ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、ベネズエラ国民議会議長で野党指導者のフアン・グアイドが呼びかけたクーデターの試みを鎮圧したと主張しています。4月30日朝、グアイドはインターネットに投稿した動画しました。動画の中でグアイドは重武装した兵士たちの間に立ち、マドゥロ政権打倒の「最終段階」を支持するよう軍に求めました。長年の反体制派指導者レオポルド・ロペスもグアイドと並んで登場しました。ロペスは、反乱に加わった軍幹部らの手で、自宅軟禁から解放されたと報じられています。グアイドは、1月にベネズエラの暫定大統領に就任すると宣言して以来、ベネズエラ現政権打倒を試みてきました。トランプ政権やブラジル大統領のジャイル・ボルソナロ大統領らは、クーデターの試みを公然と支持しました。1日早朝、マイク・ポンペオ米国務長官のはフォックス・ビジネス・テレビの取材に対し、「それが必要であれば」ベネズエラでの軍事行動の可能性はあると述べました。ベネズエラの歴史学者で、ポモナ大学教授であるミゲル・ティンカー・サラスに話を聞きます。