平和活動家マーティン・グジーノは先週、ニューヨーク州バッファロー市で警察官に突き飛ばされて転倒し、重体に陥って病院に搬送されました。警察による攻撃の瞬間をとらえた動画はオンラインで数百万回、再生されています。9日、トランプ大統領はツイッターで75歳のマーティンを非難し、転倒は、マーティンの自作自演で、彼は反ファシズト抗議団体「アンティファ」(ANTIFA)の破壊工作員」だと攻撃しました。トランプの主張は、極右メディアのワン・アメリカ・ニュース・ネットワーク(OANN)が放送した内容の一部を根拠のないまま、受け売りしています。ルー・アーヤに話を聞きます。アーヤは、ニューヨークに拠点を置くグループ「平和詩人」(Peace Poets)のメンバーで、マーティンとともに「拷問に反対する証人」(Witness Against Torture)という団体を結成しました。アーヤはこう語ります。「まず言いたいことは、マーティンは、ほんとうに親切で、心根の優しい人です。これまでいっしょに活動してきた人のなかでも、最高のひとりです。また、仲間の年長の方々すべてにいえることですが、より多くの尊敬と心配りを受けてしかるべき人です」。