罪状もなくニューヨークのレイカーズ島の拘置所に3年間勾留された青年が自殺しました。リュックサックを盗んだ容疑で拘束されたカリーフ・ブラウダーは、当時16歳の高校二年生でした。ブラウダーは有罪を認めたことも、有罪判決を受けたこともありません。ブラウダーは無実を主張し続け、裁判を要求しましたが、当局は司法取引を提示するのみで、裁判は繰り返し延期されました。釈放されたのは、800日もの独房での監禁と警備員からの虐待に耐えた後、この事件が却下されたからでした。ブラウダーはブロンクスの自宅で6月6日に亡くなりました。22歳でした。カリーフの自殺を最初に報じたニューヨーカー誌記者のジェニファー・ガーナマンに聞きます。彼女は昨年、"Before the Law: A boy was accused of taking a backpack. The courts took the next three years of his life,"(「法の下で リュックサック窃盗を問われ、10代の3年間を裁判所に盗られた少年」)の記事でカリーフ・ブラウダーの事件を詳述しています。その後、ブラウダーが警備員や仲間の囚人に殴られる監視カメラの映像を独占公開しました。
(画像著作権はニューヨーカー誌ザック・グロス)