民主党の下院議員たちは、トランプ大統領の義理の息子で大統領顧問であるジャレッド・クシュナーが、CIAの懸念にも拘わらずなぜ最高レベルの機密へのアクセス権限を与えられたのかの調査を続けています。ニューヨークタイムズ紙は先日、トランプが当時首相補佐官であったジョン・ケリーに、諜報機関職員の判断を無視してクシュナーに機密情報へのアクセス権限を与えるよう命令したと報道しました。クシュナーは、最初の権限申請書で外国の接触先100以上を開示せず、FBIが彼の金融取引歴および海外投資家との接触に関する身元調査をした後、その権限申請は却下されました。クシュナーはその後、申請に3度手を加え、2018年5月、最終的に彼に恒久的機密取扱権限が与えられました。本日は著者ビッキー・ワードに話を聞きます。彼女は新著Kushner, Inc.: Greed. Ambition. Corruption. The Extraordinary Story of Jared Kushner and Ivanka Trump(『クシュナーInc.――強欲、野心、腐敗。ジャレッド・クシュナーとイバンカ・トランプ驚きのストーリー』)で、クシュナーがいかに自分の家族の金融取引に有利な政策を海外で奨励してきたかの詳細を明らかにしました。