デイリーニュース

  • 「イスラエル軍の砲弾で娘と姪4人が殺された」 平和活動家のパレスチナ人医師が語る

    パレスチナの婦人科医で平和活動家のエゼルディーン・アブ・アルアイシュが、ガザ地区のジャバリアにある自宅でデモクラシー・ナウ!のアンジャリ・カマットとビッグノイズ・フィルムズのジャッキー・スーヘンに話をしてくれました。2カ月前その家はイスラエル軍の砲弾を受け、彼の娘3人と姪の計4人が死亡したのです。娘たちの部屋の跡を歩きながら、彼は攻撃の残骸を指差しました──血に染まった壁や本や衣服、彼女たちの描いた絵、かつて窓だった大きな穴、焼けただれたコンピューターの残骸、ねじくれた金属片、めちゃくちゃになった食器棚、割れたガラス、そして榴散(りゅうさん)弾の破片。
    dailynews date: 
    2009/3/20(Fri)
    記事番号: 
    2
  • イスラエル政府内部調査を約束 ガザ攻撃での民間人殺害やルーズな交戦規定を兵士が証言したため

    2008年末から22日間続いたパレスチナ自治区ガザ攻撃におけるイスラエル軍の行動について、イスラエル軍法務将官が初めて刑事捜査を求めました。攻撃に参加したイスラエル兵たちが、交戦規定のずさんさや非武装の市民に発砲したこと、故意に財産を破戒したことなどを証言したのを受けて出されたものです。ガザに住むイスラエル紙「ハーレツ」の記者アミラ・ハスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2009/3/20(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ダム政治:インドを代表する活動家メダ・パトカール、企業による水資源支配を語る

    インドで最もよく知られ、人々に最も愛されている社会活動家の一人、メダ・パトカールに話を聞きました。メダは、ナルマダ救済運動と NAPM(National Alliance of People's Movements)の設立に尽力した中心的な人物です。彼女はナルマダ川のサルダル・サロバルダム建設計画に反対した非暴力運動を、20年以上に渡って展開しました。現在も彼女は、同建設計画で既に家を失った人々や、強制退去に直面している人々ら、約30万の住民の権利のために闘争を続けています。パトカールはいくつかの大規模な集会、デモ、ハンストを組織し、また長期間の刑務所での生活や、警察による暴力も経験しましたが、活動を通して数々の重要な功績を残しています。
    dailynews date: 
    2009/3/23(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 水に関する権利の活動家ら、世界水フォーラムを「水資源の私有化を促進する企業見本市」と非難

    
「世界水の日」の22日は、トルコのイスタンブールで一週間開催されていた世界水フォーラムの最終日でした。現在、世界の10億人以上の人々がきれいな水を手に入れることができず、公衆衛生に必要な水が不足した環境にある人は25億人に上っています。そうした中で行われたこのフォーラムでは、水資源政策についての議論が交わされました。しかし、農村部の貧困者や環境活動家、および組合労働者を代表するオルタナティブなグループの「市民水フォーラム(People’s Water Forum)」の活動家たちは、「世界水の日」の公式行事は、本質的な問題に取り組まない企業主導の不正行為で、企業による水資源の私有化を促進していると激しく非難し、よりオープンで民主的、そして透明性のあるフォーラムを求めました。
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    dailynews date: 
    2009/3/23(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「ゾンビ的アイデアが勝利してしまった」ポール・クルーグマン、財務長官による1兆ドル規模の銀行不良資産の買い取り計画を語る

    ティモシー・ガイトナー財務長官は23日、最大1兆ドルの住宅ローンを含む不良資産を買い取る計画を発表する予定です。不良資産を買い取ることで、政府はヘッジファンド、非公開投資会社そして政府系投資ファンドに救いの手を差し伸べる予定です。オバマ政権は、この計画は官民が協力して実行されるものだと説明しています。しかし実際は、買い取り額の大半は政府によって支払われます。ノーベル経済学賞受賞者で、ニューヨーク・タイムス紙のコラムニストのポール・クルーグマンに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/3/23(Mon)
    記事番号: 
    1
  • エクソン・バルディーズ号原油流出から20年 いまだ汚染が続くアラスカ湾岸地区 正義を求めて苦闘する住民たち

    歴史上最悪の環境災害の1つであるエクソン・バルディーズ号原油流出から今日24日で20年になります。プリンス・ウィリアムズ湾の漁業海域に流れ込んだ原油は1100万ガロン(40000kl)、汚染されたアラスカ湾岸線は1200マイル(2000km)以上。これにより何十万もの海鳥や海洋生物が 死にました。また、地域の漁民たちに与えた打撃も計り知れず、こんにちもまだ環境破壊の影響は続いています。地域運動家で海洋毒性学者、かつては商業サケ漁に従事していたリッキー・オットに話を聞きました。彼女はこの流出事件に関し本を2冊書いています。最新刊はNot One Drop: Betrayal and Courage in the Wake of the Exxon Valdez Spill(『一滴たりとも:エクソン・バルデスディーズ原油流出に続く裏切りと勇気』)です。

    dailynews date: 
    2009/3/24(Tue)
    記事番号: 
    2
  • トーマス・ゲーガンが語る「際限ない負債:いかに無制限の高利率が経済を破壊するか」

    オバマ政権が金融システム回復のため、最大で1兆ドル規模の不良資産買い取り計画を発表しました。しかし私たちは、危機以前と同じ金融システムに戻るべきなのでしょうか?シカゴの法律家トーマス・ゲーガンに、彼の執筆したハーパーズ・マガジンの最新カバーストーリー「際限ない負債:いかに無制限の高利率が経済を破壊するか」について話してもらいましょう。ゲーガンは書きます。「わたしたちは人間社会の最古の法の1つをご破算にした。高利を抑える法だ。バビロニア帝国の昔からジミー・カーターの任期が終わるまでどの文明にも何らかの形で存在した決まり事である」

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    2009/3/24(Tue)
    記事番号: 
    1
  • サンダース上院議員 クレジット・デフォルト・スワップの規制廃止に積極的だったオバマの指名候補の承認投票阻止を試みる

    サンダース上院議員(無所属バーモント州)は、米商品先物取引委員会の委員長にオバマ大統領が指名したゴールドマン・サックス社出身のゲイリー・ゲンスラーの就任承認を阻止しようとしています。「ゲンスラーは、フィル・グラムやアラン・グリーンスパンと共にクレジット・デフォルト・スワップを規制対象外とする法案作成に取り組んだ。この規制廃止がAIGの破たんと米国史上最大の救済措置という結果を招いた」と主張します。サンダース議員に話を聞きます。
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    2009/3/25(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 裁判なしの勾留 米国の移民勾留システムは「機能しないうえに高コスト」

    米国の移民勾留システムを厳しく批判する米国アムネスティ・インターナショナルの新報告書を検討します。毎年、40万人が出入国審査官により逮捕されていますが、なんとその中には米国市民も含まれています。報告書Jailed Without Justice(『裁判なき勾留』)によると、ひどい状態の移民勾留施設で何万人もが、勾留措置が適切かの審査や審問を受けることなく、惨めな日々を送っています。
    dailynews date: 
    2009/3/25(Wed)
    記事番号: 
    3
  • オバマ、麻薬戦争対策でメキシコ国境に米連邦保安要員や警備資金の増強を表明

    ヒラリー・クリントン米国務長官は25日メキシコに向かいます。それに先立ち、オバマ政権は24日、米国とメキシコとの国境の安全を強化し、資金、技術、要員を増強してメキシコ政府の麻薬組織掃討を支援すると発表しました。米国-メキシコ国境にいるフリーランス・ジャーナリストのジョン・ギブラーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2009/3/25(Wed)
    記事番号: 
    2

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