1日、アカデミー賞候補になった映画監督のジョシュ・フォックスが、水圧破堀法(フラッキング)として知られる天然ガス掘削テクニックに関する議会の公聴会を撮影しようとして手錠を掛けられ逮捕されました。米環境保護庁はフラッキングをワイオミング州パビリオン市の水質汚染の原因として報告していました。フォックスは、米国各地でのフラッキングの影響を収めた映画「ガスランド」を作り、数々の賞を受賞しましたが、今はその続編と撮っているところです。フォックスによれば、正式な許可証がないとして共和党が彼の撮影を拒否したことで彼は逮捕されました。「公聴会で何が起きているのか、伝えたかったのです。公聴会を邪魔しようとは思ってはいません。これは抗議ではありません」とフォックスは言います。「僕はただ単にジャーナリストとしての仕事をしようとしたまでです。公聴会でおきていることを中から国中の人に伝えたかったのです。EPAの(パビリオン、ワイオミング)報告書に対する反対意見が山ほど出てくるのはわかっていますから。詰まるところ、自分たちのために立ち上がり、地下水の汚染の調査をを要求しているパビリオン市の人々に見せたかったのです。そして、人々が公聴会の様子を、普通より開かれた場で見ると言うことを確実にしたかった。」