デイリーニュース

  • ジョー・バイデンの息子ハンターがウイグル族イスラム教徒を監視するために使われる中国の大規模監視プログラムに投資

    国連は中国政府が中国極西部の新疆(しんきょう)ウイグル自治区で、未確認数の少数民族ウイグル族や他のイスラム教徒を収容するための大規模な収容所を設置していることを非難しています。一方ヒューマン・ライツ・ウォッチは、中国がイスラム教徒の人々を現地の当局者が監視できるようにするモバイアルアプリを使うことによって同地域で大規模な監視を実行していると報じています。調査報道記者のリー・ファンに、中国の監視における意外な投資家について話を聞きます。その投資家はジョー・バイデンの息子、ハンター・バイデンです。ヒューマン・ライツ・ウォッチ中国支部代表のソフィー・リチャードソンからも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/5/7(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 世界の国々が中国との取引を求める中 収容されたウイグル族イスラム教徒コミュニティが「巻き添え被害」に

    米中貿易摩擦が高まる中、中国の貿易交渉者トップが5月第2週にワシントンDCを訪問します。トランプ大統領は、中国が貿易協議における約束を撤回したことを米国が非難した後、ほぼすべての中国からの輸入品に25%の関税を課すと迫っています。貿易協議は5月9日に再開される予定ですが、トランプ政権は交渉の一環として中国の人権記録に対処することを拒否していることで批判を受けています。国連と多くの人権団体は、中国が中国極西部の新疆(しんきょう)ウイグル自治区で未確定数の少数民族ウイグル族とイスラム教徒を収容するための大規模な収容所を設置していることを非難しています。この収容所の収容者数は数十万人から百万人以上に及ぶと推定されています。中国はこの収容所は、同地域における過激主義と闘うために必要な再教育と訓練センターとして建てられたと言います。一方ニューヨークタイムズ紙は、トランプ政権は潜在的な貿易協定を頓挫させるのを恐れて大規模収容をめぐる狙い撃ち制裁案を棚上げしたと報じています。ヒューマン・ライツ・ウォッチは5月第1週、イスラム教徒の人々を中国当局が監視できるようにするモバイルアプリを部分的に使い、中国が新疆ウイグル地区で大規模な監視を行っている実態についての新たな詳細を明らかにしました。

    dailynews date: 
    2019/5/7(Tue)
    記事番号: 
    2
  • トリタ・パルシ: 20年間イランと戦争をしたがっていたジョン・ボルトンにとって今が絶好のチャンスかもしれない

    国家安全保障問題担当大統領補佐官ジョン・ボルトンが米国がイラン周辺に空母打撃群と爆撃部隊を配備すると発表したことを受け、イランは「心理戦」だとして米国を非難しています。ボルトンは5月5日夜の声明の中で、この動きは「米国や同盟国の国益に対するいかなる攻撃に対しても容赦ない軍事行動で対処するという明確かつ間違えようのないメッセージをイラン政府に送る」ことを意図していると述べました。パトリック・シャナハン国防長官代行は5月6日、今回の配備はイラン政府軍による信用に値する脅威」のためであると述べましたが、詳細は言及しませんでした。ニュースサイトの「アクシオス」(Axios)は、この脅威はイスラエルからもたらされた情報を元にしていると報じています。トランプ政権は、画期的なイラン核合意から2018年に米政府が離脱して以来、イランへの圧力を徐々に強めています。米国は4月にはイランの精鋭部隊、イスラム革命防衛隊(IRGC)をテロ組織に指定しました。トランプ政権はさらに、米国の制裁措置を一部の国が回避し、ペナルティーを受けずにイランの原油を買い続けることを許容していた免除措置を終わらせると述べました。

    dailynews date: 
    2019/5/7(Tue)
    記事番号: 
    1
  • エリック・プリンスがトランプで再登場 世界中に傭兵軍を売り込む元ブラックウォーターCEO

    米下院情報委員会が民間軍事会社ブラックウォーターの創立者エリック・プリンスの犯罪照会を司法省に送りました。民主党下院議員たちは、プリンスがロシアの銀行員とセーシェル諸島でトランプ就任前に会ったのは偶然の出来事だったと証言した2017年11月の委員会証言は虚偽だとして、プリンスを非難しています。モラー報告書は、会合は就任前のトランプ政権とロシアとの間に裏ルートを確立するのが狙いであり、トランプ・チームが準備した可能性があるとしています。ブラックウォーターの閉鎖後、10年以上にわたって影で活動していたプリンスにスポットライトを当てる最新の動きとなります。調査報道サイト「インターセプト」は最新記事で、アフガニスタンでの戦争の民営化の試みやアラブ首長国連邦(UAE)向けの傭兵軍の組織、世界の指導者とプリンスとの関係を悪化させたプロジェクトの失敗、トランプ政権に助けられたプリンスの復帰など、プリンスの最近の活動について報じています。

    dailynews date: 
    2019/5/6(Mon)
    記事番号: 
    2
  • ガザの弁護士「占領は侵略犯罪だ」 攻撃の応酬でパレスチナ人25人とイスラエル人4人が死亡

    イスラエル政府とガザの指導者が停戦に合意したとみられます。3日間続いた衝突で、パレスチナ人25人とイスラエル人4人が死亡しました。パレスチナ当局によると、ガザ地区での死者には2人の妊娠中の女性と14カ月の女の子、12歳の少年が含まれています。衝突は5月3日の金曜日に始まりました。ワシントンポスト紙によると、イスラエル軍は、13カ月目を迎えた毎週恒例のデモ行進「帰還のための大行進」(The Great March of Return)に参加していたパレスチナ人抗議者2人を射殺しました。その後、パレスチナ人が国境近くにいたイスラエル人兵士2人を銃撃し、負傷させました。イスラエルはこれに対し、難民キャンプを空爆、パレスチナ人戦闘員2人を殺害しました。翌土曜と日曜には最も激しい戦闘となり、ガザの武装勢力はイスラエルに向けて約700発のロケット弾を発射、イスラエルはガザ地区の標的350カ所以上を空爆しました。この週末の戦闘は、2014年のイスラエルによるガザ攻撃以来、同地域で起きた最も激しい戦闘とされています。ガザ地区の住民は、停戦は長続きしないのではと恐れています。受賞歴のある人権弁護士で「パレスチナ人権センター」(Palestinian Center for Human Rights)代表のラジ・スラーニがガザ市から番組に加わります。

    dailynews date: 
    2019/5/6(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 「勝利を我らに」伝説のフォークシンガー故ピート・シーガーを偲び、彼の100歳の誕生日を想像する

    フォーク歌手でアクティビストのピート・シーガー氏が生まれて今日で100年です。2004年、シーガーはデモクラシー・ナウ!の旧消防署スタジオにやってきて、詳細インタビューに応じました。その中で彼は、どのように公民権運動の聖歌とも言うべき「勝利をわれらに」(We Shall Overcome )について知り、多くの人々にひろめたのかを振り返っています。彼の生誕100周年記念にその抜粋を流します。このインタビュー全体と、シーガーのほかのインタビューは、デモクラシー・ナウ!のサイトのアーカイブでご覧ください。

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    2019/5/3(Fri)
    記事番号: 
    4
  • 私たちの子供を嫌う人は支持できない:ケンタッキー州とミネソタ州の最優秀教師が大統領の招待をボイコット

    トランプに教訓を与えようとしている、2人の受賞歴のある教師に話を聞きます。月曜日、ケンタッキー州の2019年度最優秀教師に選ばれたジェシカ・ドゥエニャスと、ミネソタ州の2019年度最優秀教師に選ばれたケリー・ホルスタインは、トランプ政権の教育政策に抗議して、各州の最優秀教師受賞者を称えるホワイトハウスの祝典をボイコットしました。ドゥエニャスとホルスタインの欠席理由は、移民、教育LGBTQの権利に関するトランプ大統領の政策に反対することを表明するためで、ホワイトハウスの政策の多くは、移民や難民の生徒に直接的に影響があると述べています。

    dailynews date: 
    2019/5/3(Fri)
    記事番号: 
    3
  • パレスチナを語るロジャー・ウォーターズ「世界中で人権のために立ち上がらなければならない」

    マサチューセッツ大学で4日に開催予定のイベント「引き下がらない:イスラエル、言論の自由、パレスチナ人の人権闘争」のパネルディスカッションの実施を判事が認めた後、同イベント参加予定のロジャー・ウォーターズに話を聞きます。彼は史上最も人気のあるロックバンドの1つ、ピンク・フロイドの共同創設者です。彼は、「パレスチナの人々の苦境に光をあてることに役立つ」という理由で、このイベントに異議を申し立てた訴訟を歓迎すると述べています。

    dailynews date: 
    2019/5/3(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ロジャー・ウォーターズとリンダ・サスール出演のマサチューセッツ大学パレスチナ人擁護イベントの中止を判事が拒否

    「引き下がらない:イスラエル、言論の自由、パレスチナ人の人権闘争」というのが、5月4日(土)にマサチューセッツ大学アマースト校で開催予定のイベントのタイトルです。同大学の匿名の生徒3人がこのイベントの中止を求めて訴訟を起こしましたが、裁判官は2日(木)、イベントの実施は可能であると判決し、「危害や暴力や無法状態の誘因となり得る脅威に近いもさえ何もない」と述べました。このイベントの主催者であり、マサチューセッツ大学コミュニケーション学教授のサット・ジャリー氏、「平和のためのユダヤ人の声」(Jewish Voice for Peace)のマサチューセッツ西部支部のメンバーで弁護士のレイチェル・ウェーバー氏に最新の情報を聞きます。

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    2019/5/3(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ジョージ・モンビオ 英国の気候変動非常事態 環境上の大惨事を防ぐための抵抗運動の必要性を語る

    5月1日、英国下院は世界で初めて気候変動非常事態宣言を発動した議会となりました。今回の決議の前には、4月に一連の運動でセントラル・ロンドンを閉鎖に追い込んだ「エクスティンクション・リベリオン(絶滅への反逆)」という大型蜂起がありました。この運動では活動家たちが橋を閉鎖し、公共の歴史的建造物などを占領し、建物や歩道、電車などに接着剤で自らの身体を貼り付けるような抗議活動で、気候変動への対策を至急行うよう求めました。1000人以上の抗議者が逮捕されました。労働党のジェレミー・コービン党首は議会で「我々は異例の数の気候変動運動を目の当たりにしている。エクスティンクション・リベリオンなどのグループは、議事堂にいる我々議員を彼らの主張に耳を傾けざるを得ない状況に追い込んでいる。この運動に対し否定的で言い訳のようなコラムも多数書かれたが、徐々に後退させられた。この運動は巨大で、私に言わせれば必要不可欠な警鐘だ。今日、この機会に言いたい。『あなたたちのメッセージを受け取った』」と語りました。英国のジャーナリストで作家、ガーディアン紙のコラムニスト、ジョージ・モンビオに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/5/2(Thu)
    記事番号: 
    2

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