米連邦最高裁 ムミア・アブ=ジャマール死刑囚の再審請求を却下

2009/4/7(Tue)
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11分

2009年4月6日、連邦最高裁判所は元ブラックパンサー党員でジャーナリストの死刑囚ムミア・アブ=ジャマールの再審請求を却下しました。ムミアは1981年に白人警官殺害の容疑で起訴され、陪審員の大部分を白人が占める異論の多い裁判によって有罪判決を受けました。ムミアは、この裁判は陪審から意図的に黒人を排除するなど、人種的偏見により公正さが損なわれたものだったと主張し、判決の無効と裁判のやり直しを一貫して要求してきました。

ビンセント・サザランド(Vincent Southerland)
NAACP(全米黒人地位向上協会)所属の弁護士で、ムミア弁護団の一員。 クリスティナ・スウォーンズ(Christina Swarns)NAACP法律部門でムミアを担当する弁護士

ムミア・アブ=ジャマール(Mumia Abu-Jamal)
プリズン・ラジオ・プロジェクトによって提供される死刑囚房からの声

Credits: 

字幕翻訳:玉川千絵子/校正:大竹秀子さん
全体監修:中野真紀子・付天斉