ウィキリークスの創設者ジュリアン・アサンジは、政治的亡命者としてロンドン・エクアドル大使館の保護を受け、大使館内ですでに3年近く避難生活をしています。アサンジはスウェーデンと米国での捜査に直面しています。バージニアでの秘密大陪審は、イラク戦争およびアフガニスタン戦争に関する漏えい文書、ならびに国務省の外交ケーブルが暴露されたことについてのウィキリークスの関わりを捜査中です。また、アサンジはスウェーデンで、性的不品行容疑で尋問を求められていますが、告発はされていません。5月初め、スウェーデンの最高裁は、逮捕状撤回を求めるアサンジの訴えを却下しました。スウェーデンの検察官たちは、ロンドンに出向いてアサンジを尋問することを長年にわたり拒否してきましたが、ここに来て、そうする用意があると報じられています。