デイリーニュース

  • ビル・マッキベン 「グリーン・ニューディールは地球環境だけでなく壊れた社会も立て直すチャンス」

    トランプ大統領は先週、パイプライン計画の連邦レベルでの承認を容易にする大統領令に署名しました。これにより州によるプロジェクトへの規制力が制限されます。北東部の「コンスティチューション・パイプライン」の認可に道を開くこともこの大統領令の狙いのひとつです。ニューヨーク州は水質浄化法(Clean Water Act)に基づき、環境保全を理由としてこのプロジェクトを拒否しています。環境保護団体「350.org」の共同創設者で新著Falter:Has the Human Game Begun to Play Itself Out?(『よろめき:人類のゲームは行き詰まりつつあるのか』)を出版したビル・マッキベンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/4/15(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 気候活動家ビル・マッキベンが新刊書で問う 「人類ゲームの詰みは始まったのか」

    ロンドンでは今日(4月15日)、気候危機に対抗するための抜本的な対策を求めて数千人が街に繰り出しました。気候変動による人類の絶滅と生態系の崩壊の危機を訴えるグループ「Extinction Rebellion」は、デモ参加者と共にロンドン中心部のあちこちにテントを設営、交通をブロックし、少なくとも1週間は路上に居座るとしています。これを皮切りに、これから一連のグローバル行動が展開される予定です。世界中の活動家が、気候変動による大災害を目前にしながら政府が無策を続けることに警鐘を鳴らしています。ロンドンでの抗議は、毎週金曜恒例の気候ストで世界中の生徒らが再び授業をボイコットしたのに続いて起こりました。また米国では、グリーン・ニューディール政策の推進を求める声がますます高まっています。アレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員とエド・マーキー上院議員が推し進めるこの政策は、再生可能エネルギーに投資すると同時に米国の二酸化炭素排出を2030年までにゼロにすることによって、米国経済を変革しようとするものです。気候活動家でジャーナリストのビル・マッキベンに話を聞きます。マッキベンは数十年にわたり、地球を救う戦いの最前線に立ってきました。30年前には、気候変動についての一般読者向けの最初の本となった『自然の終焉』を書いています。

    dailynews date: 
    2019/4/15(Mon)
    記事番号: 
    1
  • チョムスキー:トランプはネタニヤフ再選のためイスラエルの選挙に徹底的に介入

    イスラエルでは選挙の結果ベンヤミン・ネタニヤフ首相が元国防軍参謀総長ベニー・ガンツを僅差で打ち負かし、過去最長の5期目に突入する見込みです。デモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンと対談したノーム・チョムスキーは、トランプ大統領が米国大使館をエルサレムに移し、国際法に背いてゴラン高原にイスラエルの主権を認めるなど、繰り返しネタニヤフを支援することによって、いかに直接的にイスラエルの選挙に介入したかについて話しました。

    dailynews date: 
    2019/4/12(Fri)
    記事番号: 
    4
  • チョムスキー:アサンジ逮捕は「恥知らず」 領土外で実力を行使する米国に憂慮

    ウィキリークス創始者ジュリアン・アサンジの弁護士は、英当局が彼の身柄を米国に引き渡すことのないよう闘うと述べました。アサンジは7年近くかくまわれていたロンドンのエクアドル大使館から英国警察によって強制退去させられました。デモクラシー・ナウ!のエイミー・グッドマンは1Ⅰ日(木)の夜、ノーム・チョムスキーとの対話でアサンジの逮捕、ウィキリークスと米国の力について聞きました。

    dailynews date: 
    2019/4/12(Fri)
    記事番号: 
    3
  • ノーム・チョムスキー:核兵器 気候変動 民主主義の衰退が地球の未来を脅かす

    トランプ大統領がロシアとの重要な核合意を撤回し、アメリカの核保有量を増やそうとしていますが、ノーム・チョムスキーは、どのように核戦争の脅威が未だ、人類が直面している最も差し迫った問題の1つであり続けいているかに着目します。ボストンのオールドサウス教会のスピーチの中で、チョムスキーはまた、気候変動の脅威と、世界各地における民主主義の衰退についても論じています。

    dailynews date: 
    2019/4/12(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ノーム・チョムスキー:世界中で盛んになっている「超国家主義と保守反動」の動きに立ち向かわなければならない

    1Ⅰ日(木)の夜、何百人もの人々が、世界的に著名な反体制派の言語学者ノーム・チョムスキーの話を聞くために、ボストンのオールドサウス教会に詰めかけました。彼は20世紀のファシズムの台頭を振り返りつつ、今日ブラジルや合衆国からイスラエルやサウジアラビアまでに勃興している超国家主義的な運動について語りました。

    dailynews date: 
    2019/4/12(Fri)
    記事番号: 
    1
  • スーダン軍がオマル・アル=バシール政権を打倒 デモ参加者は抗議活動の継続を宣言

    数か月に渡り抗議運動が行われていたスーダンでは、4月11日、軍のクーデターでオマル・アル=バシール大統領が失脚し、30年近く続いた独裁政治が終わりを告げました。スーダンでは数万人が街頭で祝賀行進を行いました。スーダンの国防相はテレビ放送された演説で、軍が暫定軍事評議会を設置し、国を2年間統治すると発表しています。スーダンでは、数か月に渡りアル=バシール大統領辞任を求めるデモが行われていました。抗議者たちは首都ハルツームで4月6日から大規模な座り込みを決行してきました。活動家グルーブによれば、12月からのデモで少なくとも50人が犠牲になっています。政府は、大統領に批判的な活動家ら数百人を拘束、メディアなどを閉鎖に追い込み、外国ジャーナリストがデモを取材するのを禁止したと非難されています。1月にアル=バシール大統領への抗議デモで逮捕されたスーダン人活動家マリーン・アルニールに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/4/11(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 「受けて立つ」: 2015年に発したジュリアン・アサンジから米司法省への訴追についてのメッセージ

    4月11日、ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジがロンドンで逮捕され、米陸軍の内部告発者チェルシー・マニングが政府のコンピューターをハッキングするのに手を貸した容疑で、米国で起訴されています。2015年に行われたアサンジのインタビューの一部を再放送します。このインタビューは、アサンジが亡命を求めたエクアドル大使館内で行われました。

    dailynews date: 
    2019/4/11(Thu)
    記事番号: 
    2
  • ウィキリークスのジュリアン・アサンジ ロンドンで逮捕される チェルシー・マニングによる情報漏洩事件で米国で訴追

    ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジがロンドンで逮捕されました。4月11日、英国警察は、2012年からアサンジが居住していたロンドンのエクアドル大使館から彼を強制的に連行しました。ロンドン警視庁は声明で、米当局の要請でアサンジを逮捕したと発表しています。米当局はアサンジを米陸軍の内部告発者チェルシー・マニングが政府のコンピューターをハッキングするのに手を貸したとして訴追しています。逮捕直後、訴追状が公開されました。アサンジの弁護師団の一人レナータ・アヴィラと、イギリスの人権弁護士ジェフリー・ロバートソン、ピュリッツァー賞にも輝くジャーナリスト、グレン・グリーンウォルド、元米司法省弁護士ジェセリン・ラダックに話を聞きます。(画像クレジット:Ruptly)

    dailynews date: 
    2019/4/11(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 長年にわたる右派からの攻撃と教育予算の削減で 学問の自由が危機に瀕している

    予算不足により高等教育の危機が深刻さを増しています。こうした危機がもたらした結果の一つに目を向けてみましょう。学問の自由に対する脅威の増大です。学者であり著述家であるヘンリー・ライシュマンが、今週出版される新著The Future of Academic Freedom.(『学問の自由の行く末』)の中でこの脅威を取り上げています。この中で彼は、「学問の世界での資本主義、あるいは多くの人が「企業化」と呼ぶものが、学術研究それ自体や、学問の自由を含む研究者の規範を守るために団結する能力に大きな影響を与えて来た」と述べています。「学問の世界での資本主義」はライシュマンがこの本で取り上げている数多くの論点の一つにすぎません。彼は、学問の自由とは何かと問うことから出発し、高等教育機関に対する公的資金の削減がもたらす損失や政治にかかわる発言に対する教職員へのハラスメントについて議論を発展させています。

    dailynews date: 
    2019/4/10(Wed)
    記事番号: 
    2

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