米国の保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は、税金による救済を受けながら重役たちのボーナスに数億ドルを支給したり、数十億ドルを他の金融機関に支払ったりなどして激しい非難を受けてきました。保険金支払請求への対応に関する新事実の発覚で、AIGにさらなる疑惑が向けられています。調査ウェブサイト「プロプブリカ」によると、 AIGを含む大手保険会社はイラクとアフガニスタンで負傷した民間請負業者職員への医療保険給付金を繰り返し拒否してきました。負傷者の多くは、帰国後に基本的な医療処置、義肢の支給、心理カウンセリングを受けるために、長く過酷な闘いに直面しなければなりませんでした