デイリーニュース

  • 独占:ビデオレポート イスラエルによる海上封鎖の突破をめざしガザに向かう船団 

    カナダの船とアイルランドの船が2日、ガザに向けトルコの港から静かに出港しました。11月3日、デモクラシー・ナウ!は、生放送で最初にこのニュースを公開しました。「ガザへの自由の波」(Freedom Waves to Gaza)と名付けられたこの船団はイスラエルによるガザの海上封鎖を突破しようとする国際的活動家たちの最新の試みです。船団は、4日までにはガザに到着したいと考えていますが、イスラエルは停船すると脅しています。「イスラエル陸軍か、おそらく海軍が、我々がガザとその封鎖線に向かう途中どこかで、乗船検査を行うと予想しています」と、同船団に乗り込んだでコード・ピンクのメンバーのキット・キットレッジはコメントしました。「怖じ気づいてはいません。心安らかです。それが私たちですから。私たちは封鎖を終わらせに赴く平和な船団です」。公海上にいる船、タハリール号からこのビデオレポートを送ったデモクラシー・ナウ!の通信員ジハーン・ハーフィズが、船上から電話を使い番組に生で参加します。

    dailynews date: 
    2011/11/3(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 特報:ガザに向け「自由の波」船団が東地中海の港から出航

    本日の生放送の最後はデモクラシー・ナウ!が「ガザへの自由の波(Freedom Waves to Gaza)」船団の「タハリール」号に乗船しているニュースソースから得た最新情報をお伝えします。同号が今朝、秘密裏に東地中海の港を出たそうです。港の名前は公表されていません。乗船者たちによると、向かう先はガザ地区です。この「ガザへの自由の波」船団はイスラエルのガザ海上封鎖を突破しようという国際的活動家たちによる最新の試みです。今年は、ギリシャが同地区に向かう他船団の船数隻の出港を阻止したこともありました。2010年にはイスラエル軍が、最初の国際救援船団の1つだった「マビ・マルマラ」号に乗っていた米国人を含む9人の活動家を殺害しました。「自由の波」船団に関する新しい情報は、入り次第私たちのウェブサイトwww.democracynow.orgで更新していきます。

    dailynews date: 
    2011/11/2(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジ スウェーデンへの強制送還差し止め控訴審で敗訴

    ロンドンの高等法院がウィキリークス創設者で編集長のジュリアン・アサンジに関し、性犯罪容疑の取り調べのために英国からスウェーデンへの移送を認める判決を行いました。スウェーデン当局は2人の女性からの告訴にある強姦、性的暴行容疑に関してアサンジを尋問したいとしています。アサンジの弁護団はスウェーデン側の要求には法的な不備があり、性関係は合意の上だったと訴えています。また、弁護団は米国政府が彼を米国に引き渡すようスウェーデン側に圧力をかけることも懸念しています。米国の機密外交公電や国防総省の機密文書がウィキリークスに漏れた事件で、その漏洩ソースに関する捜査が進行中だからです。弁護団は次に英国最高裁や欧州人権法廷への上訴を検討中です。詳細に関して、アサンジ弁護団のヘレナ・ケネディ弁護士に話を聞きます。ジュリアン・アサンジが今朝ロンドンで行った声明も放送します。

    dailynews date: 
    2011/11/2(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「オークランドを占拠せよ」がゼネストを準備 退役軍人グループが野営地で「活動の日」を計画

    カリフォルニア州オークランドでは、今日抗議団が全米5番目の交通量を誇る商業港の閉鎖を含むゼネストを市全域で行う計画です。同市ダウンタウンにはこのストで数千人の人々が集まると見られています。抗議者の多くが、先週の「オークランドを占拠せよ」の非暴力抗議者たちに対する警察の襲撃に抗議して集まります。先週の抗議参加者の中には、2度に渡ってイラク戦争で戦い、抗議運動で重傷を負った帰還兵スコット・オルセンもいました。今回のゼネストでは、銀行、企業、学校、図書館にピケを張る予定で、ストに参加する労働者を懲戒する企業があればそこにもピケを張る計画です。「このゼネストは、全米だけでなく世界中の労働者の人たちに、仕事を中断するよう呼びかけています。労働者たちが雇い主や支配階級の関心を得られる唯一の機会というのは労働者たちが仕事を停止した時だからです」と、国際港湾倉庫労働者組合第10地区のクラレンス・トーマスは言います。「いまが反撃に転じる時なのです」。今日はヒップホップグループ「ザ・クー(The Coup)」のブーツ・ライリーにも話を聞きます。「このゼネストは例の『我々は99%だ』というスローガンに牙を持たせるもんだ。単にオレたちが99%でやつらが1%だってことじゃなく、その1%が99%の連中を食い物にしてすべての富を手に入れているってことが問題なんだ」とブーツ・ライリーは言います。

    dailynews date: 
    2011/11/2(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 預金を移そう:“大きすぎてつぶせない”銀行から預金を引き出し地方銀行と信用組合へ移す運動が拡大

    「ウォール街を占拠せよ」運動の参加者らが、税金投入によって救済された銀行の記録的な収益に抗議を続ける中、草の根活動家らの団体は、JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、ウェルス・ファーゴなどの米国の大手銀行の最も大きな痛手を受ける場所、つまり預金口座を攻撃しようとしています。活動家らは、今週の土曜日11月5日を“バンク・トランスファー・デイ”と呼び、“大きすぎてつぶせない”と見なされる銀行から地方銀行や信用組合に預金を移そうと人々に呼びかけています。バンク・トランスファー・デイは、映画製作者ユージーン・ジャレッキ、経済学者ロブ・ジョンソン、そしてコラムニストのアリアナ・ハフィントンその他の人々によって広まったアイデアを元にしています。彼らは2010年に、短編映画"Move Your Money"(『預金を移そう』)を製作し、口コミで評判を呼びました。映画製作者のユージーン・ジャレッキに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2011/11/1(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ジョナサン・スティールが語るアフガニスタン:「この戦争は勝者がない行き詰まり。勝利はない」

    すでに11年目に入った米国主導のアフガニスタン戦争は、依然として終結する兆しがありません。12人の米軍兵が10月30日、カブールで自爆攻撃により死亡しました。10年間の戦争の中で、北大西洋条約機構(NATO)部隊を狙った単一の地上攻撃としては最悪のものでした。アフガニスタンについて討論するために、ガーディアン紙の長年の記者で、新著Ghosts of Afghanistan: The Haunted Battleground(『アフガニスタンのゴーストたち:取り付かれた戦場』)を執筆したジョナサン・スティールから話を聞きます。「[米軍の戦略は]機能しない。なぜなら、そこにいることによって新たな抵抗を生み出すからです。米軍がいるから抵抗が生まれるのであって、抵抗があるから米軍が行っているのではないのです。占領軍自体が抵抗を生み出している」と、スティールは言います。「ですから、今認めるべき重要なことは、この戦争には勝者がないということです。行き詰まりです。軍事的勝利はありません」。

    dailynews date: 
    2011/11/1(Tue)
    記事番号: 
    3
  • NATOがリビアへの空爆を終了する中、米国はアフリカへのより大きな軍事的支配を目指しているのか?

    北大西洋条約機構(NATO)は10月31日、リビアへの空爆を終了しました。過去7ヶ月にわたって、NATOの航空機は9700回の爆撃作戦を含む2万6500回以上の出撃を行いました。NATOは、リビア内の5900ヶ所の軍事目標を爆撃したと発表しました。NATOのアンドレス・フォー・ラスムセン事務総長は、作戦は成功したと称賛しましたが、多くのアナリストたちは、NATOの激しい空爆は国連の権限を侵害したと述べています。「NTOがリビアで果たした役割は、非常に問題があり、非常に憂慮すべきものです。最終的には、非常に長期間にわたってリビアの将来に有害な影響を与えることになるでしょう」と政策研究所(the Institute for Policy Studies)のフィリス・ベニスは言います。「NATOの空爆はとにかく市民を守るためにすぎなかったという考えは全く当てはまりません。」ベニスは、リビア革命はアラブの春の一部として始まったが、NATOの介入はそれを「北アフリカにある中東のアラブ国への新たな欧米の攻撃」に変えてしまったと言います。彼女はさらに、アフリカにおける米軍の台頭に警告を発しています。

    dailynews date: 
    2011/11/1(Tue)
    記事番号: 
    2
  • パレスチナのユネスコ正式加盟が圧倒的多数で可決 米国は同機関へのすべての拠出金を凍結へ

    米国とイスラエルが反対する中、感情的、そして多分に象徴的な動きとして、ユネスコとして知られる国連教育科学文化機関はパレスチナの正式加盟を圧倒的多数で可決しました。現在米国は、11月に予定していたユネスコへの6000万ドルの分担金の拠出を停止すると述べています。米国の分担金はユネスコの年間予算の約5分の1を占めています。米国はさらに、パレスチナが独立国として国連安全保障理事会によって承認されるためのどんな取り組みに対しても拒否権を行使すると威嚇しています。「ユネスコへの加盟申請は、いろいろ異なる政府があるなか、一般的な意見とはどんなものであるかを計る方法であり、さらに国際社会にとってもっと重要な象徴的意味を持つのは、この申請が、20年間にわたって米国が先導してきたいわゆる“和平プロセス”は機能してこなかったことを認める時期に来ている、と言うことを示している点なのです」と、政策研究所(the Institute for Policy Studies)のフィリス・ベニスは言います。

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    2011/11/1(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「命を奪う独占」:企業による人の命の支配、医療倫理学者が語る

    占拠運動が提起した大きなテーマの1つは、大企業が私たちの暮らしのますます多くの側面で、その力をいっそう強めていることです。本日の番組では、企業による生命そのものの管理について取り上げます。ゲストには医療倫理学者のハリエット・ワシントンをお呼びしました。ワシントンは、彼女の言う「医療ー産業の複合体(medical-industrial complex)」が、どの程度人の命を管理しているかを調査した著作を出版したばかりです。過去30年で、4万を越える特許が遺伝子に関わる分野で与えられており、それ以上の数の特許が現在申請中です。著者は、バイオテクノロジー会社と製薬会社は、患者の健康や医療的な必要性よりも利益に関心を持って、遺伝子特許を取得していると述べます。彼女の新刊タイトルはDeadly Monopolies: The Shocking Corporate Takeover of Life Itself―And the Consequences for Your Health and Our Medical Future(『命を奪う独占:健康と医療の未来にもたらす影響』)です。

    dailynews date: 
    2011/10/31(Mon)
    記事番号: 
    1
  • 麻薬戦争で利益を得る者:ワコビア銀行がメキシコの麻薬組織の数百万ドルを資金洗浄した手口を暴露した本

    ウォール街と米国内大手銀行に対する抗議が続く中、英国のジャーナリストで、 Amexica: War Along the Borderline”(『アメクシカ:国境に沿った戦争』)の著者エド・ヴュアミーに話を聞きます。ヴュリアミーは、ワコビア銀行が、メキシコの麻薬戦争でどうやって数百万ドルを稼いだかを暴露しています。当時、ワコビアは米国で4番目の大銀行でしたが、その後、ウェルズファーゴに買収されました。「トラックに数千億ドルのキャッシュを積んでメキシコ国内を走り回ることは不可能です。銀行に預けられているに決まっています」とヴュリアミーは言います。「私が発見したのは、それらの金が米国内に、米国の銀行組織の中に流れ込んでいたという事実なんです。」

    dailynews date: 
    2011/10/27(Thu)
    記事番号: 
    3

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