国連総会演説でオバマ大統領は、歴代の米政権が支援してきた、国際的に認められた自衛権の規範を踏み越えて軍事力を行使する強行な軍事原理をおおっぴらに容認しました。オバマは世界に向けて、中東における「我々の核心的権益」を防衛するために、米国は軍事力を行使することをためらわないと述べました。その権益とは米国による石油へのアクセスです。独立ジャーナリストのジェレミー・スケイヒルは「(オバマは)基本的に、米国は帝国主義国家であり、必要ならばどんなことをしてでも世界中の人々から土地を奪い資源を奪うとカミングアウトしたのです」と言います。「まさに赤裸々な帝国主義宣言です……将来、オバマが何を残したかふり返ると、極右勢力の理念が確固としたものになった、米国史上とても重大な期間だったと気づくことになるでしょう。オバマ大統領は帝国の強引かつ攻撃的な守護者の役割を果たしています。」