ジョン・ケリー国務長官のサウジアラビア訪問が近づく中、サウジアラビア主導のイエメンでの戦争を支援するオバマ政権に批判が高まっています。イエメン首都のサナアでは20日、サウジによる空爆継続に抗議し、反体制派フーシへの支持を呼びかける集会が10万人規模で開かれました。米国の後押しするサウジアラビア連合軍はここ2週間で、国境なき医師団の病院への爆撃で19人を殺害し、イエメン北部の2つの学校の爆撃で少なくとも14人の子どもを殺害しています。国境なき医師団は、同国北部の6つの病院からスタッフを引き上げると発表しました。ヒューマン・ライツ・ウォッチの研究員でイエメンから帰国したばかりのクリスティン・ベカリーに詳しく聞きます。