編集会議

DNJクラウドファンディング第2弾企画(詳細はこちら)それぞれの放送について順次、紹介しています。これは今年4月9日に放送された、アルンダティ・ロイと共にインドの政治の現状を考える長編インタビューです。

インドは全体主義への道を歩むのか? アルンダンティ・ロイと新著

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DNJクラウドファンディング第2弾企画(詳細はこちら)それぞれの放送について順次、紹介しています。これは今年4月22日に放送されたアースデイ特別番組です。 

アースデイ特番 映画「激しい緑の炎」でたどる環境運動の世界的な拡大

境保護運動の歴史をたどります。大手化学工場を相手に公害訴訟を起こしたニューヨーク州の主婦たち、アマゾンの熱帯雨林を保護するブラジルの天然ゴム採取労働者、メディアを重視する戦術をとった環境団体グリーンピー...

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DNJクラウドファンディング第2弾(詳細はこちら)それぞれの放送について順次、紹介しています。これは今年5月6日に放送された番組です。 

黒人解放運動をとらえた貴重な映像 「ブラックパワー・ミックステープ ~アメリカの光と影」

デモクラシー・ナウ!は、ブラック・ヒストリーやブラック・コミュニティにとって、貴重な記録や証言の宝庫です。2014年5月6日に放送されたダニー・グローヴァーとキャサリン・クリーバーのインタビュー...

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DNJクラウドファンディング第2弾企画(詳細はこちら)それぞれの放送について順次、紹介しています。これは今年5月14日に放送されたグレン・グリーンウォルドへのインタビューです。 

『暴露―スノーデンが私に託したファイル』 長編インタビュー後編

グレン・グリーンウォルドの新著『暴露―スノーデンが私に託したファイル』は、NSA(米国国家安全保障局)の監視活動に関するエドワード・スノーデンの内部告発とその後の大騒動について当事者が語っ...

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 フリーダム・サマーから50年。ミシシッピ州に行ってきました。名だたる奴隷制と根強い人種差別でアメリカの南部諸州の中でもとりわけおどろおどろしいイメージをふりまいてきた州です。面積は北海道と四国を合わせた広さ。人口は300万人弱。最大の都市である州都ジャクソンですら、人口は17万という少なさです。州の半数を超える人々が農村(rural)地帯にばらばらと住み、かといって農業でもうけているというわけでもなく、州の平均家計収入は約3万6000ドル、全米50州の最下位にとどまっています。 

コンラッドの『闇の奥』、中上健次の熊野、フォークナーの『八月の光』...

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みなさま、いつもお力添えをありがとうございます。

1月のエイミー来日のクラウドファンディングの成功をふまえて、Ready Forのご協力を得たクラウドファンディング第2弾のお知らせです。さまざまな形でのボランティアに支えられたDNJの活動ですが、どうがんばっても限りがあります。字幕をつけてより多くの方々にお伝えしたいセグメントはどっさりなのに、泣く泣く見送ってきたものもどっさり。そこで、こんな形の資金集めを考えました。ぜひ、情報を拡散してください。そして、日本語字幕プロジェクトを支えてください。

プロジェクトの紹介

【みなさんの投票で字幕を付ける3本の動画を決定します...

ニューヨーク便り

両親の生まれ育った故郷(ふるさと)と呼べる土地が、遥か彼方の何千キロも離れている場所にあったら?もちろん自分が慣れ親しんだ言葉や文化だって、親のそれと違って当然だろう。2国の板挟みになった移民の子供にとって、自分が「故郷」と呼べる国は一体どちらになるのだろうか?

詩人、MC(ラッパー)、仏教徒、サムライ、ティーチング・アーティスト、 日系ノースカロライナ人と名乗る23歳の日系アメリカ人2世、ジョージ・マサオ・ヤマザワ・ジュニア(本名)は、最近の米国のスポークン・ワード界(注*)で若手トップのひとりとして注目されているアーティスト。彼の詩の朗読を記録したYouTubeビデオ、中でも東日本大震災に関して話す...

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5月31日、アフガニスタンで5年間にわたりタリバンの捕虜になっていた28歳の米兵ボウ・バーグダールが釈放された。グアンタナモ基地に拘置されてきたタリバンのメンバー5人との捕虜交換が成立したのだ。ひと昔前のアメリカなら国中が喜びにわきたち、レッドカーペットを敷いてバーグダールを出迎えていたに違いない。メディアは多少の脚色をしてでも、長い拘留に疲れ傷ついたアメリカの若者をヒーローとして描く物語作りに躍起になったはずだ。 

ところが、そうはいかなかった。口では「喜ばしいニュースです」と言いながら、ニュースキャスターたちの多くは、最初から腰が引けていた。右派でならすFOXニュースにいたっては、バッシン...

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Carbon Democracy

19世紀末から20世紀前半にかけて世界各地で民主主義が著しく進展し、大衆が政治に参加するようになりました。この大躍進の原動力については、社会の進歩や政治意識の向上などによって説明するのが普通でした。でも、じつはもっと物質的なところに原因があるのかもしれない。すなわち生産と労働のシステムの変化によるところが大きく、具体的には石炭の普及が大衆民主主義を可能にし、石油がそれを弱体化させた。こういう面白いテーゼを打ち出しているのが、コロンビア大学の中東・アフリカ研究者のティモシー・ミッチェル教授です。ポストコロニアル系の中東歴史家の目から見れば、石油ガス・パイプラインが民...

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その名を聞くとアクティビストたちの顔が喜びで輝く―長い生涯の最後までユリ・コウチヤマは正義を求めるアクティビストたちに元気を与えてくれる存在でした。ユリ・コウチヤマと言えばハーレムの日系アメリカ人アクティビストでマルコムXが射殺された時、床に倒れた彼の頭を抱き支えた(ライフ誌にその時の写真が掲載されました)人物として有名ですが、アクティビストとしての意義はその歴史的一瞬にとどまりません。6月1日に93歳で他界したユリですが、さすがデモクラシー・ナウ!、エイミー・グッドマンがインタビューし、200...