カルチャー・ジャミング(文化の創造的破壊)活動家集団「イエスメン」がまたしても快挙です。4月最終週にイエスメンのメンバーが、米国政府高官のふりをして国土安全保障会議で演説し、2030年までにアメリカを100パーセント再生可能なエネルギーに変換させる「アメリカ再生可能クリーンエネルギー・ネットワーク」と呼ばれる架空の米国政府の新計画を発表しました。発表後、イエスメンと先住民活動家たちは観衆をまきこみ、この架空の計画を祝して輪になって踊りました。この日の活動のビデオの一部をご覧ください。米エネルギー省の政策実施事務次官「ベネディクト・ウォーターマン」と「ウォナビー族」のインディアン局高官「バナ・スローホース」が演説するシーンです。マイク・ボナノとアンディ・ビクルボームはイエスメンのメンバーで、ギッツ・クレイジーボーイは地元の先住民の土地でタールサンド採掘に反対して戦っているアクティビストです。
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地球温暖化を否定するエネルギー業界のPR作戦