講演旅行で米国を訪れる予定だった著名な人権保護運動家オマール・バルグーティが、ビザを持っていたにもかかわらずトランプ政権に入国を拒否されたことをうけ、その説明を求める批判の声が上がっています。バルグーティは、イスラエルに国際法の順守とパレスチナ人の人権尊重への圧力をかける国際的運動、「ボイコット、投資引き上げ、制裁運動」(Boycott, Divestment and Sanction, BDS)の共同創始者です。バルグーティは、4月10日にテル・アビブのベン・グリオン空港に到着した際、米国が入国を拒否していると告げられました。しかし詳細についての説明はありませんでした。バルグーティと彼の支持者たちは、この措置は彼のBDS運動とのかかわりが原因だとし、ある種の「マッカーシズム的弾圧」だと呼んでいます。ラマラにいるオマール・バルグーティに、米入国禁止措置、BDS運動の拡がりとそれを潰そうとする動き、ベンヤミン・ネタニヤフが5期目の首相に選ばれたイスラエルの選挙について話を聞きます。