デイリーニュース

  • クリス・ヘッジズ 9・11と『破壊と反抗の日々』に描かれた米国の経済破綻地域について

    新刊Days of Destruction, Days of Revolt(『破壊と反抗の日々』)の中で、ジャーナリストのクリス・ヘッジズとイラストレーターのジョー・サッコは、人間と天然資源が利用され、その後見捨てられた“生け贄地帯” である米国の最貧困地域を検証しています。ニューヨークタイムズ紙の元通信員のヘッジズは、9。11攻撃直後からグラウンド・ゼロで報道を続けました。 2002年、ニューヨークタイムズ紙が世界的テロの報道でピュリッツァー賞を受賞したとき、彼は同紙の取材記者チームの一員でした。過去10年、彼は米国 の状況を記録する有数の人材の一人になりました。9.11から11周年の今日、ヘッジズに9.11事件と米国の経済破綻地域を巡る旅について話を聞きます。「米国社会の中の最も反動的な勢力が、対テロ戦争の不安をあおり、かつて共産主義の脅威をあおったのと同じように、合法的な反体制派や権力構造への異論をことごとく押しつぶすための道具として利用してきたのです」と、ヘッジズは言います。

    dailynews date: 
    2012/9/11(Tue)
    記事番号: 
    4
  • クリス・ヘッジズ シカゴ公立校教員ストの重要性と民主党の責任を語る

    シ カゴの公立校の教員ストライキが2日目を迎える中、ジャーナリストで作家のクリス・ヘッジズに話を聞きます。 「シカゴの教員ストライキは、おそらくここ 数十年で最も重要な労組活動の一つであると言っていいでしょう」と、ヘッジズは言います。「今回勝利を得なければ、労組攻撃のために用意された雛形が全国で実行に移され、他の教員組合や消防隊員や警察官などの組合も標的になります。労働運動の最後の砦である公共部門労働者が攻撃されるのです」。ヘッジズはさらに、こう続けます。「反逆と抵抗のパラメータを決めるのは、いつも支配階級です。シカゴのストライキは、伝統的な労働運動と民主党がともに信用を失墜していることを明らかにしています。だからこそ、オキュパイ運動が非常に重要なのです」。ヘッジズは、イラストレーターのジョー・サッコとの共著Days of Destruction, Days of Revolt(『破壊と反抗の日々』)を発表したばかりです。

    dailynews date: 
    2012/9/11(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 企業化した教育改革に反対し、シカゴの教員ストライキで数千人が集結

    公立校の教員らが25年ぶりのストライキに入り、シカゴの公立校は休校2日目を迎えています。シカゴではオバマ大統領の首席補佐官を務めた有力市長ラーム・エマニュエルが推進する教育改革をめぐって、およそ3万人の教員と補助職員らがストライキを行っています。9月10日には教員、保護者、学生ら数万人が、オバマ大統領の地元であるシカゴの街頭でデモ行進しました。シカゴから、デモラクシー・ナウ!の通信員ジャイサル・ヌーアに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/11(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ドン・シーゲルマン元アラバマ州知事 :刑務所に戻る数時間前にカール・ローブと魔女狩りについて語る

    収賄罪で6年の実刑判決を受けたドン・シーゲルマン元アラバマ州知事が9月11日、 服役を再開するため連邦刑務所に戻りました。この有罪判決には異論が多く、政治的魔女狩りになぞらえられてきました。シーゲルマンや支持者たちは、彼は共和党が大多数を占めるアラバマ州で民主党に属していたためはめられたと主張します。そこに一枚かんでいたと言われるのはブッシュ政権下のカール・ローブ元大統領次席補佐官です。「誰も、犯罪ではないことで刑務所に行きたいはずがありません。それがカール・ローブによって仕組まれたものなら尚更です」と、シーゲルマンはコメントしました。「ブッシュ政権下で8人の連邦検察官が、政治的な動機で訴追するのを拒んだためローブ補佐官によって解雇されたことは誰もが覚えています。そして、ブッシュが任命しローブがチェックしたアラバマ州の連邦検察官が、政治的な訴追を行ったのです」。シーゲルマンはすでに9カ月以上の刑期を済ませています。1カ月は独房監禁、3週間は凶悪犯用の刑務所で過ごしました。服役するために刑務所に戻る数時間前のシーゲルマンに、ニューオーリンズのホテルの部屋で話を聞きました。

    dailynews date: 
    2012/9/11(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 見過ごされたパラリンピックの活力と多様性:障害者スポーツの推進者で選手のイーライ・ウォルフが語る

    164か国から選手4200人が集結し、全種目のチケットは開幕前から売り切れになるほどのスポーツの祭典にもかかわらず、過去最大規模のパラリンピックはニュースのトップで紹介される機会がほとんどありませんでした。中継を行った米放送局NBCは五輪を余すところなく放送したのに対し、パラリンピックはスポーツチャンネルの4時間のダイジェスト番組放送のみでした。パラリンピックは1948年に第二次世界大戦の英国退役軍人らによって始められ、以来世界レベルの競技者とインクルーシブの精神で知られる国際競技会にまで成長しました。教授であり、2003年の国連障害者の権利条約(United Nations Convention on the Rights of Persons with Disabilities)の起草を手伝い、今も第一人者として知られる元パラリンピックサッカー代表選手のイーライ・ウォルフに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/10(Mon)
    記事番号: 
    5
  • 「オースティンを占拠せよ」に覆面警察官、活動家に機材提供し訴追の決め手に

    「ウォール街を占拠せよ」はまもなく1周年記念を迎えようとしていますが、「オースティンを占拠せよ」のメンバーは去年12月のデモの後、重罪で逮捕されることになったのは彼らのグループに潜入した刑事が持ち込んだ機材が直接の原因だったということを突き止めました。活動家たちは、抗議運動に向けて警察当局が設計、組み立て、提供したポリ塩化ビニルのチューブの両側から腕を入れ、仕込んであるカギをつかってとめ、スクラムを組みました。オースティンからは「オースティンを占拠せよ」のメンバーで12月のデモで重罪の罪に問われているロニー・ガルザに、ヒューストンからは米法律家ギルド(National Lawyers Guild)の弁護士で元アメリカ自由人権協会テキサス州会長のグレッグ・グラッデンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/10(Mon)
    記事番号: 
    4
  • シカゴ教員ストライキ、オバマ政権の教育改革方針に対する住民投票の前触れとなるか

    国内で3番目に大きい学区のシカゴで起きている対立で教員がオバマ大統領の元首席補佐官であるラーム・エマニュエル市長に立ち向かっています。シカゴで問題となっている多くの政策が、元シカゴ公立学校責任者のアーン・ダンカン教育長官によって全国規模で推進されている中、エマニュエルは現在もオバマ大統領と緊密な関係を保っています。イリノイ大学シカゴ校の教育学部と政策研究学部の教授で「教育の平等と正義の協調(Collaborative for Equity and Justice in Education)」の責任者で、「社会正義を求める教員」メンバーのポーリーン・リップマンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/10(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ストライキの教員と保護者ら、シカゴの「企業的」教育モデル反対陣営に参加

    シカゴで決行されている教員のストライキについて、シカゴ市ノース・グランド高校教員でストライキを率いる「社会正義を求める教員(Teachers for Social Justice)」メンバーのフィル・カンターと、シカゴの公立学校に2人の子どもを通わせている母親で、草の根団体「教師のための保護者(Parents 4 Teachers)」メンバーのローダ・ラエ・グティエレスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/10(Mon)
    記事番号: 
    2
  • シカゴ公立学校教員、教育改革で市長ラーム・エマニュエルと衝突 歴史的ストライキを決行

    10日、ラーム・エマニュエル市長が推進する教育改革をめぐり、労組幹部と国内で3番目に大きい学区とが合意に達することが出来ず、シカゴ公立校の教員と補助職員ら2万9000人以上がストライキを決行しました。これは過去25年間でシカゴで決行された初の教員によるストです。医療補助額、教員評価システムの構成、雇用保障などが未解決事項となっています。オバマ大統領の元首席補佐官であるエマニュエルは教員の評価と学生の標準テストの結果を関連付けたいと考えています。シカゴでのストライキについて労組幹部、教員、保護者それぞれに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/10(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ミシガン州の前知事ジェニファー・グランホルム 「ロムニーの世界では 人より機械が先」

    民主党全国大会最終日の6日、注目された演説の1つがミシガン州前知事のジェニファー・グランホルムの熱弁でした。「(ロムニーは)どうやってあの富を築いたのか? だれのおカネで?」とグランホルムは聴衆に問いかけます。「もっぱら中流アメリカ人を犠牲にして富を築いたのです。年がら年中、彼にとっては人間よりも利益が先なのです」

    dailynews date: 
    2012/9/7(Fri)
    記事番号: 
    6

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