全米でその死が悼まれているジョン・ルイスの人生とかれの残した業績を取り上げます。ジョン・ルイスは、公民権運動の象徴的存在で、ジョージア州選出の下院議員をつとめました。ジョン・ルイスは、黒人の政治家では、初めて米議会議事堂の円形広間で公開安置されました。「投票権の守護聖人であるジョン・ルイスを慕い、たたえているこの時期に、かれの出身地の州が、多くの事例で、投票する権利を抑圧する中心地となっているのは、皮肉というほかない。この数年、投票権の問題は党派対立の問題と化しています。市民が投票に行き難くなるようにしておいて、それを恥ずかしいと思わない人々がいるのです」と、ラファエル・ウォーノック牧師は言います。ラファエル牧師は、アトランタのエベネザー・バプテスト教会で主任牧師を務め、ルイスの人生最後の数日をともに過ごし、追悼式を主宰する予定です。ウォーノック牧師はジョージア州の上院議員選挙に民主党から立候補しています。