デイリーニュース

  • オバマ大統領の任期最終日に振り返る 功罪相半ばする彼のレガシー&ワシントンにおけるネオ・ファシズムの高まり

    1月19日はオバマ大統領の任期最終日です。20日正午に米最高裁所長官ジョン・ロバーツが、第45代米国大統領ドナルド・トランプの宣誓就任式を執り行います。18日、オバマ大統領は大統領としての最後の記者会見で、米陸軍の内部告発者チェルシー・マニングを減刑に処した決断について説明するとともに、イスラエルによる入植拡大を非難しました。オバマ大統領は更に、自身が米国の本質的価値観とみなす価値がリスクにさらされた場合、発言を控えるつもりはないと、次期大統領にくぎを刺しました。オバマ大統領の功績と、新政権の前途について、プリンストン大学アフリカン・アメリカン・スタディーズ学部長エディ・グロード教授に話を聞きます。グロード教授には複数の著書がありますが、最新作はDemocracy in Black: How Race Still Enslaves the American Soul(『黒人による民主主義――未だに人種差別に囚われるアメリカの魂』)です。

    dailynews date: 
    2017/1/19(Thu)
    記事番号: 
    1
  • スケイヒル:ブラックウォーター社創設者で ベッツィー・デボスの弟エリック・プリンス トランプに密かにアドバイス

    調査報道サイト「インターセプト」(The Intercept)のジェレミー・スケイヒルによれば、ベッツィー・デボスの弟で、民間軍事会社ブラックウォーター社創設者のエリック・プリンスは、密かにトランプの政権移行チームのアドバイザーとなっており、閣僚候補の身元調査も手助けしています。大統領選挙の日の夜、プリンスの妻ステイシー・デルークは、なんと、トランプ選挙事務所内で撮影した写真を投稿しています。スケイヒルに彼の最新記事Notorious Mercenary Erik Prince Is Advising Trump from the Shadows(「悪名高き民間軍事会社社長エリック・プリンスが陰でトランプにアドバイス」)について聞きます。

    dailynews date: 
    2017/1/18(Wed)
    記事番号: 
    6
  • ジェレミー・スケイヒル:教育長官に指名されたベッツィー・デボスは LGBTに反対する財団との関係について上院公聴会で噓をついた?

    17日、次期教育長官に指名されたベッツィー・デボスは、上院指名承認公聴会で民主党上院議員から厳しい質問を受けました。デボスは以前からチャータースクールおよび、私立校や宗教法人が経営する学校を支援する「教育バウチャー」制度の支持者です。デボスと夫は、教育省とも取引のある学生ローン取り立て会社にも投資しています。公聴会でデボスは、私立のキリスト教系学校および、LGBTに反対する組織に数百万ドルもの寄付を行ってきた一族の財団について、何度も質問されました。質問で取り上げられた財団の中には、キリスト教保守派組織「中心は家族に」(Focus on the Family)や保守派キリスト教のロビー活動組織「家族リサーチ委員会」(Family Research Council)が含まれますが、南部貧困法律センター(Southern Poverty Law Center)のヘイト組織リストに挙げられている団体です。デボスは証言で、一族が運営する「プリンス財団」(Prince Foundation)とは一切関係がないとし、連邦税納税申告書で数回にわたり同財団の副理事長として自分の名が記載されていたのは誤りだと主張しました。

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    2017/1/18(Wed)
    記事番号: 
    5
  • 活動家 オバマ大統領にレナード・ペルティエの恩赦を懇請 釈放がなければ刑務所での死と警告

    オバマ大統領はオスカー・ロペス=リべラとチェルシー・マニング、その他207人を減刑しましたが、米国先住民活動家で服役中の71歳のレナード・ペルティエに関しては何の措置もとっていません。ペルティエは「アメリカ先住民運動」(American Indian Movement)元メンバーで、1975年にサウスダコタ州のパイン・リッジ先住民保留地で起きた銃撃戦でFBI捜査官を射殺した容疑で有罪となりました。ペルティエは長年に渡り無罪を主張しています。ペルティエの弁護を務めるマーティン・ガーバス弁護士にニューヨークのスタジオで話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/1/18(Wed)
    記事番号: 
    4
  • オバマ大統領による減刑で プエルトリコの独立運動活動家オスカー・ロペス=リべラが釈放へ

    17日、オバマ大統領は、長年にわたるプエルトリコ独立運動活動家オスカー・ロペス=リベラにも減刑を与えました。ロペス=リベラはすでに35年間あまり収監されていて、その多くを独房で過ごしています。1981年、ロペス=リベラは米国のプエルトリコ支配に武力で反対する扇動共謀に関わったなどの容疑で連邦裁判所から有罪判決を受けました。1999年、ビル・クリントン大統領がプエルトリコ民族解放武装郡(FALN)16人を減刑にしましたが、2人のメンバーが除外されたためロペス=リベラはこの恩赦を拒否しました。2人は後に釈放されています。今回、オバマ大統領が減刑を与えたことで、ロペス=リベラは5月17日に釈放される見込みです。シカゴより兄弟のホセ・ロペス=リべラ、そしてデモクラシー・ナウ! の共同司会者フアン・ゴンザレスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/1/18(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ジェレミー・スケイヒルが語る オバマ政権によるチェルシー・マニングの減刑とエドワード・スノーデンへのあいも変わらぬ悪者扱い

    オバマ大統領は、米陸軍内部告発者のチェルシー・マニングを減刑しましたが、米国家安全保障局(NSA)の内部告発者エドワード・スノーデンに恩赦を与える計画は皆無です。大統領報道官ジョシュ・アーネストは先週、「(マニングが)ウィキリークスに提供した情報は、国家安全保障にダメージを与えた。しかしエドワード・スノーデンによる暴露は、深刻さにおいても危険度においても、それをはるかにしのぐものだった」と語りました。調査報道サイト「インターセプト」(The Intercept)の記者で、先日、The True Scandal of 2016 was the Torture of Chelsea Manning(「チェルシー・マニングの拷問こそが、2016年の本当のスキャンダル」)と題する記事を執筆したジェレミー・スケイヒルに話を聞きます。

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    2017/1/18(Wed)
    記事番号: 
    2
  • チェルシー・マニングの弁護士:オバマ大統領による減刑で 内部告発者マニングの命が「救われる」

    任期満了を数日後に控えるオバマ大統領は17日、服役中の209人を減刑に、64人には恩赦を与えました。米軍で内部告発を行ったチェルシー・マニングもこれに含まれ、オバマ大統領が禁固35年を7年に減刑したことで、5月17日に釈放される見込みとなりました。弁護士によると、マニングはすでに内部告発者としては米史上最長の刑期を務めています。マニングは、イラクおよびアフガニスタン戦争ならびに米外交政策に関する70万点以上の機密文書やビデオをウィキリークスに漏洩しました。マニングは何度も長期の独房入りを課され、ジェンダー・アイデンティに関する医療処置を拒否されてきました。マニングの上告を担当したナンシー・ホランダー弁護士と、性別違和感に関する医療を拒否する米国防省を相手取る裁判を担当した、米国自由人権協会(ACLU)のチェイス・ストランジオ弁護士に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2017/1/18(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 特別報告 物議を醸しているオバマの移民家族のこう留政策、トランプ政権下で拡大の可能性

    オバマ大統領からドナルド・トランプに継承される、最も物議を醸している政策の1つ、家族こう留について検証します。2014年以来、難民保護を求める数千人の中米の女性と子供が民間運営の刑務所にこう留されています。医療や、監督が行き届いていないといった苦情があるにも関わらず、オバマ政権はこの政策の停止要求に抵抗してきました。弁護団は現在、トランプが同政策を、さらにひどい監督状態で拡大する可能性を懸念しています。デモクラシー・ナウ!の通信員レネー・フェルツがテキサス州とメキシコの国境から報告します。

    dailynews date: 
    2017/1/17(Tue)
    記事番号: 
    3
  • 狂った道化の大統領:マット・タイビが記録した「大富豪の快楽主義者」ドナルド・トランプの大統領選

    国際団体オックスファムによる新たな調査によると、世界の最も裕福な8人が、世界人口の貧しいほうの半分が持つ資産に等しい富をコントロールしています。同団体は、ドナルド・トランプ選出を受けて、富の不平等は拡大し続ける恐れがあると言います。トランプの閣僚の資産の合計は110億ドル近くにのぼります。賞を受けたこともあるローリングストーン誌の記者マット・タイビと共に、トランプの台頭と彼の政権に加わる人たちについて検証します。1月17日に発売されたタイビの新刊のタイトルは、Insane Clown President: Dispatches from the 2016 Circus(『狂った道化の大統領:2016年の茶番劇からの報告』)です。

    dailynews date: 
    2017/1/17(Tue)
    記事番号: 
    2
  • トランプ  キング牧師記念日の週末に公民権運動の象徴ジョン・ルイスを攻撃 ルイスが語る1965年の血の日曜日

    ドナルド・トランプが1月第2週の週末に、公民権運動の象徴的人物であるジョン・ルイスを攻撃したことを受け、少なくとも42人の民主党員たちが1月20日に行われるトランプの大統領就任式をボイコットする予定です。民主党下院議員のルイスは1月13日、NBCニュースのインタビューの中で、トランプ当選の正当性に疑問を投げかけました。トランプは、キング牧師記念日の週末の1月14日の朝、ルイスは「口ばかりで行動がついてこない」と、ツイッターで彼に反撃しました。トランプの発言は、全米で大きな反発を巻き起こしました。ルイス下院議員は、公民権運動の伝説的人物です。彼は1965年、アラバマ州セルマからモンゴメリーへ向かう、投票権を求める行進を先導しようとしたところ、アラバマ州の警官たちによって殴られ危うく命を落とすところでした。後に「血の日曜日」(Bloody Sunday)として知られることになったこの事件の写真は、数カ月後に投票権法を法制化するきっかけになりました。ルイス下院議員は、デモクラシー・ナウ!の2012年のインタビューの中で、「血の日曜日」に何があったかを語ってくれました。

    dailynews date: 
    2017/1/17(Tue)
    記事番号: 
    1

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