水色の服を着て、集合!そして、米国と世界の金融と政治を牛耳るウォールストリートを気候温暖化に反対する人の波であふれさせよう―これが、フラッド・ウォールストリート(Flood Wall Street :ウォールストリートをあふれさせよう)の呼びかけでした。ウォールストリートでシットイン(すわりこみ)をし温暖化促進に励む石炭・石油産業に巨額を注ぎ政治を牛耳っている体制に「ノー」をつきつけるのが目的です。前日9月21日の40万人近くが参加した「民衆の気候マーチ」とは違い、市の許可を得ていませんし、道路にすわりこんで交通を止め、ウォールストリートのビジネスを攪乱しようというのですから、逮捕者が出ないはずはありません。言い方を変えれば、逮捕で終わらなければサマにならないイベントでした。
2014年9月21日、ニューヨーク市で開催された「民衆の気候マーチ」。1500団体、40万人近くが参加し、先頭から最後尾まで、行列の長さは4マイル(約6.4km)に達しました。行進は午前11時30分にセントラル・パーク・ウェストを出発し、12時58分から午後1時にかけて2分間、炭素燃料による環境破壊で亡くなった犠牲者のための黙祷が献げられました。
「明日のマーチについては、議論が百出しています。パーフェクトではありません」―「民衆の気候マーチ(People’s Climate March)」を翌朝にひかえた2014年9月21日、気候正義を求める団体 Climate Convergence(「気候で集合」)のイベントにメインスピーカーとして登場したナオミ・クラインは、率直に語りかけました。ふたを開けてみれば史上空前の40 万もの人が参加し予想をはるかに超えた大成功に終わったマーチですが、実現前には、大量参加で数の威力を見せるのを良しとするか、数を絞ってでも先鋭な切り口を突きつけ根源的なビジョンを打ち出すのが得策か、その目的と意義についてさまざまな意見の戦いがあったのです。
1600マイルというから2600キロメートル弱。稚内から那覇まで日本を縦断する直線距離にあたる。ホンジュラスの首都テグシガルバから、グアテマラとメキシコを抜け、アメリカ合衆国の国境にいたる距離でもある。
2013年10月はじめから9ヵ月たらずの6月半ばまでに、親や成人の同伴者なしにメキシコとの国境を越えてアメリカに密入国した子供が5万7000人に達した。うち4万人近くは13歳から17歳のティーンエイジャー。6歳から12歳の子も6000人を超え、5歳以下の子すら786人を数える(ピュー・リサーチ・センター調べ)。その4分の3はホンジュラス、エルサルバドル、グアテマラの中米3国から来たという。
それぞれの放送について順次、紹介しています。これは1月3日に放送された「NAFTA締結から20年」を中心に、自由貿易協定とグローバリズムの影響を振り返る番組です
NAFTA締結から20年 サパティスタは世界に拡散する
今年5月末に、「マルコス副司令官が引退」という小さなニュースがありました。20年前にメキシコでNAFTA(北米自由貿易協定)に反対して蜂起したサパティスタ民族解放軍のリーダー(の具現化)です。マルコスは役割を終え、次世代に道を譲って消滅しました。
DNJクラウドファンディング第2弾企画(詳細はこちら)それぞれの放送について順次、紹介しています。これは昨年12月に放送された、チョムスキーについての新作映画の紹介のインタビューから。
DNJクラウドファンディング第2弾企画(詳細はこちら)それぞれの放送について順次、紹介しています。これは今年4月9日に放送された、アルンダティ・ロイと共にインドの政治の現状を考える長編インタビューです。
インドは全体主義への道を歩むのか? アルンダンティ・ロイと新著
DNJクラウドファンディング第2弾企画(詳細はこちら)それぞれの放送について順次、紹介しています。これは今年4月22日に放送されたアースデイ特別番組です。
DNJクラウドファンディング第2弾(詳細はこちら)それぞれの放送について順次、紹介しています。これは今年5月6日に放送された番組です。
黒人解放運動をとらえた貴重な映像 「ブラックパワー・ミックステープ ~アメリカの光と影」
デモクラシー・ナウ!は、ブラック・ヒストリーやブラック・コミュニティにとって、貴重な記録や証言の宝庫です。2014年5月6日に放送されたダニー・グローヴァーとキャサリン・クリーバーのインタビューも、そんなセグメントの代表です。
動画プレビュー
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DNJクラウドファンディング第2弾企画(詳細はこちら)それぞれの放送について順次、紹介しています。これは今年5月14日に放送されたグレン・グリーンウォルドへのインタビューです。
『暴露―スノーデンが私に託したファイル』 長編インタビュー後編
グレン・グリーンウォルドの新著『暴露―スノーデンが私に託したファイル』は、NSA(米国国家安全保障局)の監視活動に関するエドワード・スノーデンの内部告発とその後の大騒動について当事者が語った決定的な証言で、世界24カ国同時発売で、日本のアマゾンでも発売直後からベストセラーになりました。ガーディアン紙はこの報道でピュリツァー賞を受賞しましたが、その主要部分を担ったのはグリンウォールドたちの果敢な報道です。グリーンウォルドが、発売当日にデモクラシー・ナウ!のスタジオを訪れ、長時間のインタビューを受けました。