デービッド・ペトレアスイラク駐留多国籍軍司令官は、イラク駐留米軍の追加撤退を7月以降に先送りする必要性を訴えました。この進言どおりだと現在駐留中の14万人近い米兵は少なくとも秋まではイラクにとどまることになり、昨年1月の大増派決定時点よりも多くの兵力が配備されていることになります。ペトレアス司令官はライアン・クロッカー駐イラク米大使とともに8日、米上院軍事委員会など二つの公聴会で証言しました。その公聴会の主要部分をお送りするとともに、ニューヨークで発行のインディペンダント紙のアルン・グプタ、ニューヨーク・サン紙のイーライ・レイク、通信社インタープレス・サービスのギャレス・ポーターの3氏に討論していただきます。