デイリーニュース

  • エクソン・バルディーズ号原油流出から20年 いまだ汚染が続くアラスカ湾岸地区 正義を求めて苦闘する住民たち

    歴史上最悪の環境災害の1つであるエクソン・バルディーズ号原油流出から今日24日で20年になります。プリンス・ウィリアムズ湾の漁業海域に流れ込んだ原油は1100万ガロン(40000kl)、汚染されたアラスカ湾岸線は1200マイル(2000km)以上。これにより何十万もの海鳥や海洋生物が 死にました。また、地域の漁民たちに与えた打撃も計り知れず、こんにちもまだ環境破壊の影響は続いています。地域運動家で海洋毒性学者、かつては商業サケ漁に従事していたリッキー・オットに話を聞きました。彼女はこの流出事件に関し本を2冊書いています。最新刊はNot One Drop: Betrayal and Courage in the Wake of the Exxon Valdez Spill(『一滴たりとも:エクソン・バルデスディーズ原油流出に続く裏切りと勇気』)です。

    dailynews date: 
    2009/3/24(Tue)
    記事番号: 
    2
  • トーマス・ゲーガンが語る「際限ない負債:いかに無制限の高利率が経済を破壊するか」

    オバマ政権が金融システム回復のため、最大で1兆ドル規模の不良資産買い取り計画を発表しました。しかし私たちは、危機以前と同じ金融システムに戻るべきなのでしょうか?シカゴの法律家トーマス・ゲーガンに、彼の執筆したハーパーズ・マガジンの最新カバーストーリー「際限ない負債:いかに無制限の高利率が経済を破壊するか」について話してもらいましょう。ゲーガンは書きます。「わたしたちは人間社会の最古の法の1つをご破算にした。高利を抑える法だ。バビロニア帝国の昔からジミー・カーターの任期が終わるまでどの文明にも何らかの形で存在した決まり事である」

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    dailynews date: 
    2009/3/24(Tue)
    記事番号: 
    1
  • サンダース上院議員 クレジット・デフォルト・スワップの規制廃止に積極的だったオバマの指名候補の承認投票阻止を試みる

    サンダース上院議員(無所属バーモント州)は、米商品先物取引委員会の委員長にオバマ大統領が指名したゴールドマン・サックス社出身のゲイリー・ゲンスラーの就任承認を阻止しようとしています。「ゲンスラーは、フィル・グラムやアラン・グリーンスパンと共にクレジット・デフォルト・スワップを規制対象外とする法案作成に取り組んだ。この規制廃止がAIGの破たんと米国史上最大の救済措置という結果を招いた」と主張します。サンダース議員に話を聞きます。
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    dailynews date: 
    2009/3/25(Wed)
    記事番号: 
    4
  • 裁判なしの勾留 米国の移民勾留システムは「機能しないうえに高コスト」

    米国の移民勾留システムを厳しく批判する米国アムネスティ・インターナショナルの新報告書を検討します。毎年、40万人が出入国審査官により逮捕されていますが、なんとその中には米国市民も含まれています。報告書Jailed Without Justice(『裁判なき勾留』)によると、ひどい状態の移民勾留施設で何万人もが、勾留措置が適切かの審査や審問を受けることなく、惨めな日々を送っています。
    dailynews date: 
    2009/3/25(Wed)
    記事番号: 
    3
  • オバマ、麻薬戦争対策でメキシコ国境に米連邦保安要員や警備資金の増強を表明

    ヒラリー・クリントン米国務長官は25日メキシコに向かいます。それに先立ち、オバマ政権は24日、米国とメキシコとの国境の安全を強化し、資金、技術、要員を増強してメキシコ政府の麻薬組織掃討を支援すると発表しました。米国-メキシコ国境にいるフリーランス・ジャーナリストのジョン・ギブラーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2009/3/25(Wed)
    記事番号: 
    2
  • AIG救済とウォール街による乗っ取り: マット・タイビが彼の記事「救済措置を利用して政府を乗っ取ろうとしている ウォール街インサイダー達のやり方」を語る

    ローリングストーン誌の最新号で、ジャーナリストのマット・タイビが、AIG問題の真相を探っています。彼は記事の中で「世界規模の経済破たんと救済措置は、一種の革命、クーデターだ」と書いています。 またこれにより、「彼らは数十年にわたって雪だるま式にふくらんでいた政治的傾向をゆるぎないものにした。つまり、少人数の広い人脈を持ったウォール街のインサイダー達が政府を乗っ取ったのだ。彼らは金で選挙を左右し、影響力を買い、金融規制を組織的に弱体化させてきたのだ」と言っています。

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    dailynews date: 
    2009/3/25(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 報告:オバマの誓約にもかかわらず、戦闘部隊がイランに残留

    約4週間前の2月下旬、オバマ大統領は 2010年8月までにイラクの米軍戦闘部隊を撤退させると表明しました。しかし、オバマの誓約にもかかわらず、米国はイラク内に複数の部隊を残し、名前を変えて活動させる予定であることを示す新たな証拠が明らかになりました。インタープレスサービス(IPS)の調査報道記者ガレス・ポーターは、現在イラクに駐留している戦闘部隊の一部は2010年8月以降も残留し、“顧問援助団”のような名前に変えられるだろうと述べています。

    dailynews date: 
    2009/3/26(Thu)
    記事番号: 
    3
  • アフガニスタン国民はオバマ大統領に軍隊ではなく援助・支援を求めている

    オバマ大統領は27日、アフガニスタン国家警察の拡大と強化に焦点を当てた改訂版アフガニスタン戦略を明らかにする予定です。この改定政策では、同国南部で増大するタリバンの影響力に対抗するため、さらに多くの米軍を派遣すると見られています。民間団体コープウォッチ(CorpWatch )の運営編集長で、最近アフガニスタンを訪れたばかりのプラタップ・チャタジーから話を聞きます
    dailynews date: 
    2009/3/26(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 高利貸しの国:給料日貸付が数百万の中産階級米国人を借金づけにしている

    カリフォルニア、オハイオ、サウスカロライナ、ミズーリ、ワシントン等を含む米国各州の議員と州当局は、「給料日貸付」として知られ問題となっている行為を厳しく取り締まろうとしています。「給料日貸付」とは、未来の日付で振り出された小切手を担保にした短期のローンまたはキャッシングサービスの総称です。こうしたローンの年利は最高で400パーセントにもなり、最も高いクレジットカードの金利の10倍にもなります。給料日貸付は、今では、400 億ドル規模の産業になっており、そうした貸付を行う店の数は2万2000以上あります。ジャーナリストのダニエル・ブルックから、彼がハーパー誌で発表した記事Usury Country(「高利貸しの国」)について聞きます。また、センター・フォー・リスポンシブル・レンディング(責任ある貸付のためのセンター)のジナ・グリーンからも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2009/3/26(Thu)
    記事番号: 
    1
  • スリーマイル島 米史上最悪の原発事故から30年

    30年前の3月28日、ペンシルベニア州ハリスバーグのスリーマイル島原子炉が故障し、炉心溶解を起こして放射性物質が放出されるに至りました。これは米国史上最悪の原発事故です。この事故は米国の原発議論に油を注ぎ、その熱い議論は現在も続いています。反原発運動家のハービー・ワッサーマンに話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/3/27(Fri)
    記事番号: 
    4

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