デイリーニュース

  • 伝説的な反戦活動家でSDS設立者のトム・ヘイドン 76歳で死去

    トム・ヘイドンが76歳で亡くなりました。ヘイドンは、反戦と社会的公正のための運動を数十年にわたって率いました。ヘイドンは、「民主的社会のための学生連盟」(Students for a Democratic Society, SDS)の設立文書「ポートヒューロン宣言」起草の中心人物です。同宣言は、参加型民主主義を謳い、1960年代の学生運動の高まりを助けました。ヘイドンは1968年、民主党全国大会の会場外で大規模なベトナム戦争反対デモを組織し、暴動を起こすために州境界線を越えたとして有罪となった「シカゴの8人」(Chicago 8)の一人となりました。自らが率いた反戦運動についてのヘイドンの発言の一部を再放送します。

    dailynews date: 
    2016/10/24(Mon)
    記事番号: 
    6
  • ジョシュ・フォックス:ダコタ・パイプラインを取材するジャーナリストや映画製作者の逮捕は民主主義への脅威だ

    数々の受賞歴を持つ映画監督ジョッシュ・フォックスが番組に加わり、仕事仲間でもある映画監督のデイア・シュロスバーグの逮捕について語ります。「米国とカナダにまたがるパイプラインの安全弁を手動で閉じ、タールサンドオイルの輸送を止める」という市民的不服従運動を試みた気候変動活動家の活動を撮影したシュロスバーグは今、3つの重罪に問われています。「彼らは犯罪の飾りではありません。彼らはメディアなのです」とフォックスは語ります。「(メディア活動は)憲法で保護された活動です」。フォックスの最近のドキュメンタリーHow to Let Go of the World and Love All the Things Climate Can’t Change(『世界を捨て、気候でも変えられないものを愛する方法』)では、シュロスバーグがプロデューサーを務めました。

    dailynews date: 
    2016/10/24(Mon)
    記事番号: 
    5
  • タールサンドパイプライン反対運動の撮影で刑期45年の判決に直面するジャーナリストに話を聞く

    ノースダコタ州当局は、スタンディング・ロックでのパイプラインの抗議活動を抑えるため、市民の知る権利にさえ戦いを挑むのでしょうか。ドキュメンタリー映画監督のデイア・シュロスバーグに話を聞きます。「米国とカナダにまたがるパイプラインの安全弁を手動で閉じ、タールサンドオイルの輸送を止める」という市民的不服従運動を試みた気候変動活動家の活動を撮影したシュロスバーグは10月、3つの重罪に問われることとなりました。この行動は、ミネソタ州とモンタナ州、ノースダコタ州、ワシントン州で行われました。数々の賞の受賞でも知られる映画監督のシュロスバーグは、ジョシュ・フォックスの最近のドキュメンタリー映画How to Let Go of the World and Love All the Things Climate Can’t Change(『世界を捨て、気候でも変えられないものを愛する方法』)ではプロデューサーを務めました。シュロスバーグは今回、ノースダコタ州ウォルハラのトランスカナダ社所有のバルブステーションで撮影中、活動家とともに逮捕され、映像は没収されました。一つのA級重罪と二つのC級重罪を問われた彼女は、合計最大45年の判決に直面しています。

    dailynews date: 
    2016/10/24(Mon)
    記事番号: 
    4
  • シェイリーン・ウッドリーが語る自身の逮捕 服を脱がされての身体検査 パイプラインへの反対運動

    「先住民の日」を迎えた10月10日、抗議活動が続くスタンディング・ロックでは、ハリウッド女優のシェイリーン・ウッドリーを含む少なくとも27人が逮捕されました。この日は、ダコタ・アクセス・パイプラインの建設を阻止しようと2カ所の現場で活動が行われていました。ウッドリーの逮捕の様子は、彼女のフェースブックページでライブ・ストリーミングされ、約4万人が視聴しました。その後、収容施設に連れて行かれたウッドリーは、服を脱がされて身体検査をされたと言います。ウッドリーは今、戦いの前線でがんばる先住民とともに抗議していく気持ちに変わりはないと語ります。「パイプラインの建設を一つ許すたびに、私たちは化石燃料産業を促進し、再生可能エネルギーへの転換の時期を遅らせることになります」。ウッドリーは最近、エドワード・スノーデンを扱った最新映画『スノーデン』への出演でも話題を呼んでいます。彼女はこれまでに、テレビドラマ『アメリカン・ティーンエイジャー 彼女と彼の事情』や映画の『ダイバージェント・シリーズ』『きっと、星のせいじゃない。』などに出演し、『ファミリー・ツリー』のアレックス・キング役ではゴールデングローブ賞助演女優賞にノミネートされています。

    dailynews date: 
    2016/10/24(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「水保護者」、ダコタ・アクセス・パイプラインの建設ルートに「前線キャンプ」を設置

    数百人にのぼる「水保護者」らが22日、ダコタ・アクセス・パイプラインの建設予定ルートの真上に、いくつかの構造物とティピー(先住民移動住居)からなる新たな「前線キャンプ」を設立しました。ノースダコタ州道1806号線のすぐ東側に設けられたこのキャンプの近くでは、レイバー・デイの週末に当たった9月3日、部族の聖なる埋葬地が破壊されるのを食い止めようとやって来たアメリカ先住民を、ダコタ・アクセス社の警備員が催涙スプレーと犬で攻撃しています。「水保護者」らはキャンプを設置したほか、道路を3カ所で封鎖し、キャンプの南北の州道1806号線と郡道134号線の交通を数時間にわたって妨げました。抗議者らは、この地域全体に対するスー族の主権の有効性は1851年の条約によって確立されていると主張しています。道路の封鎖物は翌23日遅くになって除去されました。「地球を尊重しよう」(Honor the Earth)の全国キャンペーン総監のタラ・ホウスカに話を聞きます。ホウスカは、カウチチング先住民地区(カナダ)出身のオジブワ族に属しています。

    dailynews date: 
    2016/10/24(Mon)
    記事番号: 
    2
  • スタンディング・ロック続報 パイプライン建設阻止の「水保護者」120人以上が逮捕される

    ノースダコタ州スタンディング・ロックで続くにらみ合いの最新状況をお伝えします。同地では、投資額38億ドルにのぼるダコタ・アクセス・パイプラインの建設に対し、200以上の部族を代表する数千人のアメリカ先住民が抵抗を繰り広げています。同パイプラインは、ノースダコタ州バッケン油田の原油をサウスダコタ州とアイオワ州を通ってイリノイ州まで運ぶものとされます。22日(土)には、自分たちは「抗議者」(protesters)ではなく「保護者」(protectors)だと語る人々が平和的なデモ行進を行っていましたが、暴動鎮圧用のフル装備で攻撃用ライフルを持った警察に迫られ、100人以上が逮捕されました。デモ参加者は、警察が彼らに催涙スプレーを吹きかけ、複数の人々を一緒に逮捕したと述べています。さらに「水保護者」らが警察の活動を記録するために飛ばした無人機を撃ち落とすため、ゴム弾を発射したとも述べました。「西海岸女性ウォーリアーズ・メディア協会」(West Coast Women Warriors Media Cooperative)のメディア活動家のサシーン・シーシャムに話を聞きます。彼女は22日、ノースダコタ州のダコタ・アクセス・パイプラインの建設現場で、ほかのデモ参加者やジャーナリスト80人以上と共に逮捕されました。

    dailynews date: 
    2016/10/24(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ショーン・キング:「黒人の命も大切」はブラックパンサー党の丸写しではない 時代が違う

    ブラックパンサー党設立の50周年を迎える中、この党を 「黒人の命も大切」(Black Lives Matter)と比較する者もいます。「黒人の命も大切」活動家で『ニューヨーク・デイリー・ニューズ』紙の司法専門上級記のショーン・キングに意見を聞きます。彼は先日、ブラックパンサー党の共同創設者ボビー・シールと一緒にすごしました。「私たちの現在の位置と、当時のブラックパンサー党の位置を比較すると、私たちの方がよくやっていると思います。『黒人の命も大切』運動はブラックパンサー党が行ったことの丸写しではありません。私たちが何をどんなふうにやるかは、独自のものです。時代が違うのです」とキングは話します。

    dailynews date: 
    2016/10/21(Fri)
    記事番号: 
    5
  • 元サンダース支持者のショーン・キング 現在はクリントンを支持 彼女は「進化している」 

    投票日まで残り18日、3回の大統領候補者討論会も終わり、ヒラリー・クリントンとドナルド・トランプは全国で選挙運動を展開しています。クリントンは23日にノースカロライナ州ローリーに入り、警察関与の事件や銃暴力によって子どもを失った女性たちの団体「運動の母たち」(the Mothers of the Movement)が合流します。以前はバーニー・サンダースを支持していた『ニューヨーク・デイリー・ニューズ』紙の司法専門上級記者ショーン・キングと選挙について話ます。キングは、サンダースの選挙運動で「我々は厳しい教訓を得ました。しかし(クリントンは)進化したと思います。もし彼女が当選したら、その進化が政策と実践にどのように反映されるか見守りましょうす」と言います。

    dailynews date: 
    2016/10/21(Fri)
    記事番号: 
    4
  • ショーン・キング:NSLのキャパニック選手の大きな勇気が運動選手たちの運動に火をつけた

    「黒人の命も大切」(Black Lives Matter)活動家で『ニューヨーク・デイリー・ニューズ』紙の司法専門の上級記者ショーン・キングがNFLのサンフランシスコ・フォーティナイナーズでクォーターバックを務めるコリン・キャパニックについて語ります。キャパニックは人種的な抑圧や警官の暴力に対する抗議を続けており、16日に行われた今シーズンの緒戦でも開戦前の国歌斉唱を膝まづいて拒否しました。彼の行為は全国に広まり、プロの選手や、大学、高校、中学の運動選手たちが似たような抗議を行っています。

    dailynews date: 
    2016/10/21(Fri)
    記事番号: 
    3
  • NY市の警官が精神疾患の女性を殺害 市長の謝罪後 説明責任は果たされるか?

    ニューヨークでは、またもや警官による射殺事件が起こり市民が抗議しています。18日(火)、66歳のアフリカ系アメリカ人デボラ・ダナーが市警巡査部長に射殺されました。ダナーは統合失調症などの精神疾患を抱えていました。警察の発表によれば、近所の住民による緊急通報の後、 彼女はブロンクスにある自宅で射殺されました。警官が到着した際、寝室で裸になって、ハサミを持っているドナーを発見しました。彼女が野球バットを手に取ったので、ヒュー・バリー巡査部長が彼女を撃って殺したと警察当局は発表しています。ビル・デ・ブラシオ市長は、彼女の死は「起きてはならない事だった」と話しました。『ニューヨーク・デイリー・ニューズ』紙の司法専門の上級記者ショーン・キングに話を聞きます。「間違いで済ませられる問題ではありません。治療と同情が必要な女性が撃たれて殺害された。これは犯罪です」とキング話ます。

    dailynews date: 
    2016/10/21(Fri)
    記事番号: 
    2

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