2月15日は、共和党の州知事スコット・ウォーカーが大半の公務員の給与や手当を大幅削減するとともにほとんどすべての団交権を否定する計画を発表してから、丸1年となります。1年が経って今、ウォーカーはリコール運動のまっただ中におり、選挙違反の捜査にも直面しています。「みんな、ただ次の選挙を待っているだけではダメだと気づいたんですね」と、ネイション誌で一連の抗議活動を取材したジョン・ニコルズは言います。「政治権力が自分たちの権利を奪おうとした、あるいは何か根本的なやり方で彼らを脅したとき、彼らは街頭に出てその政治権力に抗議しなければならないことに思い至ったのです」。ニコルズは新著Uprising: How Wisconsin Renewed the Politics of Protest, from Madison to Wall Street(『蜂起:ウィスコンシンが抗議の政治を刷新した方法 マディソンからウォールストリートへ』)を上梓しました。