デイリーニュース

  • 世論の厳しい非難にさらされ、議会はAIGへの救済資金からボーナスとして支払われた数百万ドルの回収を表明 それなら税金による莫大な救済資金そのものを回収したら?

    保険業界大手のAIGが税金による巨額の救済金を受けながら幹部社員に各100万ドル級のボーナスを支給していたことで、世論の怒りが高まっています。これに応えて連邦議員たちは、注入した公的資金からボーナス分を回収すると表明しています。しかし合計1億6500万ドルに達する幹部へのボーナス支給額も、AIG救済に投じられる公的資金の大きさに比べれば微々たるものです。消費者運動家のラルフ・ネーダーと経済学者でアメリカン・プロスペクト誌の共同創設者で共同編集長であるロバート・カトナーに話を聞きます。カトナーは「ガイトナー財務長官はオバマ政権にとってのマイナス要因となっているので、あと2カ月以内に辞めるだろう」と言っています。
    dailynews date: 
    2009/3/18(Wed)
    記事番号: 
    1
  • タリク・アリが語るパキスタンにおける人民の勝利、オバマのアフガン戦争拡大、米軍によるイラク占領の6年間

    市民の激しい抗議を受け、パキスタン政府が、一度解任した最高裁長官イフティカル・チョードリーを復職させたことについて、The Duel: Pakistan on the Flight Path of American Power(『対決:米国覇権の経由地パキスタン』)の著者で、パキスタン系英国人作家のタリク・アリの意見を聞きます。また、アリが「不可解」と表現するオバマ大統領による米軍のアフガニスタン占領の拡大と、米軍のイラク侵攻6周年についても話を聞きます。
    dailynews date: 
    2009/3/19(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 経済不安の中、タリク・アリが求める「社会主義の再考」

    英国の作家タリク・アリは、この金融危機に際して、米国は社会主義を論じることをタブー視するのをやめるべきだと訴えています。アリは南米の大衆運動が、社会医療保険などの変化を求める上で米国の活動家らが追随するモデルになると述べています。
    ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2009/3/19(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「犯罪者にはボーナスをやるのではなく、さらし者にするべき」:ベテランジャーナリストのロバート・シーアが語るAIGのボーナス、“裏口救済”、オバマがガイトナーとサマーズを解雇すべき理由

    米議会に現れた保険大手AIGの最高経営責任者エドワード・リディは、なぜ経営破たんした同社が1700 億ドルの公的資金投入を受けた後、1億6500 ドル超のボーナスを支給するのか繰り返し問われました。オバマ政権は激しい怒りをあらわにしていますが、一部の当局者がボーナス支給について数ヶ月間知っていたことを示す具体的な詳細も明らかになっています。一方、AIGが何百億ドルもの公的資金を複数の他の銀行に注ぎ込んでいるという、より大きな不祥事かもしれない事実についてはまだほとんど注目されていません。ベテランジャーナリストで、政治系ウェブサイト『トゥルース・ディグ』の編集者ロバート・シーアから話を聞きます。彼は近刊予定の The Great American Stickup: Greedy Bankers and the Politicians Who Love Them(『米国の大強盗:欲深い銀行員たちと彼らを愛す政治家たち』)の著者でもあります。
    dailynews date: 
    2009/3/19(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 3万人の米ハイチ移民強制送還をやめさせようとニューヨークの入国管理事務所前で抗議行動へ

    在米ハイチ人団体がニューヨークにある入国管理機関の移民税関捜査局前で20日にデモを行おうと呼びかけています。オバマ政権に対し、ハイチへの強制送還の恐れのある在米3万人の無届けハイチ移民に、ただちに仮在留資格を与えるように求めるものです。トランスアフリカ創始者の作家で活動家ランダル・ロビンソンに話を聞きます。近著にAn Unbroken Agony: Haiti, from Revolution to the Kidnapping of a President(『終わらない苦悶:ハイチ、革命から大統領誘拐まで』)があります。

    dailynews date: 
    2009/3/20(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「イスラエル軍の砲弾で娘と姪4人が殺された」 平和活動家のパレスチナ人医師が語る

    パレスチナの婦人科医で平和活動家のエゼルディーン・アブ・アルアイシュが、ガザ地区のジャバリアにある自宅でデモクラシー・ナウ!のアンジャリ・カマットとビッグノイズ・フィルムズのジャッキー・スーヘンに話をしてくれました。2カ月前その家はイスラエル軍の砲弾を受け、彼の娘3人と姪の計4人が死亡したのです。娘たちの部屋の跡を歩きながら、彼は攻撃の残骸を指差しました──血に染まった壁や本や衣服、彼女たちの描いた絵、かつて窓だった大きな穴、焼けただれたコンピューターの残骸、ねじくれた金属片、めちゃくちゃになった食器棚、割れたガラス、そして榴散(りゅうさん)弾の破片。
    dailynews date: 
    2009/3/20(Fri)
    記事番号: 
    2
  • イスラエル政府内部調査を約束 ガザ攻撃での民間人殺害やルーズな交戦規定を兵士が証言したため

    2008年末から22日間続いたパレスチナ自治区ガザ攻撃におけるイスラエル軍の行動について、イスラエル軍法務将官が初めて刑事捜査を求めました。攻撃に参加したイスラエル兵たちが、交戦規定のずさんさや非武装の市民に発砲したこと、故意に財産を破戒したことなどを証言したのを受けて出されたものです。ガザに住むイスラエル紙「ハーレツ」の記者アミラ・ハスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2009/3/20(Fri)
    記事番号: 
    1
  • ダム政治:インドを代表する活動家メダ・パトカール、企業による水資源支配を語る

    インドで最もよく知られ、人々に最も愛されている社会活動家の一人、メダ・パトカールに話を聞きました。メダは、ナルマダ救済運動と NAPM(National Alliance of People's Movements)の設立に尽力した中心的な人物です。彼女はナルマダ川のサルダル・サロバルダム建設計画に反対した非暴力運動を、20年以上に渡って展開しました。現在も彼女は、同建設計画で既に家を失った人々や、強制退去に直面している人々ら、約30万の住民の権利のために闘争を続けています。パトカールはいくつかの大規模な集会、デモ、ハンストを組織し、また長期間の刑務所での生活や、警察による暴力も経験しましたが、活動を通して数々の重要な功績を残しています。
    dailynews date: 
    2009/3/23(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 水に関する権利の活動家ら、世界水フォーラムを「水資源の私有化を促進する企業見本市」と非難

    
「世界水の日」の22日は、トルコのイスタンブールで一週間開催されていた世界水フォーラムの最終日でした。現在、世界の10億人以上の人々がきれいな水を手に入れることができず、公衆衛生に必要な水が不足した環境にある人は25億人に上っています。そうした中で行われたこのフォーラムでは、水資源政策についての議論が交わされました。しかし、農村部の貧困者や環境活動家、および組合労働者を代表するオルタナティブなグループの「市民水フォーラム(People’s Water Forum)」の活動家たちは、「世界水の日」の公式行事は、本質的な問題に取り組まない企業主導の不正行為で、企業による水資源の私有化を促進していると激しく非難し、よりオープンで民主的、そして透明性のあるフォーラムを求めました。
    ★ 字幕動画はこちら

    dailynews date: 
    2009/3/23(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「ゾンビ的アイデアが勝利してしまった」ポール・クルーグマン、財務長官による1兆ドル規模の銀行不良資産の買い取り計画を語る

    ティモシー・ガイトナー財務長官は23日、最大1兆ドルの住宅ローンを含む不良資産を買い取る計画を発表する予定です。不良資産を買い取ることで、政府はヘッジファンド、非公開投資会社そして政府系投資ファンドに救いの手を差し伸べる予定です。オバマ政権は、この計画は官民が協力して実行されるものだと説明しています。しかし実際は、買い取り額の大半は政府によって支払われます。ノーベル経済学賞受賞者で、ニューヨーク・タイムス紙のコラムニストのポール・クルーグマンに話を聞きました。
    dailynews date: 
    2009/3/23(Mon)
    記事番号: 
    1

Pages