シカゴの工場座り込み 労働者側がバンカメの融資を勝ち取る

2008/12/10(Wed)
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11分

リパブリック・ウィンドウズ&ドアーズ社の工場では、レイオフされた数百人の組合労働者たちが6日間にわたる座り込みを続けていました。同工場は12月初めに閉鎖されました。公的資金による救済を受けているバンク・オブ・アメリカ銀行が、所有者への融資を打ち切ったためです。米国での工場占拠は1930年代を最後にほとんど行われていませんでしたが、労働者たちには全国から熱い支援があつまりました。

8日にはイリノイ州知事が、バンク・オブ・アメリカが救済基金の一部を使って工場を再開させるまで、州は一切の取引を停止すると圧力をかけました。銀行側は翌日、会社側に賃金問題解決のための融資を申し出ました。勝利を勝ち取った工場労働者や組合活動家に話を聞きます。(中野)

*マーク・マインスター(Mark Meinster) 統一電気無線機会労働者組合の活動家
*ラウル・フロレズ(Raul Flores) リパブリック・ウィンドウズ&ドアーズ社の工場で8年つとめてきた25歳の工場労働者

Credits: 

字幕翻訳:川上奈緒子  校正:関房江

全体監修:中野真紀子・付天斉