ジョン・ロバーツ首席判事の率いる連邦最高裁判所は18日(木)、DACA(幼少期に米国に到着した移民への国外退去一時延期措置)を終了させようとするトランプ大統領の試みを、5対4の票決で阻止しました。DACAは2012年にオバマ大統領が導入した連邦プログラムで、子供の時に米国に入国した約70万人の移民を国外追放から保護しています。最高裁判所でDACAを弁護した弁護士の1人ルイス・コルテスは、勝利の鍵はDACA登録者(ドリーマーズ)の個々の身の上話を共有できたことにあると語っています。「ロバーツ首席判事を動かしたのは、個々人の物語でした」と、自らもDACA登録者であるコルテス弁護士は言います。また、RAICES(難民・移民の教育と法務支援のセンター)のアドボカシー主任エリカ・アンディオラとも話します。彼女は、ポッドキャスト「ホームランド・インセキュリティ」の司会も務めています。