デイリーニュース

  • トランプ候補 当選すれば 中絶反対派の最高裁判事を任命し ロウ対ウェード判決は「自動的に」破棄になると主張

    10月19日夜にラスベガスで行われた第三回目のそして最後の大統領候補討論会で、ドナルド・トランプとヒラリー・クリントン候補が中絶医療へのアクセス及び、中絶規制を違法とした1973年の「ロー対ウェイド」判決の将来について論議しました。トランプ候補は自分が当選した暁には、「ロー対ウェイド」判決は「自動的に」破棄となると主張、中絶反対派の最高裁判事を任命することを公約し、「ロー対ウェイド」判決の是非は最終的には各州の判断に任せると発言しました。トランプはまた、後期中絶の場合「出産予定日2日、3日、または4日前など、ぎりぎりに行うこともある」と誤った主張をしました。クリントン候補はそれに対し「これらの場合、そのようなことは起こらない」と反論しました。

    dailynews date: 
    2016/10/20(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 「その時に決める」: ドナルド・トランプ選挙結果を受け入れるかを明言せず

    共和党のドナルド・トランプと民主党のヒラリー・クリントン両大統領候補が、11月8日の投票日を前に、10月19日夜ラスベガスで最終討論を行いました。トランプは選挙が不正操作されているという主張を繰り返し、彼が敗北した場合その結果を受け入れるかどうかは明言できないと発言しました。このコメントに対しては、さすがに共和党陣営からも非難の声が上がっています。討論会の一部を放送するとともに、「法律における公民権保護弁護士委員会」(Lawyers’ Committee for Civil Rights Under Law)委員長兼理事長のクリステン・クラークの反応を聞きます。

    dailynews date: 
    2016/10/20(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 誰も語らない警察による殺害 警察に殺される可能性が最も高いのは米先住民だった

    イン・ジーズ・タイムズ誌(In These Times)は、新たな調査報道で、警察の手によって殺される可能性が最も高いのは誰かについての神話を崩しました。これによると、米国の人口に占める割合から言えば、アフリカ系を含むあらゆる層の中で、警察に殺される可能性が最も高いのは米国先住民だとしています。またアフリカ系米国人の警察による殺害がメディアに大きく扱われる傾向にあるのに対し、先住民の殺害は米国の主流メディアにほとんど取り上げられないことも明らかにされました。"The Police Killings No One Is Talking About"(「誰も語らない警察による殺害」)を書いたジャーナリストのステファニー・ウッダードに話を聞きます。またワシントン州タコマで今年初めに警察によって殺されたピュアラップ族の32歳の女性ジャクリーン・サルヤーズの叔父のジェームス・ライドアウトも加わります。ジャクリーンは当時、妊娠中でした。

    dailynews date: 
    2016/10/19(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 不正選挙の真実:2016年大統領選で数百万人の投票を妨害しているのは共和党だ

    共和党大統領候補のドナルド・トランプは支持者らに対し、蔓延する選挙人登録の不正と選挙結果の操作を見逃すなと呼びかけています。ザ・ネーション誌に"This Election Is Being Rigged—But Not by Democrats."(「選挙は不正操作されている――民主党によってではなく」)という記事を書いたアリ・バーマンに話を聞きます。バーマンは、米国の民主主義にとっての本当の危険は、共和党を中心とした、投票への敷居を高くしようとする取り組みから生じていると指摘します。2016年の大統領選挙は、投票権法の全面的な保護なしで行われる、ここ50年で初めての大統領選挙となります。

    dailynews date: 
    2016/10/19(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ISISの拠点モースル、米国主導の奪回作戦続く 「地上戦は行わない」とのオバマの誓いにもかかわらず

    自称 「イスラム国」のイラク国内最後の拠点とされるモースル奪還のための戦闘が3日目に入りました。米国が率いる約3万人からなる連合軍には、イラクの治安部隊、クルド人戦闘員、スンニ派アラブ系部族、シーア派民兵らが含まれています。オバマ大統領は地上戦には加わらないと誓約していましたが、ペンタゴンによると、米国の特殊部隊がイラク地上で展開、戦闘に加わっている模様です。連合軍は現在、モースルとその周辺に5千人いるとされる「イスラム国」戦闘員と対峙しています。人道支援を行う活動家は一方、この連合軍による攻撃がおこなわれるあいだ、20万人にのぼる民間人が避難場所を必要とするだろうと試算しています。英インディペンデント紙の中東特派員、パトリック・コウバーンに話を聞きます。コウバーンは同紙で、これまで13年にわたる戦争によって破壊されたモースルは今、新たな血みどろの時期へと突入しつつあると指摘しています。

    dailynews date: 
    2016/10/19(Wed)
    記事番号: 
    1
  • シャイアン・リバー・スー族のメンバーに対する起訴は取り下げられるもダコタ・アクセス・パイプラインの抵抗運動への監視は続行

    シャイアン・リバー・スー族のコディ・ホールから話を聞きます。彼に対しては、「ダコタ・アクセス・パイプライン」から土地を保護するためにおこなった不法侵入2件に対し軽犯罪の逮捕状をが出されていました。そして、少なくとも18人の法執行機関の職員が関与したと彼が言う劇的な交通違反取締りで逮捕されました。彼は10月17日、起訴は取り下げられたと知りましたが、依然として監視下に置かれていると言います。

    dailynews date: 
    2016/10/18(Tue)
    記事番号: 
    6
  • ダコタ・アクセス抵抗運動キャンプの助産師たち:私たちは女性と母なる地球を解放し尊重できる

    総工費38億ドルの「ダコタ・アクセス・パイプライン」の建設に反対する抵抗運動キャンプに参加するため、全米そしてラテンアメリカとカナダから数千人が集まっています。その多くは、南北アメリカ大陸からの数百の部族を代表するアメリカ先住民です。現在も続くキャンプは、アメリカ先住民の集まりとしては数十年間で最大規模と見られています。複数の調理場、ラコタ族の言葉と他の科目を教える学校、パイプラインへの抵抗運動に参加するためにやってくる数千人のための医療サービスなどが設置されています。先住民の助産師のグループは10月17日、キャンプで最初の赤ん坊が誕生したことをネットに投稿しました。デモクラシー・ナウ!がノースダコタ州キャノンボールに10月第3週末にいたとき、私たちは抵抗運動キャンプでの生殖医療の重要性について女性や助産師たちに話を聞きました。

    dailynews date: 
    2016/10/18(Tue)
    記事番号: 
    5
  • スタンディング・ロック・スー族の小児科医:水圧破砕化学物質の脅威は「環境汚染による大量虐殺」

    「ダコタ・アクセス・パイプライン」への抵抗運動で逮捕された最初の人々の1人への拡大インタビューの中で、サラ・ジャンピング・イーグル医師は次のように説明します。「私は医師として、パイプラインから流出が起きた場合に、私たちのコミュニティがこうむる健康への影響を非常に懸念しています」。ジャンピング・イーグルは小児科医でスタンディング・ロック・スー族のメンバーです。

    dailynews date: 
    2016/10/18(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ノースダコタ州はなぜダコタ・アクセス・パイプラインの軽罪の抗議者たちに脱衣所持品検査を行うのか?

    「ダコタ・アクセス・パイプライン」への抵抗運動は、水と土地の保全運動家たちにに対して続けられている、モートン郡保安官事務所による弾圧に直面しています。モートン郡の刑務所では、ここ数週間、脱衣による所持品検査が広く行われています。スタンディング・ロック・スー族の代表デーブ・アーシャンボルト二世に、抗議行動で逮捕された後、脱衣所持品検査をされたかどうかについて話を聞きます。小児科医でスタンディング・ロック・スー族のメンバーであるサラ・ジャンピング・イーグル博士からも話を聞きます。彼女は8月11日に逮捕され、モートン郡刑務所へ連れて行かれ、治安びんらん罪に問われた際、脱衣所持品検査を受けました。

    dailynews date: 
    2016/10/18(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 我々はそれを勝利と呼ぶだろう」:重罪が取り下げられる中、水の保護者たちがさらなる抗議を約束

    ノースダコタ州のモートン郡裁判所で10月17日、法執行当局は、総工費38億ドルの「ダコタ・アクセス・パイプライン」に対して続けられている抵抗運動に関係する水質保護運動家たちに対する複数の重罪と軽罪を取り下げ、または却下しました。その中には、ケセIMCというアーティスト名で知られるマーカス・フレホ・リトル・イーグルに対する重罪も含まれていました。「水は我々部族を再び一致団結させるものです」と、彼は言います。「この水を破壊しようとする破滅的で不自然な力は、かつてインディアン戦争の時代に私たちの故郷を破壊したのと同じ力です」。ノースダコタ州はさらに、リトル・イーグルの甥モーガン・フレホに対する重罪も取り下げました。水質保護運動家コディ・ホールに対する軽罪も取り下げられました。

    dailynews date: 
    2016/10/18(Tue)
    記事番号: 
    2

Pages