バーモント州の州議会が7日、歴史を作りました。米国史上初めて採決によって同性婚の合法化を果たしたのです。同州議会はじつは3月23日には州上院で、4月2日には州下院でそれぞれ同合法化案を可決していたのですが賛成票は拒否権に対抗できる数にまでは達していませんでした。そこでジム・ダグラス知事が6日に拒否権を行使しこれを否決。しかし翌7日には、この拒否権の無効化に回る議員が 増え、上院では23対5の圧倒的多数で、直後の下院でも100対49と、拒否権の無効に必要な3分の2以上の票を得て同性婚合法化案は再可決されたのです。下院議長シャップ・スミスが この最終投票結果を発表すると議場は大きな拍手喝采に包まれました。バーモント州議員のビル・リパートと、同性婚合法化を目指して何年も戦ってきた弁護士ベス・ロビンソンに話を聞きます。