、なぜ彼女の故郷ミシガン州の学校が彼女が最良だとする政策の下で低迷しているのかについて、しどろもどろの返答をして新たな批判にさらされています。デボスは、億万長者の共和党員活動家で、ブラックウォーター社の創業者エリック・プリンスの姉です。彼女はかつて、「ミシガン州の米国児童連盟」(American Federation for Children in Michigan」の議長を務め、学校選択制を推奨、同州の民間のチャータースクールの利用のを推し進めました。多くの教育者たちは、ミシガン州でのデボスの政策の結果は散々なものだったと述べています。デトロイト・フリー・プレス紙の記者アリー・グロスに、さらに詳しく話を聞きます。彼女はフリーランスの記者としてミシガン州の教育を取材し、デトロイトのチャータースクールで「ティーチ・フォー・アメリカ」(Teach For America)の教師を務めていました。

    dailynews date: 
    2018/3/13(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 「前代未聞で衝撃的」武装したシークレットサービス捜査員たちを投票所に入れるべきではない

    複数の州の州務長官による超党派の団体は、武装したシークレットサービス捜査員たちを投票所に入れることを許可する提案を非難しています。連邦下院はすでにこの提案を承認、国土安全保障省に施行を再許可しました。19の州の州務長官は3月10日、この提案は「前代未聞で衝撃的」だとして、提案を取り下げるよう要求する手紙を上院の指導者たちに書きました。「法の下の公民権を求める弁護士委員会」(Lawyers'Committee for Civil Rights Under Law)の代表兼事務局長のクリステン・クラークに、さらに詳しく話を聞きます。

    dailynews date: 
    2018/3/13(Tue)
    記事番号: 
    1

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