リビアの首都トリポリを制圧するため反体制派が戦いを続ける中、オバマ大統領ら世界の指導者らが、リビアの最高指導者、ムアマル・カダフィ大佐に退陣するよう呼びかけました。21日、米国は反体制派の国民評議会をリビアの正式な政府機関に認めました。一方、カダフィの居場所は依然としてわからないままですが、3人の息子は反体制派に拘束されています。反体制派の代表マハムード・ジブリルは、22日の早朝にリビア国民に向けて声明を発表し、戦闘員に対し、体制派に尊厳と尊敬を持って対応するように呼びかけました。リビアから戻ったばかりのリビア出身の著名な詩人で研究者、ハレド・マタワに、カイロから番組に出演してもらいました。またヒューマンライツ・ウォッチの特別顧問で、先週木曜にリビアから戻ったフレッド・アブラハムスにも話を聞きました。さらにミシガン大学の歴史学教授で、リビアの最新情勢について自身のウェブサイト(JuanCole.com)のブログ「インフォームドコメント(Informed Comment)」で伝えているフアン・コールにもインタビューしました。「リビアはアラブ世界に自由の炎を再点火したす」とフアン・コールは語りました。