デイリーニュース

  • ジュリアン・アサンジ スウェーデン最高裁は逮捕状撤回を拒否 米国で捜査で新たな事実が明るみに

    ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジは、政治的亡命者としてロンドン・エクアドル大使館の保護を受け、大使館内ですでに3年近く避難生活をしています。アサンジはスウェーデンと米国での捜査に直面しています。バージニアでの秘密大陪審は、イラク戦争およびアフガニスタン戦争に関する漏えい文書、ならびに国務省の外交ケーブルが暴露されたことについてのウィキリークスの関わりを捜査中です。また、アサンジはスウェーデンで、性的不品行容疑で尋問を求められていますが、告発はされていません。5月初め、スウェーデンの最高裁は、逮捕状撤回を求めるアサンジの訴えを却下しました。スウェーデンの検察官たちは、ロンドンに出向いてアサンジを尋問することを長年にわたり拒否してきましたが、ここに来て、そうする用意があると報じられています。

    dailynews date: 
    2015/5/27(Wed)
    記事番号: 
    5
  • ジュリアン・アサンジ リビアからの難民船に対する欧州の機密の軍事計画を語る

    ウィキリークスは最近、リビアからの移民流入を抑制するため軍事力を行使しようとする欧州連合の機密計画の詳細を暴露しました。ウィキリークスによると「この文書は、地中海全域の難民輸送ネットワークとそのインフラに対する軍事作戦に関するもので、移民と難民の輸送に使われる船をリビア領内で破壊し、欧州 に到達できないようにするための軍事作戦の詳細が書かれている」ということです。ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジが避難しているロンドンのエクアドル大使館内で、この欧州連合の計画について論じます。

    dailynews date: 
    2015/5/27(Wed)
    記事番号: 
    4
  • ジュリアン・アサンジ: 英原子力潜水艦の内部告発者ウィリアム・マクニーリー 重大な安全保障上の欠陥を暴露

    スコットランドにある、核兵器システム「トライデント」を有する英国の核基地でのセキュリティ上の問題を暴露した英海軍の内部告発者が、5月初め約1週間の逃走の末逮捕 されました。ウィキリークスが公開した18ページの報告書の中で、ウィリアム・マクニーリー上等水兵は、「核の大惨事がいつ起きてもおかしくない。大変 ショッキングなことだ。それなのに、関係者は皆、一般市民への危険性を容認している」と書いています。マクニーリーは、原子力潜水艦内での火災、ミサイル室がジ ムとして使われていること、潜水艦衝突が隠匿された疑い、核基地の立ち入り禁止区域に、ほとんどのナイトクラブより簡単に入れるようになっているゆるい警 備について述べています。ロンドンのエクアドル大使館からの独占インタビューで、ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジに、マクニーリーと彼が暴露した内容について話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/5/27(Wed)
    記事番号: 
    3
  • ジュリアン・アサンジTPPを語る: この秘密交渉は貿易を促進することではなく 企業による支配が目的

    TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉が続く中、ウィキリークスは、米国とその他11カ国との間のグローバルな貿易交渉である、機密のTPP交渉案の漏えいされた部分を公表してきました。TPPは世界経済の4割を占める国々を対象とした交渉ですが、その詳細は公表されず秘匿されたままです。最近暴露された「投資部門」の文書は、ある国の法律で企業が主張する将来の利益が妨げられた場合、その企業が政府に対して訴訟を起こすことができる裁判所を創設するという、米国主導の交渉担当者たちの意図を明らかにしています。ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジは、この協定が健康や環境への規制に及ぼしかねない恐ろしい影響について警告します。

    dailynews date: 
    2015/5/27(Wed)
    記事番号: 
    2
  • ジュリアン・アサンジ:米議会で延長が危うくなったNSAのスパイ活動 それでもNSAは秘密裏に続行する権限をもつ

    オバマ政権に米国民の通話記録を大量に収集する権限を与える、米国愛国者法(Patriot Act) が来週6月1日に期限切れに直面しています。上院で両党の議員たちが同法の期限を延長することを拒否したからです。共和党が過半数を占める上院は、まず、大量のデータを収集するNSA(米安全保障局)のスパイ活動を制御するため、政府ではなく電話会社が通話記録を保持するという、下院で可決された法案を否決しましたが、その後、現行のプログラムを2ヵ月間延長するというミッチ・マコネル上院院内総務の提案も否決しました。上院は現在休会中で、このプログラムが失効する前日の5月31日に再開されます。ロンドンのエクアドル大使館内に避難している、ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジが、独占インタビューでこの状況について話します。

    dailynews date: 
    2015/5/27(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 米国支援の暗殺から35年後、エルサルバドルのロメロ大司教の列福を30万人が祝福

    カトリック大司教のオスカル・ロメロは35年前の1980年、エルサルバドルの首都サンサルバドルでミサを行っている最中に、米国支援の暗殺部隊のメンバーたちによって殺害されました。30万人以上の人々が5月23日、彼をカトリック教会の「福者」とする列福式のためにサンサルバドルに集まりました。この列福は「聖人」への前段階とみられています。ロメロの列福には、右派の聖職者と政治家らが長年、異議を唱えていました。式典では、8人の助祭がロメロの血のついたシャツをガラスのケースに入れて祭壇まで運びました。ロメロ大司教は1980年3月24日、病院の礼拝所でミサを行っているときに胸に凶弾を受けました。暗殺を指示したのは、米国の支援を受けた「死の部隊」の指導者であるロベルト・ダビュイソンだったといわれています。ダウビュイソンは、米国が運営する「スクール・オブ・ジ・アメリカズ」 (School of the Americas)の卒業生で、右派の国民共和同盟(ARENA)を創設した人物です。作家で、カリフォルニア大学バークレー校のラティーノ政策研究センターの客員学者でもあるロベルト・ラバトに、サンサルバドルから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/5/26(Tue)
    記事番号: 
    3
  • アイルランドの社会革命:伝統的なカトリック国が結婚の平等投票で歴史的勝利

    結婚の平等に歴史的な勝利が刻まれました。アイルランドは世界で初めて国民投票で同性婚を容認した国になりました。アイルランド国民は5月22日の国民投票で、62%対38%で、結婚の平等に圧倒的に「賛成」と投票しました。伝統的に保守的なカトリック国アイルランドでは、これを「社会革命」と呼ぶ人々もいます。アイルランドの憲法は、2人の個人は「性別の差別なく」結婚できると改正されることになります。投票率はアイルランド史上最高レベルを記録し、人権活動家や労働組合、有名人、雇用主たちが率いた着実な市民運動に支えられました。今回の国民投票からわずか20年前には同性愛が差別され、現在も人口の70%がカトリック教徒であることから、同国の大転換がうかがわれます。「レインボー・プロジェクト」(The Rainbow Project)の政策提言担当者であるガビン・ボイドに、北アイルランドのベルファストから話を聞きます。

    dailynews date: 
    2015/5/26(Tue)
    記事番号: 
    2
  • 137発で無罪:武器を持たないアフリカ系米国人カップルを射殺したクリーブランドの警官に無罪判決

    アフリカ系米国人コミュニティでの警察の行動が全米で取りざたされていますが、連邦政府当局との主要な合意と物議を呼んだ判決を受け、本日の話題の的は、オハイオ州クリーブランドに集中しています。司法省は、クリーブランド市警では「理不尽で不必要な」武力の行使が常態化していると指摘していましたが、その件で同市と合意に達しました。2014年の調査で は、数百件の事件で「無秩序で危険な」暴力の過剰行使が発見されました。今回の合意は、同調査の開始につながった事件で無罪判決が出た数日後に実現しました。武器を持たずに車の中にいたアフリカ系米国人2人を射殺した事件で故殺罪で起訴されていた警察官のマイケル・ブリーロは5月23日、無罪となりました。ブリーロは2012年 11月に、他の警官12人と共にカーチェイスの末にティモシー・ラッセルとマリッサ・ウィリアムズに向けて137発を発砲しました。カーチェイスは、ラッセルの車がバックファイア(エンジンのシリンダー内部の火炎が吸気管に逆流する現象)を起こし、警官たちがその音を銃声と間違えたのが原因でした。ブリーロは1人で49発を発砲し、そのうちの少なくとも15発は、彼がラッセルの車のボンネットに登りフロントガラス越しに至近距離で発砲したものでした。

    dailynews date: 
    2015/5/26(Tue)
    記事番号: 
    1
  • ロン・デラムズ元下院議員 「平和運動はあらゆる不正への挑戦」

    ロン・デラムズが下院議員に選出されたのはベトナム戦争が全盛期を迎えた1970年でした。デラムズが議員として最初に行った活動の一つは、議員室に付属した小部屋を使ってベトナムにおける米軍の残虐行為を展示したことです。任期中に務めた最高ポストは軍事委員会の委員長でした。後にオークランド市長になりました。「平和は卓越した思想であり、平和運動は全ての運動を包みこみます。平和という旗の下に結集することにより、私たちはあらゆる不正に挑まざるをえなくなるからです」と「ベトナム 抗議のパワー」(Vietnam: The Power of Protest)でデラムズは訴えます。

    dailynews date: 
    2015/5/25(Mon)
    記事番号: 
    4
  • 元下院議員パット・シュローダー 「平和運動はベトナム戦争の終結に『巨大な貢献』を果たした」

    パット・シュローダーは1972年、コロラド州下院議員に選出され、史上2番目に若い女性下院議員になりました。選挙戦では戦争反対を掲げ、当選後は戦費削減を推進しました。「ベトナム 抗議のパワー」(Vietnam: The Power of Protest)でのスピーチを放送します。

    dailynews date: 
    2015/5/25(Mon)
    記事番号: 
    3

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