「270人への道」(The path to 270)は、誰が選挙人団票を勝ち取るかについてメディアの報道で使われる言い回しですが、そこには、米国の次の大統領を決める上で、果たしてすべての票が平等に扱われているかという疑問が残ります。アナリストのなかには、2016年の大統領選は、最近の大統領選の勝敗を決めたのと同じ11州が鍵を握るだろうと論じる人たちがいます。2016年の大統領選の選挙運動イベントの3分の2は、たった6つの州で開かれました。選挙改革組織「フェアボート」(FairVote)の共同設立者で代表のロブ・リチーと共に選挙改革運動について議論します。彼はEvery Vote Equal: A State-Based Plan for Electing the President by National Popular Vote(『すべての票が平等:国民投票によって大統領を選出する州ベースの計画』)の共著者です。