デイリーニュース

  • パット・ムーニーが語る気候変動に対処するための地球工学と地球操作の危険性

    地球工学の利点を信じる人たちは、温室効果ガス排出のレベルを下げて地球を変えるための急進的な方法を提案してきました。この提案の中には、人口火山を作って硫黄の粒子で大気を汚染するとか、海に肥料をまく、あるいは太陽光の向きを変えるアルミフォイルを空に設置することなどが含まれています。ところが、地球工学への反対意見が高まっています。ボリビアで行われている気候変動に関する世界人民サミットでは、カナダを拠点とする団体ETCグループが、地球工学の実験に反対する国際的なキャンペーンを展開しています。グループの設立者で、ライト・ライブリフッド賞受賞者でもあるパット・ムーニーから話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/4/20(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 女優クオリアンカ・キルヒャーが語る気候変動アクテビズム 「公人や有名人には、発言力のない人たちの声を伝える責任がある」

    数千人の先住民団体、草の根活動家、環境保護主義者たちが4月19日、ボリビアのティキパヤで開幕した「気候変動と母なる大地の権利に関する世界民衆会議」に押し寄せました。その中には、受賞歴のある若いハリウッド女優クオリアンカ・キルヒャーの姿もありました。「私は『沈黙が裏切りとなる時が来た』という言葉を本当に信じているし、その言葉が好き」とキルヒャーは言います。「公人として、そして有名人として、発言力のない人たちの声を伝える責任があるのです」。
    dailynews date: 
    2010/4/20(Tue)
    記事番号: 
    3
  • サン・クリストバル銀鉱山で抗議行動が展開する中、ボリビアは大量のリチウム埋蔵を採取 その代価は?

    世界最大の銀鉱山の一つであるサン・クリストバル鉱山で、ボリビア人鉱山労働者たちが大規模な抗議行動を行った理由を検証します。ジャーナリストのジーン・フリードマン=ルドルフスキにこの抗議行動と、新たなエネルギー源として最重要視されている資源の一つ、リチウムについて話を聞きます。ボリビアのリチウム埋蔵量は世界最大と推定されています。

    ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2010/4/20(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ボリビアの先住民活動家:我々は母なる地球、パチャママを尊重するべき

    (※パチャママ:地上のすべての生き物に生命と活力を与える古代インカ帝国の神) 米国気候変動担当特使のトッド・スターンは4月19日、温室ガス削減に関する法的拘束力をを持った合意の締結は12月にカンクンで開催される次回の国連気候サミットでもできない可能性があると認めました。スターンのコメントは、ワシントンで開催されたエネルギーと気候に関する主要経済国フォーラムに米国が参加した後で発表されました。19日に米国と他の諸国が非公開のフォーラムで会談した一方、全く違った気候サミット、「気候変動と母なる大地の権利に関する世界民衆会議」が、ここボリビアで始まりました。ボリビアの先住民団体コナマク(CONAMAQ)のメンバー、ペレグリナ・クセ・ビザに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2010/4/20(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ボリビア先住民活動家 環境汚染源である同国内の資源採掘産業の終焉を求める

    世界民衆気候会議がティキパヤで行われている一方で、ボリビアの南東部にあるポトシ県では推定700人の先住民活動家が鉱山会社の占拠を続けています。クラ地区の住民が日本の住友商事が所有するサンクリストバルの銀・亜鉛・鉛鉱山の主要鉄道へのアクセスをブロックしているのです。住友が彼らの土地と水とを鉱山廃棄物で汚染しているというのが彼らの主張です。先住民組織のCONAMAQ(Consejo Nacional de Ayllus y Markas del Qullasuyu=National Council of Ayllus and Markas of Qullasuyu)の活動家2人ヘルミニア・コルケとガビノ・アパタ・ママニに話を聞きます。彼らは3日かけてこの気候会議にたどり着き、彼らの懸念が気候サミットでも話題になることを望んでいます。
    dailynews date: 
    2010/4/21(Wed)
    記事番号: 
    5
  • 「世界はより先進的な方向へ変化しつつある それが今ここで起こっているのだ」──ボアベンチュラ・デ・ソウサ・サントスが語るボリビア気候サミット

    数千人のコチャボンバの世界民衆気候会議の参加者の中にはボアベンチュラ・デ・ソウサ・サントスもいます。国際的に尊敬される科学者であり世界社会フォーラムの主要なオルガナイザーの1人である彼はポルトガルのコインブラ大学の社会学の教授であり、米ウィスコンシン大学マディソン校の法学者でもあります。
    dailynews date: 
    2010/4/21(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 米国はなぜ南米最貧国への気候対策援助を中止したのか?──ボリビアの気候問題交渉人アンへリカ・ナバロ

    オバマ政権は昨年のコペンハーゲン環境協定への署名を拒んだ国のうち少なくとも2カ国への気候対策資金援助を中止したことを認めています。国務省はポリビアへの300万ドルとエクアドルへの250万ドルの支援を取りやめました。時折しもボリビアでは気候変動によって氷河が溶け出し、また大規模な干ばつにも苦しんでいます。ボリビアの主要な気候問題交渉人アンヘリカ・ナバロは先進諸国に気候変動の衝撃に苦しむ貧困国に対して気候負債を支払うように求めています。

    ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2010/4/21(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「気候変動に対する苦闘の中で最も重要な出来事」──ナイジェリアの環境活動家ニモ・バッセイがボリビア気候会議を語る

    世界民衆気候会議の開会式でスピーチを行った一人に、ナイジェリアの卓越した環境保護活動家でFoE(フレンズ・オブ・アース)・インターナショナル議長のニモ・バッセイがいます。これとは対照的に、昨年12月のコペンハーゲンでの国連気候サミットでは彼のグループは他の幾つかの主流環境団体とともに会議から締め出されていました。「ここでは政府が民衆に話しかけたいのだという実感が持てる」とバッセイは言います。
    dailynews date: 
    2010/4/21(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ボリビア大統領 ティキパヤで気候変動会議を開催

    「気候変動と母なる大地の権利に関する世界民衆会議」はここボリビアで3日目を迎えます。中南米や世界各国から数千人がこの小さな町ティキパヤに結集し、地球温暖化の衝撃をいかに遅らせるかを話し合っています。20日に行われた開会式の模様をアンジャリ・カマトとリック・ラウリーが報告してくれました。

    ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2010/4/21(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ボリビアの自然保護主義者、世界でもっとも生物多様性が豊かな地域のひとつ、マディディ地域の保護を要求

    ボリビアのエボ・モラレス大統領は「気候変動と母なる大地の権利に関する世界民衆会議」を主催し国際的な評価を高めている一方で、ボリビアの環境活動家と自然保護活動家たちの中には、モラレスの国内政策に対する疑問を呈する人々もいます。 モラレスはボリビア北部のマディディ国立公園内部での石油探査や他の開発活動を促進しています。この地域は、地球上で最も生物多様性の豊かな土地であると考えられています。マディディ地域で数十年にわたり活動し、同地域の自然保護に努めてきたローザ・マリア・ルイスに22日、話を聞きました。
    dailynews date: 
    2010/4/22(Thu)
    記事番号: 
    6

Pages