民主党の大統領候補となるべく予備選を戦うジョー・バイデンは、70年代から80年代にかけて人種差別主義者である上院議員らとの「礼儀正しい」関係を懐かしい思い出として披露し批判されています。6月18日にニューヨーク市カーライル・ホテルで行われたイベントで、バイデンは人種差別主義者だったミズーリ州選出民主党上院議員の故ジェームズ・イーストランドと、ジョージア州選出のハーマン・タルマージ上院議員との関係を懐かしがりました。報道によればバイデンは、「私はジェームズ・O・イーストランドと党員集会で一緒だった。…彼から『ボーイ』と呼ばれたことはない。私のことは『サン(son)』と呼んだ」と語りました。バイデンはまた、「ハーマン・タルマージは知りあった中でも一番意地の悪い男の一人だった。それでも、少なくとも彼との間にはある程度の礼儀があった。仕事となれば協力し合った」と語りました。コーリー・ブッカー上院議員、カマラ・ハリス上院議員、バーニー・サンダース上院議員、エリザベス・ウォーレン上院議員、ビル・デブラシオ市長を含む多くの民主党大統領候補がバイデンを批判しています。