デイリーニュース

  • 公民権運動の象徴ジョン・ルイス下院議員に聞く オバマ再選と投票権を守る戦い

    シャーロットでの民主党全国大会最終日の6日夜、多くの演説者の中に公民権運動で有名なジョージア州選出の下院議員ジョン・ルイスがいました。1960年代、ルイスは40回以上も逮捕され、殴打されて瀕死の重傷も負いました。学生非暴力調整委員会(SNCC)の議長をつとめ、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアとともにデモ行進をしたり、フリーダム・ライド(自由のための乗車運動)を手伝ったり、ロバート・ケネディの大統領選挙運動を支援したり、1963年には有名なワシントン大行進で演説したりもしたからです。

    dailynews date: 
    2012/9/7(Fri)
    記事番号: 
    5
  • 駐米南ア大使エブラヒム・ラスールが語る オバマ 鉱山労働者 米国のイスラム嫌悪症

    オバマ大統領が2期目を目指す中、アフリカの声に耳を傾けましょう。南アフリカ共和国の駐米大使エブラヒム・ラスールはかつてネルソン・マンデラとともに投獄されました。ラスール大使に、オバマの大統領1期目、アフリカの軍事化、イスラム嫌悪症、また最近起きた南ア鉱山ストライキで36人のスト労働者が警察に殺された事件、そして2006年に当時上院議員だったオバマと会った時のことなどを聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/7(Fri)
    記事番号: 
    4
  • オバマの指名受諾演説 環境を守りながらの米経済再生を約束

    オバマ大統領は6日夜、民主党全国大会の締めくくりに指名受諾演説を行い、環境を守りながら米国の経済問題を解決すると約束しました。オバマは2012年のこの選挙は気候変動との戦いのカギを握るものだとし、地球温暖化を作り話だと言う共和党を批判しました。もっとも、天然ガスの掘削とクリーン・コール(環境に悪影響を及ぼさない石炭利用技術)は支持しています。

    dailynews date: 
    2012/9/7(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「たちが悪い」のか革新派の最良の選択か? オバマ大統領の一期目を討論

    オバマ大統領が民主党の候補指名を受諾し、次の4年間の続投を狙います。彼の政治についてブラック・アジェンダ・リポートのグレン・フォードと、ジョージタウン大学教授で多数の著書を持つマイケル・エリック・ダイソンの討論をお届けします。フォードはオバマのことを、右翼の政策を取りこんで反対意見を中和してしまうので「もっとたちが悪い」と言います。一方でダイソンは、オバマは米国の政治システムの制約の範囲内で進歩的な変革をもたらすための最善かつ当然の選択だと主張します。

    dailynews date: 
    2012/9/7(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 民主党全国大会 オバマが再選を目指し受諾演説 変革にはまだ時間が必要と訴え

    オバマ大統領が6日夜、民主党の次期大統領候補の指名を受諾し、2008年の選挙公約だった「変革」にはあと4年が必要だと訴えました。「みなさんがもし、この国が約束するものが少数者だけに占有されることを拒むのであれば、その声をこの選挙に響かせなければならない」とオバマは演説しました。

    dailynews date: 
    2012/9/7(Fri)
    記事番号: 
    1
  • MSNBCのメリッサ・ハリス=ペリーと活動家ケビン・アレグザンダー・グレイ オバマ大統領のこれまでの仕事と再選について語る

    オバマ大統領が民主党大統領候補の指名を受ける準備が進む中、チューレーン大学政治学教授で、「南部のジェンダー、人種、政治に関するアンナ・ジュリア・クーパープロジェクト」(Anna Julia Cooper Project on Gender , Race , and Politics in the South)の創設者、MSNBCで番組「メリッサ・ハリス=ペリー」の司会も務めるメリッサ・ハリス=ペリーと、公民権活動家でコロンビア州、サウスカロライナ州で地域運動を組織している、Waiting for Lightning to Strike : The Fundamentals of Black Politics(『落雷を待つ:黒人政治の原理』)の著者、ケビン・アレグザンダー・グレイの2人に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/6(Thu)
    記事番号: 
    6
  • 民主党政治資金提供者グループ オバマ大統領選挙運動で気候変動の言及なしなら資金援助打ち切り

    民主党への資金提供者のグループが、気候変動に関してもっと言及しない場合、オバマ大統領の再選に向けての選挙活動への経済的支援の一部を打ち切ると発表しました。およそ100の資金提供者らは、8月最終週にタンパで共和党の対立候補ミット・ロムニーが指名受諾演説の中で気候変動問題をばかにする発言をしたことに対し、オバマ大統領は真っ向から反論するべきだと主張しています。また、オバマ大統領は、6日の指名受諾演説を通じて、気候変動に積極的に取り組むという2008年の選挙の公約を再び主張するよう求められています。政治コンサルタントで、コンサルティング会社ブレイクスルー・ストラテジー&ソリューション代表のベッツィ・テイラーに話を聞きます。彼女は支援を打ち切ると表明している政治資金提供者のグループと仕事をしています。

    dailynews date: 
    2012/9/6(Thu)
    記事番号: 
    5
  • 民主党全国大会 「エルサレム投票」を強行 民主党全国大会 「エルサレム投票」を強行 民主党は共和党に綱領を左右されているという批判の声

    5日、民主党主導部が「神」という言葉を口にし「エルサレム全域はイスラエルの首都である」という見解を復活させ党綱領をごり押しで修正したため、民主党全国大会で論争が起こりました。問題となっている文言は2008年に綱領に盛り込まれていましたが、今週始めに可決された2012年の民主党政策綱領からは削除されていました。民主党全国大会議長のロサンゼルス市長アントニオ・ビラライゴサが、発声投票を発動、3分の2の多数をもって、これらの文言の回復が決まりましたが、これにはオバマ大統領からの強い要請があったと言われています。ビラライゴサは明らかに修正の即時決定を予定していたようですが、「反対」という声がとても大きかったため、結局彼は3回投票を促さなければなりませんでした。アラブ系アメリカ人協会会長で民主党全国大会の幹部代議員ジェームズ・ゾグビーに話を聞きます。また、ニューヨーク州選出ジェロルド・ナドラー下院議員、米国議会初のイスラム教徒議員、ミネソタ州選出キース・エリソン下院議員、ミシガン州民主党代表イスマエル・アーメッドにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/6(Thu)
    記事番号: 
    4
  • NAACPベン・ジェラス 後退の危機にある投票権闘争の成果とそれが2012年大統領選の結果にもたらすもの

    半世紀以上の歴史の中で、投票権に対して立法府が仕掛ける最大の攻撃の波とも呼ばれている事態について 全米黒人地位向上協会(NAACP)代表ベン・ジェラスに話を聞きます。人口動態の推移により南部の有権者の票の重みが増しているなか、元南部同盟の11州のうち8州が2010年の選挙以降、投票に制限を加える法案を可決しています。これらの動きを推進してきた共和党は、投票者に民分証明書の提示を求める諸法は不正投票を防ぐのに役立つと説明しています。しかし、これらの動きは正式な身分証明をもっていない投票者を排除しようとするものであり、そのような有権者の多くは一般に民主党支持者だとし、政治的策略だと批判する人もいます。

    dailynews date: 
    2012/9/6(Thu)
    記事番号: 
    3
  • 公正賃金法に名を残したリリー・レッドベター:差別の被害者から公正賃金運動の中心人物へ

    リリー・レッドベター公正賃金法(Lilly Ledbetter Fair Pay Act)は、グッドイヤー・タイヤ&ラバー社で19年間男性従業員と同じ仕事をしていたにもかかわらず、40パーセントも少ない賃金を貰っていた女性従業員からその名前を取りました。レッドベターはグッドイヤー社に対し、賃金差別の訴訟を起こしましたが、最高裁判所は提訴が遅すぎたという理由で、訴えを退けました。5日の民主党全国大会で演説を行ったレッドベターに、職場内差別の被害者からオバマ大統領が最初に署名をした法案に名を残すまでの道のりを聞きます。

    dailynews date: 
    2012/9/6(Thu)
    記事番号: 
    2

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