デイリーニュース

  • 「手当たりしだい殺せ」 イスラエル兵士 ガザの残虐行為の原因は無差別射撃命令と証言

    2014年夏のイスラエルによるガザ攻撃について、イスラエル兵士の証言に基づく新しい報告書が発表されました。それによると、多くの民間人の死者が出たのは、軍上部の無差別射撃をするという方針による結果であると言うことです。イスラエル元兵士たちの団体 「沈黙を破る」(Breaking the Silence)は60人を超えるイスラエルの将校と兵士の証言を発表し、これらの証言は「指揮系統のトップから出た」「広範な倫理的失策」を物語るとしています。この攻撃で2200人以上のパレスチナ人が殺害されましたが、その大半は民間人でした。イスラエル側の死亡者数は73人でしたが、うち6人を除いて全員が兵士でした。50日間の軍事作戦で、破壊されたパレスチナ人の住宅は2万戸を超え、数十万人がいまだに避難民の状態です。兵士たちの率直なビデオ証言を放送し、元イスラエル軍空挺部隊員で「沈黙を破る」の広報責任者アブネル・ゲバルヤフに話を聞きます。

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    2015/5/6(Wed)
    記事番号: 
    1
  • ヒューマン・ライツ・ウォッチ:サウジ主導の連合軍が米国製の禁止されているクラスター兵器でイエメンを空爆

    ヒューマン・ライツ・ウォッチは、サウジアラビア主導の連合軍が、米国によって製造・供給された、禁止されているクラスター爆弾をイエメンの民間地域に投下したことを非難しています。クラスター爆弾は、多くの場合サッカー場程度の大きさの広い範囲にまで拡散するように設計された、数十あるいは数百の子爆弾を含んでいます。クラスター爆弾は、民間人犠牲者を多く出す危険性があるため、2008年に結ばれた国際条約の下で禁止されています。同条約は116カ国によって採択されましたが、サウジアラビア、イエメン、米国はその中には入っていませんでした。ヒューマン・ライツ・ウォッチによると、米国によって供給されたクラスター爆弾は、北イエメンの反政府勢力支配下の複数の村に投下され、住民を危険にさらしています。米国務省は5月4日、同報告の申し立てを「調査中」と述べ、「イエメンでの進行中の戦闘における民間人の死亡を真剣に受け取める」と付け加えました。ヒューマン・ライツ・ウォッチの兵器部門部長で「クラスター爆弾連合」(Cluster Munition Coalition)の議長であるステファン・グースと、ヒューマン・ライツ・ウォッチのイエメン・クウェート研究者であるベルキス・ウィリーに話を聞きます。

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    2015/5/5(Tue)
    記事番号: 
    2

    http://www.democracynow.org/(〜記事のアドレス)

  • 拷問を可能にするためにアメリカ心理学会がブッシュ政権と極秘に連携していたことがEメールで明らかに

    世界最大の心理学者の団体であるアメリカ心理学会(APA)がジョージ・W・ブッシュ大統領政権下で、政府お墨付きの拷問をどのように支援していたかについて、新たな詳細が明らかにされました。最近、反学会主流派の心理学者らが発表した60ページの報告書によれば、APAは同学会の倫理ガイドラインを中央情報局(CIA)の拷問プログラムの運用上のニーズに見合ったものにするため、CIA、米政府、米国防総省の当局者らと極秘に連携していたそうです。この報告書All the President’s Psychologists: The American Psychological Association’s Secret Complicity with the White House and US Intelligence Community in Support of the CIA’s 'Enhanced' Interrogation Program(『大統領の心理学者たち:CIAの「強化」尋問プラグラム支援のためのAPAの米政府と米機密コミュニティとの極秘の共謀』)のほとんどは、APAの幹部らがCIAと直接連絡を取っていたことを示す、新たに発表された2003年から2006年までのAPA内部の数百件のEメールに基づいています。

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    2015/5/5(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 「軍部は知っていた」 メキシコ学生失踪事件の政府説明の矛盾が新たな調査で明らかに

    『インターセプト』は、2014年9月26日夜メキシコで起きた学生43人の失踪に関する驚くべき調査結果を公表しました。新たな調査は、生存者や失踪学生の家族、メキシコの歴史学者や人権活動家、ジャーナリストなど20数名に行ったインタビューに基づいています。『インターセプト』はさらに州および連邦の公的記録も再調査しました。そこには治安部隊の通信記録、地元警察およびギャング団による口外を禁止された証言が含まれています。得られた証拠は、学生たちが行方不明になった時に何が起きたかに関する政府の説明には度重なる矛盾と省略があることを示しています。『インターセプト』記者であり、二部構成からなる記事『イグアラの亡霊』の執筆者ライアン・デブローに聞きます。

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    2015/5/4(Mon)
    記事番号: 
    4
  • メキシコの失踪学生43人の親族 米国が支援する麻薬戦争の敵は組織犯罪ではなく団結した人々

    ボルティモアでは4月27日、フレディ・グレイの死に抗議して建物や車が放火されました。メキシコ南部のゲレロ州でも州都チルパンシンゴの議会建物に抗議者が炎上するトラックで突入しています。43人の学生が失踪して以来、抗議は7カ月目を迎えました。メキシコ政府は、学生たちが地元警察に襲撃され、麻薬ギャングに引き渡された後、殺害され焼却されたと主張していますが、親族は疑問を示しています。失踪した学生3人の親族に聞きます。ホセ・エドゥアルド・バルトヨ・トラテンパの母マリア・デ・ヘスス・トラテンパ・ベージョ、クリスチャン・ アルフォンソ・ロドリゲズ・ テルンブレの父クレメンテ・ロドリゲス・モレノ、ベンハミン・アセンシオ・バウティスタのおじクルース・バウティスタ・サルバドルの3人です。親族は麻薬戦争に対する米国の支援を批判し、メキシコ政府がその援助を使って無実の人々を殺していると言います。「政府が米国政府が言うように本当に犯罪組織と戦っているなら、犯罪率は下がっているはずです」とバウティスタ・サルバドルは言います。「犯罪組織と戦っているようには見えません。政府は団結した人々と戦っているのです」

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    2015/5/4(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 警官起訴に対するボルティモア市民の反応 「『奇妙な果実』はいまもここで育っている」

    フレディ・グレイの死亡に関して起訴された6人のボルティモア警察官は、25万から35万ドルの保釈金を積んで釈放されました。一方、暴動に加わったことを自首した18歳のアラン・バロックは50万ドルの保釈金に直面しています。エイミー・グッドマンは3日、訴追を歓迎するボルティモア住民にインタビューしました。警察の残虐行為を削減し、説明責任を向上させるためには多くの課題が残っていると住民は言います。

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    2015/5/4(Mon)
    記事番号: 
    2
  • 「今こそ若者の時代」 ボルティモアのモズビー州検事 フレディ・グレイ事件で警官6名を起訴

    フレディ・グレイの死をめぐり非暴力抗議行動が続くボルティモアでは、夜10時以降の外出禁止令が解除され、州兵が撤収しました。ボルティモアのマリリン・モズビー州検事は1日、グレイの逮捕と移送に関与した警官6人を殺人罪と過失致死罪を含む一連の罪で訴追しました。家族によれば、グレイの喉頭はつぶされ、「頸椎の8割」が断裂していました。警察は、グレイが警部補と視線を合わせた後に走り出したため逮捕したとしています。モズビー検事のドラマチックな会見の一部をお送りします。モズビー検事は、この事件への抗議が正当な裁きを求める抗議であることを認め、当局はグレイを正当な理由なしに違法に逮捕したと述べました。グレイが何度も治療を要求したが警官たちはそれを無視したとも述べています。「この街の若者に向けて、私はあなたたちの代表として正義を追求します。今がその時です。あなたたちの時が来ました」とモズビーは言います。「非暴力で生産的な集会を守りましょう。それが将来にわたって組織的な構造的変化に発展します。この運動の最前線にいるのは若者です。私もその1人です。今が私たちの時代です」。

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    2015/5/4(Mon)
    記事番号: 
    1
  • ラルフ・ネイダー TPPは「企業クーデター」、 バーニー・サンダース、ホワイトハウスへの手紙について語る

    バーモント州選出で無所属上院議員バーニー・サンダースが民主党大統領候補指名への立候補を表明しました。元大統領候補ラルフ・ネイダーに聞きます。サンダースの出馬についてネイダーは、「我々の望みはヒラリー・クリントンの即位ではない」と言います。新著Return to Sender: Unanswered Letters to the President, 2001-2015(『差出人に戻して下さい 回答されなかった大統領への手紙 2001‐2015』)についても話します。この本の献辞には合衆国郵便公社の労働者も含まれています。

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    2015/5/1(Fri)
    記事番号: 
    3
  • 「フレディ・グレイが最初ではない」 未解決のボルティモア 長期的解決への呼びかけ

    フレディ・グレイの死をめぐり、ボルティモアでは抗議が続いています。25歳のフレディ・グレイの死因は、警察の護送車内での負傷だったとする証拠が浮上しました。ボルティモア警察は4月30日、護送車がグレイを乗せた後、未発表の場所に停車していた事実を明らかにしました。停車の事実は関与していた警官の供述からではなく、監視カメラの画像により判明しました。伝えられるところによると、事件の調査書は、グレイが脊髄を損傷したのは地面を引きずられて拘束された時ではなく、護送中に違いないと結論づけました。監察医の所見によれば、脊髄損傷は護送車の後部にあるボルトに叩き付けられた際に起きたものだと判断されたもようです。しかしどのようにして起きたかは不明です。一方で、この事件の重要な目撃者は、グレイの負傷は自傷だったとする警察の主張を否定しました。ボルティモア警察は、訴追につながる初期調査結果を検察当局に提出しました。全米黒人地位向上協会(NAACP)代表で最高責任者のウィリアム・ブルックに聞きます。

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    2015/5/1(Fri)
    記事番号: 
    2
  • ネパール巨大地震 破壊の爪痕 遅れる支援

    ネパール陸軍長官は、4月25日に発生したマグニチュード7.8の壊滅的地震による死者が1万5000人に達する恐れがあると警告しました。現在、死者は6000人を超えており、負傷者は死者の約2倍に達しています。家を失った人は数万人に上ります。今週、余震で倒壊する恐れのある自宅には戻らず、テントで寝泊まりする生存者は数千人に上りました。世界食糧計画は140万人に緊急の食糧援助が必要と警告、国連は緊急人道支援が必要な子どもの数を130万人と推計しました。この地震で道路には大きな亀裂が入り、倒壊した歴史的建造物には首都カトマンズにある19世紀のダラハラ塔も含まれています。ダラハラ塔は倒壊時、多くの観光客で込み合っていました。本日はカトマンズからネパール・タイム紙編集者のクンダ・ディクシットに聞きます。

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    2015/5/1(Fri)
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    1

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