デイリーニュース

  • 労使激突 組合結成障壁の緩和法案をめぐって

    被雇用者自由選択法をめぐり、労働組合と企業が熾烈な争いを始めようとしています。法案は労働者が組合を組織するのを容易にするためのもので、もし可決されればこれまでの全米労働関連法を修正して労働者の過半数がカードや請願書に署名すれば組合を結成できるようになります。米国労働総同盟産業別組合会議(AFL-CIO)のスチュワート・アカフとヘリテージ財団のジェイムズ・シャークに議論を闘わせてもらいます。
    dailynews date: 
    2009/3/13(Fri)
    記事番号: 
    3
  • エルサルバドル大統領選挙迫る 米共和党が左翼FMLNの当選をふたたび牽制

    米共和党の下院議員2人が3月15日に控えたエルサルバドルの大統領選挙をめぐって脅迫めいた発言をしています。アリゾナ州選出のトレント・フランクスとインディアナ州選出のダン・バートンの2議員が12日、もしこの左翼FMLN(ファラブンド・マルティ民族解放戦線)が勝利するようなことがあれば、米国に住むエルサルバドル出身者は移民の身分と本国への送金権を失うことになると発言しました。世論調査ではいまのところFMLNが、米政界と長い間深い関係を持つ右翼ARENA(国民共和同盟)を破るとされています。

    dailynews date: 
    2009/3/13(Fri)
    記事番号: 
    2
  • オバマ大統領 メキシコ国境への州兵配備を検討 麻薬戦争エスカレート

    メキシコの麻薬取り締まり強化による暴力事件多発に対応して、オバマ大統領はメキシコ国境への州兵の展開を検討しています。メキシコでは過去一年で、麻薬関連の暴力事件で7000人以上が殺害されています。メキシコで麻薬戦争が激化しているのは、米国内で簡単に手に入るカラシニコフ(突撃用ライフル)などの武器が麻薬密売組織に流れているのが大きな原因です。国際政策センターのローラ・カールセン、ニューヨーク大学教授で作家のグレッグ・グランディン、銃犯罪予防のためのブレイディ・センターのポール・ヘルムキに座談会をお願いしました。
    dailynews date: 
    2009/3/13(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ブルドーザーの下敷きになった平和活動家、故レイチェル・コリーの両親がガザ地区へ 死後6年を経た娘の思い出を語る

    米国の平和活動家レイチェル・コリーがガザ地区ラファハでイスラエル軍のブルドーザーに轢かれて死亡してから、3月16日で6年が過ぎました。殺害時、彼女はエジプトとの国境線付近でパレスチナ人の住居が破壊されるのを防ごうとしていました。先週Democracy Now!のプロデューサー、アンジャリ・カマトとビッグ・ノイズ・フィルムズ(Big Noise Films)の映画製作者ジャッキー・スーヘンが、女性の平和代表団、そしてレイチェルの両親シンディ・コリーとクレイグ・コリーと共にガザ地区を訪問しました。両親は現地で娘の思い出や、パレスチナ人の苦しい境遇について語りました。

    dailynews date: 
    2009/3/16(Mon)
    記事番号: 
    3
  • イスラエル軍が米市民に発砲、米総領事「調査報告を待つ」

    

カリフォルニア州オークランド出身の米国人活動家トリスタン・アンダーソンが13日、イスラエル軍兵士によって頭部に催涙ガス弾を撃ち込まれ、重体となりました。ヨルダン川西岸地区にあるニリン村では「分離壁」建設に反対する非暴力の抗議行動が行われており、アンダーソンは一週間にわたる抗議行動の終わりに銃撃を受けました。37歳のアンダーソンは14日に脳外科手術を受け、右前頭葉の一部と粉々になった骨片を摘出しました。しかし依然として危篤状態にあります。テルアビブの病院でアンダーソンのパートナーであるガブリエル・シルバーマンに話を聞きました。また同市の米国総領事、アンドリュー・パーカーにも話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/3/16(Mon)
    記事番号: 
    2
  • エルサルバドル大統領選、左派FMLNのマウリシオ・フネスが勝利 20年続いた保守政権に終止符

    
エルサルバドルで大統領選挙が行われ、かつての反政府勢力ファラブンド・マルティ民族解放戦線(FMLN)のマウリシオ・フネス候補が勝利し、20年続いた保守政権に終止符が打たれました。フネスの得票率は51%で、右派の与党「国民共和同盟」(ARENA)出身のロドリゴ・アビラの49%を上回りました。アビラは15日に敗北を認めました。 FMLNは、かつて米国の支援を受けた軍事政権に対して抵抗運動を展開した反政府ゲリラ組織の連合体です。エルサルバドルでは18年間にわたる内戦で7万人以上の死者が出ましたが、その多くは政府軍や右派民兵組織によって殺害された一般市民です。

    dailynews date: 
    2009/3/16(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 離任後初の旅行でカナダに向かうブッシュ前大統領を逮捕あるいは国外追放するよう、カナダの法律家グループが呼びかけ

    ジョージ・W・ブッシュ前大統領は、3月17日、大統領職離任後初の海外訪問でカナダに向かいますが、カナダの法律家グループがブッシュのカナダ入国阻止を試みています。団体、ロイヤーズ・アゲンスト・ウォー(反戦法律家の会)は、海外の収容所での拷問の使用を容認したことで、ブッシュを追放あるいは拘束すべきだと語っています。 また同団体は、カナダ当局がブッシュ入国を拒否しないのであれば、戦争犯罪と人道に対する罪でブッシュを逮捕し裁判にかけるべきだと言っています。
    dailynews date: 
    2009/3/17(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 『ムスリム世界に取り組んで』 中東研究者フアン・コールが語る、イラク、アフガニスタン、パキスタン、イスラエル

    米‐中東問題を長年にわたって分析してきたミシガン大学歴史学教授、フアン・コールが、イラク撤退計画、アフガニスタンでの戦争拡大、パキスタン国内での無人機による爆撃の継続、イスラエルと占領地に対する米国の政策などなど─オバマ政権下の米外交政策について徹底的な検討を行います。コールの新著Engaging the Muslim World(『ムスリム世界に取り組んで』)は3月17日に発売されます。

    dailynews date: 
    2009/3/17(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 不景気の最大の被害者は有色人種コミュニティ

    米政府の公的資金による救済を受けた大手保険会社AIG幹部への巨額ボーナス支給が人々の怒りをかきたて、今回の経済破綻で利益を得るのは誰かという疑問が再び注目を集めています。番組では、経済破綻でもっともひどい打撃を受けている人々、すなわち全米の有色人種コミュニティに注目します。センター・フォー・ソーシャル・インクルージョン(包括的社会センター)が最近発表した報告書によると、有色人種コミュニティは、施設整備費用、雇用創出、その他の主要な公共サービスのいずれにおいても、あいかわらず過度に少ない供給しか受けていません。報告書作成者たちは、連邦政府が景気刺激策として計上している額のうち数十億ドルを有色人種コミュニティが必要とするものに重点的に支給するよう、政府に要求しています。
    dailynews date: 
    2009/3/17(Tue)
    記事番号: 
    1
  • マーク・ダナー 「ブッシュは囚人への拷問に関してウソをついた」

    赤十字国際委員会は2年前の非公開報告書で、ブッシュ政権による囚人の扱いはジュネーブ条約に違反する「拷問にあたる」との判断を下していました。この事実はCIAの極秘収容施設で拘束されていた人たちへの聞き取り調査で明らかになったものです。作家でジャーナリストのマーク・ダナーがニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス誌で同報告書のかなりの部分を公表したため初めてわかったことです。赤十字国際委員会は、CIAの収容所に拘禁されていた14人の証言 による虐待の詳細が驚くほど一致していると報告しています。 虐待には殴打、睡眠剥奪、極度の高温あるいは低温状態の強制、そして時には水責めもありました。

    dailynews date: 
    2009/3/18(Wed)
    記事番号: 
    2

Pages