デイリーニュース

  • ニール・ヤングの新アルバム『モンサント・イヤーズ』から遺伝子組み換え作物に反対する新曲「ロック・スターバックス」を

    近日発売予定のニール・ヤングのアルバムThe Monsanto Years(『ザ・モンサント・イヤーズ』)の中の一曲「ロック・スターバックス」のビデオの一部を見ましょう。ヤングはウィリー・ネルソンの2人の息子ミカとルーカスと協力して、このアルバムのレコーディングを行いました。「コーヒー1杯飲みたいけど、遺伝子組み換え作物はいらない。モンサントを支援せず、一日を始めたい」と、ヤングは「ロック・スターバックス」の中で歌っています。

    dailynews date: 
    2015/5/22(Fri)
    記事番号: 
    2
  • 大陪審がフレディ・グレイ死亡に関与したボルティモア警官の起訴を決定

    フレディ・グレイ死亡事件に関する大陪審で、ボルティモア警察の警官6人の起訴が決定され、メリーランド州の裁判所で刑事裁判にかける用意が整いました。フレディ・グレイは警察に拘束されている間に負った傷が原因で4月19日に死亡しました。この決定は、ボルティモア州検事マリリン・モスビーが警官らに対して刑事責任を問うとの決意を最初に発表してから3週間近くを経て下されました。罪状は一部修正されましたが、最も重い罪状であるシーザー・グッドソン警官に対する第2級殺人罪と4人の警官に対しする過失致死罪に変更はありません。本日は長年ボルティモア公民権弁護士を務めているA・ドワイト・ペティットに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/5/22(Fri)
    記事番号: 
    1
  • マット・タイビが語る:ボルチモア、警察に殺された黒人青年、警察の暴力を隠蔽する法制度

    携帯で撮影された新たなビデオが、ボルチモアの警察車両で移送中に亡くなったフレディ・グレイの死について、解明の手がかりとなりそうです。ボルチモア・サン紙が入手したこのビデオには、横たわったまま動かないグレイの足首に数人の警官が足かせをかけ、車に乗せる様子が写されています。これはグレイが「怒り」、「暴れた」としていた警察の先の主張とは矛盾しているとみられます。警官のひとりブライアン・ライス警部捕は、現場で撮影していた目撃者にテーザー銃を使うと脅したとの報告もあります。ローリングストーン紙に最新記事Why Baltimore Blew Up(「なぜボルチモアは怒りを爆発させたのか」)を執筆したマット・タイビに話を聞きます。この記事でタイビは「今回の事件をきっかけに、数十万件ないし数百万件の違法捜査や逮捕が、差別的な警察の捜査方針で数十年に渡り行われてきた問題が議論される代わりに、グレイの死後、ウエスト・ボルチモアのドラッグストアチェーンCVSの2店舗を放火した若者たちが『チンピラ』ないし単なる犯罪者たちだったのかどうかが言い争われただけだった」と書いています。

    dailynews date: 
    2015/5/21(Thu)
    記事番号: 
    3
  • マット・タイビ:世界最大級の銀行、大規模な世界的金融犯罪を認める だが禁錮刑は(またも)逃れる

    世界のトップ銀行5行が、外国為替と金利を操作していた罪を認め、50億ドル以上の罰金を支払うことになりました。シティグループ、JPモルガン・チェース、バークレイズ、ロイヤルバンク・オブ・スコットランドは、5兆ドル規模のFXスポット市場で米ドルとユーロの為替レートを共謀して操作した罪で有罪を認めました。UBSは、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)のベンチマーク金利の操作に関わった罪で有罪を認めています。今回の和解では、これら銀行から個人で刑事訴追された者はいませんでした。賞にも輝くローリングストーン誌の記者マット・タイビに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/5/21(Thu)
    記事番号: 
    2
  • 足場を拡大するイスラム国 シリアの古代都市パルミラを制圧 イラクのラマディ陥落に続き

    自称イスラム国は、シリア中部の古代都市パルミラを制圧しました。パルミラには世界的に有名な歴史的建造物がいくつもあり、世界遺産に登録されています。他の都市と同じく、イスラム国が古代文化遺跡や芸術品を破壊するのではないかと恐れられています。イスラム国は、パルミラを占拠したことで現在、シリアの国土の半分以上を支配したとされています。シリアでパルミラ制圧が行われている頃、イラクではイスラム国をラマディから放逐するために米国が空爆を行い、武器輸送も早めました。イスラム国は17日にラマディを占拠し、数百人が死亡、数千人が避難を余儀なくされています。イランの支援を受けたシーア派民兵組織は、同都市奪回に向け反撃しています。元ABCニュース中東担当主任記者でSyria Burning: ISIS and the Death of the Arab Spring(『燃え上がるシリア:ISISとアラブの春の死』)著者のチャールズ・グラスに話を聞きます。 (画像クレジット:ロイター通信)

    dailynews date: 
    2015/5/21(Thu)
    記事番号: 
    1
  • 「シェル石油を止めろ」: シアトルの住民 海と陸で 石油大手の北極圏採掘に抗議

    人の手がほとんど入っていない辺境の北極圏で、 2015年夏に採掘を計画している大手石油会社シェルに対し、シアトルで大規模な反対運動が展開されています。18日には、シェルが北極圏に送りだすためにドックに入れていた、長さ400フィート(約122メートル)、幅355フィート(約108メートル)のポーラー・パイオニア採掘リグが停泊しているシアトル港の入り口を数百人が封鎖しました。16日土曜には、約500人の自然保護活動家と先住民指導者たちが、カヤックや小型ボートに乗り、「シアトルでパドル(漕ぐ)」(Paddle in Seattle)」と呼ばれる抗議行動を繰り広げました。シェル石油が準備したリグは、シアトル市長の「(停泊)許可は貨物船に与えられたものであり、石油リグには適用しない」という発言を無視して、14日に到着しました。シアトル市議会はシェルに対し違反通告を発行しており、1日に付き、最高500ドルの罰金を科すことができます。こうした動きは、オバマ政権が先週、シェルの採掘計画を条件付きで承認すると発表してから起こったことです。シアトル市議会議員のマイク・オブライエンに話を聞きます。オブライエンは16日のカヤックでの数百人の抗議行動に加わりました。

    dailynews date: 
    2015/5/20(Wed)
    記事番号: 
    5
  • イリノイ州判事 「無謀の範疇を超えている」 レキア・ボイド殺害で 手続上の不備を理由に警察官を無罪に

    レキア・ボイドがシカゴ市警の非番の刑事巡査ダンテ・サービンに射殺された時、彼女はまだ22歳でした。サービンは彼の自宅周辺にたむろしていた集団に向けて数発の銃弾を発砲、そこに立っていたボイドは後頭部を撃たれ死亡しました。サービンは過失致死罪で起訴されましたが、シカゴ市警の警察官が射殺で起訴されたのは実に15年ぶりのことでした。しかし、2015年4月、裁判は劇的な展開を見せ、デニス・ポーター判事は司法手続上の詳細を理由に無罪判決を下しました。判事は、検察官たちがサービンを(過失致死罪ではなく)殺人罪で起訴するべきだったことが理由であると示唆したのです。「街頭で個人、あるいは集団に向けて意図的に銃を発砲することは、きわめて危険であり、無謀の範疇を超えている。それは意図的であり、そのような犯罪は、一級殺人罪とすべきだ」と、判事は述べました。レキア・ボイドの弟、マルティネス・サットンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/5/20(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ミシェル・クッソー殺害  警察の精神疾患者への対応と不法行為による殺害へ高まる疑惑

    2014年8月14日、ファーガソンでのマイケル・ブラウン射殺事件からほんの数日後、ミシェル・クッソーはフェニックスの警察官パーシー・デュプラ巡査部長の手で近距離から射撃され死亡しました。デュプラは、50歳のクッソーを精神療養施設に連れていくため現場に呼ばれていました。デュプラはクッソーにハンマーで脅されたと主張しています。クッソーの支援者たちは、遺族と共に、クッソー殺害の翌週、抗議のデモを行い、棺をフェニックス市庁舎から連邦検事局まで運び、外部調査を要求しました。フェニックス警察は、精神疾患者が関わる通報に対応すべく危機介入チームを編成する計画だと発表しています。ミシェル・クッソーの母親、フランセス・ギャレットに話を聞きます。

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    2015/5/20(Wed)
    記事番号: 
    3
  • 「Say Her Name」:見過ごされてきた警察のアフリカ系アメリカ人女性の殺害 遺族たちが正義を求める

    「黒人の命だって大切だ」(Black Lives Matter)運動が全米で盛り上がり、マイケル・ブラウン、エリック・ガーナー、タミール・ライスの名前は、広く知られるようになりました。彼らはいずれも、地元警察の手で死亡し、大規模な抗議行動に火をつけました。しかしこの間、警察により殺害された女性たちには、あまり注意が払われてきませんでした。20日、ニューヨークで女性被害者たちを追悼する会「Say Her Name」(彼女の名を広めよう」が開かれます。UCLAとコロンビア大学の教授で「アフリカ系アメリカ人政策フォーラム」(African American Policy Forum)の創設者であり、新報告書 Police Brutality Against Black Women (『黒人女性に対する警察の暴力』)の共著者でもあるキンバリー・クレンショーに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/5/20(Wed)
    記事番号: 
    2
  • イラクで2度の軍務を生き延びた26歳のジェームス・ブラウン軍曹 テキサスの拘置所で命乞いしながら死亡

    アフリカ系アメリカ人で現役の兵士でもあったジェームス・ブラウン軍曹は、2012年、飲酒運転で2日間拘留の判決を受け、自らテキサス州エル・パソの郡拘置所に出頭し拘留中に死亡しました。新たに公開されたビデオが彼の死の瞬間を明らかにしました。当局は、死因は既存の疾患によるものだと主張していましたが、刑務所内で撮影された衝撃的なビデオが公表されたことで、事件の真相をめぐる新たな疑惑が浮上しています。ビデオの中でブラウンは「息ができない」と繰り返し、抵抗する様子もないのに、大勢の警備員が押し寄せ身体を上から押さえつけています。ビデオの最後では、ブラウンは裸にされ、瞬きも反応もせず、呼吸が浅くなっています。弁護団によると、救急車の出動要請はありませんでした。ブラウンは最終的に病院に運ばれ、そこで死亡が確認されました。遺族は、彼の死をめぐり不正行為があったのではないかと疑念をいだき続けてきましたが、当局からはほとんど情報を得られませんでした。現在、遺族はブラウン軍曹の憲法上の権利が侵されたとしてエルパソ郡に対し訴訟を起こしています。ブラウンの母親ディネッタ・スコットに聞きます。

    dailynews date: 
    2015/5/20(Wed)
    記事番号: 
    1

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