デイリーニュース

  • トランプ  キング牧師記念日の週末に公民権運動の象徴ジョン・ルイスを攻撃 ルイスが語る1965年の血の日曜日

    ドナルド・トランプが1月第2週の週末に、公民権運動の象徴的人物であるジョン・ルイスを攻撃したことを受け、少なくとも42人の民主党員たちが1月20日に行われるトランプの大統領就任式をボイコットする予定です。民主党下院議員のルイスは1月13日、NBCニュースのインタビューの中で、トランプ当選の正当性に疑問を投げかけました。トランプは、キング牧師記念日の週末の1月14日の朝、ルイスは「口ばかりで行動がついてこない」と、ツイッターで彼に反撃しました。トランプの発言は、全米で大きな反発を巻き起こしました。ルイス下院議員は、公民権運動の伝説的人物です。彼は1965年、アラバマ州セルマからモンゴメリーへ向かう、投票権を求める行進を先導しようとしたところ、アラバマ州の警官たちによって殴られ危うく命を落とすところでした。後に「血の日曜日」(Bloody Sunday)として知られることになったこの事件の写真は、数カ月後に投票権法を法制化するきっかけになりました。ルイス下院議員は、デモクラシー・ナウ!の2012年のインタビューの中で、「血の日曜日」に何があったかを語ってくれました。

    dailynews date: 
    2017/1/17(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 新たに発見された1964年のキング牧師演説 公民権、人種分離、南アフリカのアパルトヘイトについて語る

    1964年12月7日に録音されたマーティン・ルーサー・キング・ジュニア牧師の新たなテープが見つかりました。デモクラシー・ナウ!がパシフィカ・ラジオ・アーカイブスの中から独占放送します。キング牧師はノーベル平和賞をオスロで受賞する数日前にロンドンに行き、人種分離政策、公民権を求める戦い、南アフリカのネルソン・マンデラへの支持、反アパルトヘイト闘争について演説を行いました。パシフィカ・ラジオのヨーロッパ特派員だったサウル・バーンスタインによって記録されました。バーンスタインによるこの記録は、パシフィカ・ラジオ・アーカイブスの責任者ブライアン・デシャザーによって最近発見されました。

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    2017/1/16(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 黒人民主党議員 公聴会の最後に証言なんて「バスの後部座席」に座らさせた感じ

    トランプ次期大統領が司法長官に選らんだアラバマ州選出上院議員ジェフ・セッションズは、指名承認公聴会の2日目(11日)かつてない非難を浴びました。でも委員の中でまだ残って傾聴していたのは共和党の1人のみでした。もし他の議員が退席していなかったら、本日お届けする声をきいていたでしょう。ニュージャージー州選出の民主党コーリー・ブッカー上院議員の証言は、米国の上院議員が同僚の入閣に反対を唱えた初めてのケースとなりました。彼と共に証言したルイジアナ州選出の民主党セドリック・リッチモンド議員は連邦議会黒人議員団の座長で、3名の黒人議員証言を公聴会の最後に入れるという決定は、「バスの後部座席」に座らされたのと同じだと主張しました。ジェフ・セッションズの司法長官就任に反対する証言を行ったもう一人の議員、公民権運動で有名なジョン・ルイス(ジョージア州選出の民主党)の全コメントをお送りします。

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    2017/1/13(Fri)
    記事番号: 
    4
  • トランプが指名した国防長官 2013年の退役後に防衛産業で巨万の富を築く

    ジェイムズ「マッド・ドッグ」マテイス退役海兵隊大将の指名承認公聴会で、数人の上院議員が、自分の地元の州における国防省のプロジェクトを支持するつもりがあるか否かをマティスに訊きました。マサチューセッツ州選出の民主党エリザベス・ウォーレン上院議員もその一人です。マッティスは2013年の退役までに41年間の軍歴があり、ポリティコによると、彼の資産公開で1000万ドル相当の資産を持つことが判明しています。この財産の一部は退役後ジェネラル・ダイナミックスなどの企業に勤めて得たものです。アンドリュー・バービッチ退役大佐と調査報道センター(The Center for Investigative Reporting)発行のオンライン誌「リビール」(Reveal)の上級記者アーロン・グランツに話を聞きます。

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    2017/1/13(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 国防長官に指名されたジェイムズ・マティス トランプ次期大統領が批判するイランとの核合意の施行を約束

    ドナルド・トランプ次期大統領が国防長官に指名したジェイムズ「マッド・ドッグ」マティス退役海兵隊大将は、指名承認公聴会の証言で、ロシアは今も米国が直面する「主要な脅威」であるとの認識を述べ、次期大統領本人よりも強硬な姿勢を明らかにしました。また彼は、トランプが繰り返し非難しているイランとの核合意を支持しています。 米国最大のイラン系アメリカ人団体National Iranian American Council (全米イラン系アメリカ人評議会)の創設者であり会長のトリタ・パーシに話を聞きます。彼の近刊書はLosing an Enemy: Obama, Iran, and the Legacy of Diplomacy(『失われつつある敵:オバマ、イラン、外交の遺産』)です。また、退役大佐でベトナム帰還兵のアンドリュー・バービッチにも話を聞きます。

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    2017/1/13(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 国防長官指名承認公聴会でジェイムズ・マティスは米軍の攻撃力を高めるよう提案

    トランプ次期大統領が国防長官に指名したジェイムズ「マッド・ドッグ」マティス退役海兵隊大将は12日、上院軍事委員会の指名承認公聴会で証言を行いました。マティスの41年間の海兵隊での業績には、湾岸戦争やイラク戦争、アフガニスタン戦争での実施部隊司令官を務めたことが含まれます。2004年イラク戦争中にファルージャの闘いで米軍を指揮し、「マッド・ドッグ」マティスの渾名を得ました。2004年5月には、マティスはイラクの小さな村の攻撃を命じ、結婚式に出席していた42人の村人が命を落としました。2010年から2013年にはアメリカ中央軍の指揮官を務めましたが、イランに対して強硬的すぎるとしてオバマ政権はマティスの任期を短縮しました。本日はマティスについて円卓討論を行います。まずお話しを聞くのは、America’s War for the Greater Middle East: A Military History(『拡大中東圏をめざす米国の戦争:軍事史』)の著者アンドリュー・ベースビッチ退役大佐。

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    2017/1/13(Fri)
    記事番号: 
    1
  • 調査:トランプが国防長官に指名したジェームズ・マティスは イラクで戦争犯罪を犯したのか?

    1月12日、トランプ次期米大統領が国防長官に指名したジェームズ・”マッド・ドッグ”・マティスの指名承認公聴会が上院で行われます。マティスの「マッド・ドッグ」というニックネームは、2004年にイラクのファルージャでの戦闘を指揮したときにつけられたと言われ、本日のゲストアーロン・グランツは、マティスは同地で戦争犯罪を犯したと主張しています。グランツは調査報道センター(The Center for Investigative Reporting)発行のオンライン誌「リビール」(Reveal)の上級記者です。

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    2017/1/12(Thu)
    記事番号: 
    4
  • エクソン社の気候変動隠蔽と人権侵害の歴史によりティラーソンは国務長官に不適格?

    上院における国務長官指名承認公聴会で、元エクソンモービル社CEOレックス・ティラーソンは、同社が長い間、気候変動の科学的証拠を否定してきたことについての質問に答えず、気候変動に関して科学は「まだ結論に達していない」と発言しました。公聴会では、人権関連の懸念も繰り返し取り上げられました。ティラーソンは、サウジアラビアが人権を侵害していると明言することを避け、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が「麻薬撲滅」の名の下に、数千人を裁判なしで殺害したことも非難しませんでした。サンフランシスコにいる、石油およびエネルギー関連ジャーナリストのアントニア・ユハス記者に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/1/12(Thu)
    記事番号: 
    3
  • ジャーナリスト保護委員会:トランプ政権下では記者を標的とする「漏えい捜査」に警戒を

    1月11日に行われた記者会見で、ドナルド・トランプ次期大統領は記者に激しい言葉を浴びせました。トランプはCNNを「虚構ニュース放送局」と批判し、「バズフィード」を「出来損ないのクズ」と呼び、CNN所属のジム・アコスタ記者の質問に答えることを拒否しました。CNNは、トランプ陣営の代表が2016年大統領選中にロシア当局者と何度も会見し、民主党全国委員会(DNC)へのハッキングおよびヒラリー・クリントン選対本部長ジョン・ポデスタのメール漏洩について協議していたという疑惑をめぐり、米国諜報機関トップがトランプ次期大統領、オバマ大統領および議会上層部に説明を行ったと報じていました。「バズフィード」はその後に元英国諜報部員クリストファー・スティールが作成したとされる説明資料を公開しました。その資料の中には裏の取れていない情報も含まれており、その中にはトランプが買春婦と映っている2013年のセックス・テープをロシア当局者が所持しているという主張も含まれます。トランプ次期政権と報道機関との関係について、記者団保護委員会(Committee to Protect Journalists)のジョエル・サイモン事務局長に話を聞きます。

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    2017/1/12(Thu)
    記事番号: 
    1
  • トランプ 所有事業の売却を勧める倫理専門家の意見を無視し 息子らに引き継がせる方針

    7月以来初となる記者会見で、ドナルド・トランプ次期大統領は、自分の所有する事業について訊かれ、大統領は利益相反の禁止を免除されるはずだと主張しました。トランプ・オーガニゼーションは、数百件の不動産投資、独自ブランドおよびその他事業を傘下におさめる組織です。しかしトランプ次期大統領は、事業を売却することもしないし、資産を完全なブラインド・トラスト(白紙委任信託)の下に置くという、倫理専門家のアドバイスに従うつもりもなく、代わりに同組織の管理を息子らに任せる方針だと発表しました。政府倫理局長は、次期大統領が自分の所有する事業から身を引き離す方法を批判し、これでは「全く不十分である」としています。政府の透明性を求めるNPO「サンライト財団」(Sunlight Foundation)のジョン・ワンダーリック理事長に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/1/12(Thu)
    記事番号: 
    1

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