デイリーニュース

  • 大統領予備選出馬をほのめしたジョー・バイデン アンドリュー・コウバーンが問題山積みの議員歴を指摘

    前副大統領のジョー・バイデンが民主党の次期大統領予備選挙に間もなく立候補するとの観測が強まっています。デラウエア州のベテラン上院議員をとしてバイデンはこれまで二度民主党予備選挙に立候補しました。前回の2008年には、最終的に当時の上院議員バラック・オバマの副大統領候補となりました。今回の選挙戦での売りは、過去二期の副大統領の実績ですが、上院議員時代の経歴が事細かに点検されることにもなりそうです。民主党の現在の政治環境はかつて彼が指名を求めた時と比べてはるかに進歩的になっています。ハーパース誌の編集者であるアンドリュー・コウクバーンから詳しく聞きます。彼の最新の記事の見出しは、「ジョーはいらない!ジョー・バイデンの問題だらけの議員歴」(“No Joe! Joe Biden’s disastrous legislative legacy.”)です。

    dailynews date: 
    2019/3/13(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 詐欺 賄賂 嘘 : 司法省が大学入試不正で数十人の富裕な親やコーチなどを訴追

    「大学代表チーム・ブルース作戦」(Operation Vartisy Blues)。司法省が同省始まって以来、最大の摘発と呼ぶ大学入試不正の大規模な捜査につけた名前です。12日に、大学の運動部コーチ13人を含む50人が逮捕されました。逮捕理由は、エール、スタンフォード、ジョージタウン、UCLA、南カルフォルニア、およびウエイクフォレストの各大学に合格資格に達さない子弟を不正入学させるため富裕な両親が法外な賄賂を支払った不正入試に関わった容疑です。検察は33人の親を訴追しましたが、その中にはハリウッドスターのフェリシティー・ハフマン、ロリ・ロックリン、ローリンの夫でファッションデザイナーのモッシモ・ジャヌリ、世界で最大の投資ファンドの一つ「TPGキャピタル」の創設者の一人、ビル・マクグラシャンが含まれています。ハワード大学のカウンセリング心理学教授であり、「マイノリティーに高い教育を」(Quality Education for Minorities)の代表であるアイボリー・トールドソンから詳しく聞きます。

    dailynews date: 
    2019/3/13(Wed)
    記事番号: 
    2
  • エチオピアの航空機墜落で姪孫が死亡したラルフ・ネイダー ボーイングジェット機のボイコットを呼びかけ

    157名の死者を出した、エチオピアで10日に起きた墜落事故を受けて、米国でボーイング737MAX8型機の運行停止を求める声が高まっています。同型機の大事故はこの6か月間で、二度目です。昨年10月、インドネシア航空の同型機が墜落し、189名が死亡しています。今回の事故を受けて、737MAX8型機の3分の2が運航停止となりました。世界の少なくとも41カ国、中国、トルコ、インドまでが、安全性の徹底した確認がなされるまで、運航を停止しています。国際的な非難にもかかわらず、米国とカナダは従来通りの運航を続けています。長年にわたり消費者運動のリーダーとして企業批判を行い大統領候補ともなったラルフ・ネーダーから詳しく聞きます。彼の姪孫[兄弟姉妹の孫]であるサムヤ・スツモはエチオピア航空302便の事故で死亡しました。ネーダーはボーイング社に、「旅客が第一 737MAX8機をいますぐ、飛行停止に」(“Passengers First, Ground the 737 MAX 8 Now!” )と題する公開書簡をしたためました。コンシューマー・レポート(Consumer Reports)の航空ジャーナリスト、ウイリアム・マギーにも聞きます。

    dailynews date: 
    2019/3/13(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ハンプシャー大学の闘い 1つの学校の財政破綻が明らかにする高等教育の危機

    ハンプシャー大学の学生と教員たちは、前代未聞の経済危機と崩壊の可能性から学校を救うべく闘っています。大学は、一連の予算削減と経営陣の決定の打撃を受けたところです。ハンプシャー大学のミリアム・ネルソン学長は1月、理事会と大学運営職員が“戦略的なパートナー”との合併を検討しているいると発表しました。この発表に続き、大学の運営拡大部門と入学事務部門で人員が削減され、大学は秋学期に全日制の学生を受け入れないと報じられました。ハンプシャー大学の教授マーガレット・セルロ、同大学4年生で「立ち上がれハンプシャー」(Hampshire Rise Up)のメンバーであるデスタ・カンタベ、同大学の理事ウィリアム・ナルによる討論をお届けします。

    dailynews date: 
    2019/3/12(Tue)
    記事番号: 
    4
  • ステフォン・クラークに正義を 丸腰の子持ち黒人を射殺した警官不起訴で抗議運動が勃発

    カリフォルニア州サクラメントの地方検事が、丸腰の22歳のアフリカ系米国人ステフォン・クラークを彼の祖母の裏庭で2018年に射殺した2人の警官の刑事責任を問わないことを発表してから1週間以上経ちましたが、現地での抗議行動は続いています。このニュースが発表されて以来、抗議行動の主催者たちは地元の大学や高校での授業放棄、市議会でのデモ、継続中のサクラメント警察署の占拠、カリフォルニア大学デービス校でのダイイン(模擬死抗議行動)、同市で最も裕福な地域の1つでの抗議行動に参加し、これまでに84人が逮捕されました。サクラメント・ビー紙によると、サクラメントのアン・マリー・シュバート地区検事は、今回の判断を含め、警官の発砲事件について連続34回、合法的な行動と判定したとしています。団体「若者たちの声」(Voice of the Youth)の創設者で、コミュニティ活動家のベリー・アシウスに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/3/12(Tue)
    記事番号: 
    3
  • トランプによるメディケアの削減と軍事費増加の新予算案は「貧困層と中産階級への攻撃」

    トランプ大統領は、米国・メキシコ国境の壁建設費用としての86億ドルと、軍事費の約5%増を求めています。トランプは一方で、メディケア(高齢者向け医療保険)の経費を10年間で8450億ドル削減することを含む、国内支出の大幅な削減を要請しています。トランプはさらに、環境保護局の予算を31%、内務省の予算を14%削減することも求めています。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストでDCReport.orgの創設者兼編集者であるデビッド・ケイ・ジョンソンに話を聞きます。

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    2019/3/12(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 我々はトランプの納税申告書を見ることになるだろう:徹底調査が大統領の秘密を暴くとデビッド・ケイ・ジョンソンが予想

    ニューヨークタイムズ紙は、ニューヨーク州のレティシア・ジェームズ司法長官が3月11日遅く、ドイツ銀行とインベスターズ銀行にトランプ財団に関する記録を求める召喚状を送ったと報じています。数週間前には、トランプの元顧問弁護士マイケル・コーエンが議会で、トランプは財務諸表の自分の総資産を水増ししたと証言したばかりです。コーエンの証言後、ニューヨーク州監査院はトランプ財団への保険仲介業者であるエーオンに召喚状を送りました。下院法務委員会も最近、トランプに最も身近な81の個人・団体に対し文書提出を要求しています。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストでDCReport.orgの創設者兼編集者であるデビッド・ケイ・ジョンソンに話を聞きます。彼の最新刊のタイトルはIt’s Even Worse Than You Think: What the Trump Administration Is Doing to America(『考えている以上の害:トランプ政権が米国にしていること』)です。

    dailynews date: 
    2019/3/12(Tue)
    記事番号: 
    1
  • グリーンウォルド:米政府は戦争支持を得るためにベネズエラ救援トラック炎上について偽りを拡散した

    ニューヨークタイムズ紙は、2月にベネズエラ・コロンビア間の国境で「人道支援物資」をベネズエラに運びこもうとしていたトラック数台が炎上した原因は、当時メディアとトランプ高官らが拡散したようなニコラス・マドゥロ大統領の部隊ではなかったことが調査で判明したと報じました。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストで、調査報道サイト「インターセプト」の創設編集者の1人であるグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。最新記事は“NYT’s Exposé on the Lies About Burning Aid Trucks in Venezuela Shows How U.S. Government and Media Spread Pro-War Propaganda.”(『対ベネズエラ救援トラック炎上に関する嘘を暴いたニューヨークタイムズ記事 米政府とメディアによる戦争プロパガンダの拡散が露呈』)です。

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    2019/3/11(Mon)
    記事番号: 
    4
  • グリーンウォルド:ウィキリークスに不利になる証言を拒否したチェルシー・マニングは報道の自由を助ける

    米軍の内部告発者チェルシー・マニングは、ウィキリークスとその創設者ジュリアン・アサンジを調査する大陪審での証言を拒否し、再び拘束されました。マニングは、イラクとアフガニタンにおける米国の戦争に関する国務省と国防総省の文書数十万件を2010年にウィキリークスに漏えいしたことについての聴取のため、バージニア州東部地区連邦裁判所に召喚されていました。ピュリッツァー賞受賞ジャーナリストで、調査報道サイト「インターセプト」の創設編集者の1人であるグレン・グリーンウォルドに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/3/11(Mon)
    記事番号: 
    3
  • ダニエル・エルズバーグ 「これほど愛国心の強い者は知らない」 チェルシー・マニングの再拘束に

    米軍の内部告発者チェルシー・マニングは、ウィキリークスおよび創設者ジュリアン・アサンジを調査する大陪審での証言を拒否し、再び拘束されました。マニングはバージニア州東部地区連邦裁判所から召喚され、イラクとアフガニタンにおける米国の戦争に関する国務省と国防総省の文書数十万点を2010年にウィキリークスに漏えいした件について聴取されることになっていました。マニングはこの漏えいで2010年から2017年まで刑務所に収容されました。オバマ大統領が任期を終える前にマニングの減刑を認めました。ペンタゴン・ペーパーズの内部告発者であるダニエル・エルズバーグに、チェルシー・マニングの行動の重要性について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/3/11(Mon)
    記事番号: 
    2

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