シリアの民衆蜂起は死者が推計5000人を遥かに超え、アラブの春の衝突の中でもこれまでで最も血塗られたものと見られています。死者が増えるにつれ、アサド政権と戦う反体制派武装勢力から、国際社会への調停やあるいは直接の軍事介入をも求める声が募っています。シリアへの国際介入の利点と陥穽とを2人のゲストに討論してもらいます。「反体制派を助けることに反対はしていません。目下の問題は、誰が武装すべきなのかわからないことです」と、オクラホマ大学中東研究センター理事長でシリアの政治に関する日刊ニュースレター「シリア・コメント」の編集者ジョシュア・ランディスは言います。もう1人はサイバー・アクティビストで、ソーシャル・メディア経由でシリア反体制派とともに活動するプリンストン大学博士課程のカラム・ナシャー。「現地では人道上の惨事が進行しています」とナシャーは言います。「(世界は)シリアの人々を守る道義上の責任があるのです」