デイリーニュース

  • ドナルド・トランプを描いた「ドゥーンズベリー」の30年:漫画家ギャリー・トゥルード― 共和党の「天然漫画キャラ」について語る

    漫画家ギャリー・トゥルードーは30年近くにわたり、トランプと彼が大統領選に出馬する可能性について描き、トランプによって「三流タレント」、「ゲス野郎」、「ろくでなし」、「完全な負け犬」などと呼ばれることになりました。トゥルード―は(新聞などに掲載される)人気連載漫画『ドゥーンズベリー』(Doonesbury)の生みの親であり、ピューリッツァー賞を受賞した初めての漫画家です。1987年9月にはトゥルード―は、今を予言するようなコミックストリップのシリーズを出版しました。シリーズの中の1つで、記者たちがトランプに連邦議員に立候補する政治的野心について数々の質問をしたところ、トランプが「大統領だよ、大統領のほうを考えなさい」と返答する場面が出てきます。トランプは『ドゥーンズベリー』掲載当時から頻繁に出てくるキャラクターです。これにより、トランプの髪の毛から侮辱の数々を放つ彼の利己的態度に至るまで何でもおかしくするチャンスをトゥルードは手にいれました。新著Yuge!: 30 Years of Doonesbury on Trump(『(ヒ)ユージ!トランプを描いたドゥーンズベリーの30年』)では彼の漫画が一冊にまとめられています。

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    2016/8/5(Fri)
    記事番号: 
    1
  • シチズンズ・ユナイテッド判決後の米国選挙で 外国からの資金流入を示す初の証拠が浮上

    オバマ大統領は6年前、企業に無制限の選挙献金を許す最高裁のシチズンズ・ユナイテッド判決を受けて、米国の選挙に海外企業からの資金が流入する日も近いと国民に警告しました。今回、連邦選挙に外国企業が実際に献金を行っている直接証拠が初めて明らかになりました。調査報道サイト『インターセプト』が入手した文書によれば、中国国籍の人物が所有する企業が、著名な共和党派弁護士のアドバイスを受けてジェブ・ブッシュの政治資金管理団体(スーパーPAC)に130万ドルを献金しました。今回の暴露記事について、『インターセプト』に連載記事 ”Foreign Influence”(「外国による影響力」)を共同執筆したリー・フォング記者に話を聞きます。

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    2016/8/4(Thu)
    記事番号: 
    2
  • クリス・ヘッジスとロバート・ライシュの討論: クリントン 第三党 資本主義 サンダース支持者の次の選択肢について

    8月4日、米国「緑の党」の全国大会がテキサス州ヒューストンで開幕し、ジル・スタインが同党の指名を勝ち取るとみられています。彼女は、バーニー・サンダースの支持者を味方につけることができるのでしょうか?先週、当番組ではピュリッツァー賞に輝くジャーナリスト、クリス・ヘッジスと元労働省長官ロバート・ライシュに、今年の大統領選について討論をしてもらいました。ヘッジスはジル・スタインへの支持を表明しています。予備選中はバーニー・サンダース支持だったライシュは、現在はヒラリー・クリントンを支持しています。ライシュは1993から97年まで、ビル・クリントン政権の労働長官を務めました。

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    2016/8/4(Thu)
    記事番号: 
    1
  • チェルシー・マニング 自殺未遂後 無期限の独房監禁と刑期延長の恐れ

    内部告発を行ったことで軍刑務所に勾留中のチェルシー・マニング。7月に自殺未遂を行ったことで新たな罪を問われています。報道によると、米陸軍は、持ち込み禁止とされている品を保持していた、監房外に出ることに抵抗したなど管理上の嫌疑で捜査の対象となっているとマニングに通告しました。有罪とされた場合、無期限の独房監禁と刑期延長を課される恐れがあります。また、仮釈放の機会にも悪影響を及ぼしかねません。チェルシー・マニングは現在、カンザス州レブンワース基地の軍刑務所で、禁固刑35年の刑に服していますが、長期間に渡る独房監禁に加え、ジェンダー・アイデンティティに関する診療も受けられずにいます。最近発表されたアムネスティ・インターナショナルによるインタビューの中で、マニングは「常に恐怖にさらされています。いまも政府の力が怖い。政府は逮捕し、拘束することができる。政府が誰かについて情報を公開すれば、人々は疑問を挟むこともなく、うのみにしてしまう。政府は、時には人を殺すこともできる。裁判にかけようがかけまいが、おかまいなく」。国防総省に対する訴訟でチェルシー・マニングの弁護を務める、米国自由人権協会(ACLU)の専従弁護士チェイス・ストランジオに話を聞きます。

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    2016/8/3(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 「警察に緊急通報したら電話に出るのはウォール街」:市民の日常生活から利益を挙げる投資ファンド

    今朝目を覚まして、毎朝やっていることをいつも通りにやるだけで、投資ファンド(プライベート・エクイティ)と、もう接してしまったかも。口にした水から通勤に使う道路、目を通す朝刊にいたるまで、ウォールストリートの企業が日常生活に影響を及ぼす役割は増大しています。ニューヨークタイムズ紙に連載された説得力のある新記事This Is Your Life, Brought to You by Private Equity(「あなたの暮らしを提供する投資ファンド」)の主の共同執筆者のひとりで、最近出た記事When You Dial 911 and Wall Street Answers(「警察に緊急通報したら、電話に出るのはウォール街」)の共著者でもある、ニューヨークタイムズ紙のダニエル・アイボリー記者に話を聞きます。

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    2016/8/3(Wed)
    記事番号: 
    3
  • NY市警本部長ブラットンの天下り先はクリントン夫妻とつながりがある民間コンサルティング会社

    8月2日、ニューヨーク市警本部長ウィリアム・ブラットンが9月に辞任すると発表しました。ブラットンはニューヨーク市警本部長を2度務めたほか、ボストンおよびロサンゼルスの市警本部長も歴任しています。しかしブラットンは辞任はするものの、引退するわけではありません。転職予定先のテネオ・ホールディングス社は、ヒラリー・クリントン候補との結びつきが物議の的になっている世界規模の民間コンサルティング会社です。ブラットンは、同社に新設されるテネオ・リスク部門の会長就任が決まっています。トリニティ・カレッジ・アメリカ学部のクリスティーナ・ヘザートン助教授に話を聞きます。ヘザートンは、Policing the Planet: Why the Policing Crisis Led to Black Lives Matter(『世界を取り締まる――警察活動の危機が「黒人の命も大事」運動へと繋がった理由』)を共同編集しました。

    dailynews date: 
    2016/8/3(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 市庁舎前の抗議でブラットン ニューヨーク市警本部長が辞任 「割れ窓」方針は全米で続行

    ニューヨーク市警本部長のウィリアム・ブラットンが、9月に辞任すると発表しました。ブラットンは、軽微な違法行為を徹底的な取り締まりが凶悪犯罪の抑止につながるとする「割れ窓」理論を率先して実践してきました。過去40年間にわたり、ブラットンはニューヨーク市警本部長を2度務めたほか、ボストンおよびロサンゼルスの市警本部長も歴任しました。ブラットン支持派からは犯罪率低下に貢献したとして称賛されていますが、反対派は、警察による割れ窓理論の実践は非白人の地域社会を狙い撃ちにする不公正な取り締まりを生んだと批判しています。「黒人の命も大事」(Black Lives Matter)運動共同創設者のオパール・トメティはデモクラシー・ナウ!に宛てた声明で「ウィリアム・ブラットンは、数十年に渡り、我々アフリカ系アメリカ人コミュニティを恐怖におののかせてきた取り締まり計画の主要な立案者でした。割れ窓理論の実践は、ロサンゼルスからニューヨークのコミュニティに、そしてさらにそれを超えて壊滅的な打撃を与えました」と述べました。ブラットンの辞任は、活動家数百人がニューヨーク市警への予算打ち切りとブラットン解雇を求めて市庁舎前に集結した日からわずか1日後に発表されました。ウィリアム・ブラットン市警本部長に対する抗議の声は、2年前にエリック・ガーナーが警察に首を絞められ殺された事件以来、高まるばかりでした。

    dailynews date: 
    2016/8/3(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 終わりなき戦争:米国、リビアのISISに対する新たな前線について発表

    米軍は8月1日、自称イスラム国に対する米国による戦争の最近の拡大の中で、ISISの戦闘員たちに対するリビアへの2回の空爆を行いました。この空爆はリビアの都市スルトで行われました。米国防総省の当局者たちは、この軍事作戦は、2015年にISISが掌握した同都市からISISが駆逐されるまで続くと述べました。リビアでは、2011年に米国支援の軍事介入が長年の独裁者ムアンマル・アル=カッザーフィー(カダフィ)を失脚させて以来、争いが耐えません。米国防総省は、欧米が支援するリビア統一政府が空爆を要請したと述べました。この、このいわゆる統一政府は、正当性を主張しているリビアの3つの対立する政府の1つです。「政策研究所」(Institute for Policy Studies)の研究員であるフィリス・ベニスに話を聞きます。彼女は、Understanding ISIS and the New Global War on Terror (『ISISの理解とテロとの新しいグローバル戦争』)の著者です。

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    2016/8/2(Tue)
    記事番号: 
    5
  • 「セクション60」 2008年の映画がとらえた、アーリントン国立墓地で息子を悼むキズルとガザラ・カーン夫妻

    ドナルド・トランプは引き続き、イラクで死亡したイスラム教徒の米兵の両親キズルとガザラ・カーンを攻撃しています。番組では、知られざるカーン夫妻の一面に目を向けます。2008年のHBOのドキュメンタリー映画、Section 60: Arlington National Cemetery(『セクション60:アーリントン国立墓地』)は息子の墓を訪れたカーン夫妻の姿を捉えています。このドキュメンタリーの抜粋を放送し、映画製作者のジョン・アルパートに話を聞きます。

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    2016/8/2(Tue)
    記事番号: 
    4
  • 「警察の活動を止めて、黒人の未来に投資を」:ニューヨーク市庁舎公園占拠の第1日目からの声

    数百人の活動家たちが8月1日、ニューヨーク警察署への資金停止、ニューヨーク市警本部長のビル・ブラットンの解雇、警察による暴力の犠牲者たちへの賠償を求めてニューヨーク市庁舎前に集まりました。デモクラシー・ナウ!のカリーナ・ナデュラとアンドレ・ルイスが市庁舎公園で抗議者たちに話を聞きました。

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    2016/8/2(Tue)
    記事番号: 
    3

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