11 日にジョン・ケリーは、広島を訪問した初の米国務長官となりました。広島は 1945 年 8 月 6 日に米国の原爆投下により破壊されました。広島への原爆投下から 3 日後、米国は長崎に原爆を投下し、あわせて何十万人もが死亡しました。米国は、原爆を投下した世界唯一の国です。ケリーは米国の核兵器使用を謝罪しませんでしたが、「核兵器なき世界」を呼びかけました。この発言とは裏腹に、オバマ政権はこっそりと核兵器の更新を開始しています。大規模な取り組みの一環として、今後 30 年間で1兆ドルをかけ、より小型で高精度の核爆弾を開発する計画です。マリリア・ケリーから話を聞きます。ケリーが所属する「Alliance for Nuclear Accountability(核への責任を求める同盟)」は、「1兆ドルの大惨事:歯止めの効かなくなった米国核兵器計画。出費と拡散、健康と安全への危機が増大("Trillion Dollar Trainwreck: Out-of-control U.S. nuclear weapons programs accelerate spending, proliferation, health and safety risks")」と題する報告書を刊行したばかりです。