歴史上最悪の環境災害の1つであるエクソン・バルディーズ号原油流出から今日24日で20年になります。プリンス・ウィリアムズ湾の漁業海域に流れ込んだ原油は1100万ガロン(40000kl)、汚染されたアラスカ湾岸線は1200マイル(2000km)以上。これにより何十万もの海鳥や海洋生物が 死にました。また、地域の漁民たちに与えた打撃も計り知れず、こんにちもまだ環境破壊の影響は続いています。地域運動家で海洋毒性学者、かつては商業サケ漁に従事していたリッキー・オットに話を聞きました。彼女はこの流出事件に関し本を2冊書いています。最新刊はNot One Drop: Betrayal and Courage in the Wake of the Exxon Valdez Spill(『一滴たりとも:エクソン・バルデスディーズ原油流出に続く裏切りと勇気』)です。
米国の移民勾留システムを厳しく批判する米国アムネスティ・インターナショナルの新報告書を検討します。毎年、40万人が出入国審査官により逮捕されていますが、なんとその中には米国市民も含まれています。報告書Jailed Without Justice(『裁判なき勾留』)によると、ひどい状態の移民勾留施設で何万人もが、勾留措置が適切かの審査や審問を受けることなく、惨めな日々を送っています。