デイリーニュース

  • ウィリアム・アーキン:忍び寄る国土安全保障省のファシズム CIAとFBIがトランプ阻止の手段にならない理由

    NBC局でレポーター兼アナリストを長年務めたウィリアム・アーキンは先週、同局を去ることを発表した痛烈な書簡の中で、主流メディアが、永続的な戦争状態を奨励し、国家安全保障を強化する支えとなっているとして批判しました。書簡の中で、アーキンはトランプについて、次のように書いています。「もちろん彼は無知で無能な詐欺師です。それでもNBCは、それを否定するような議論を機械的にしてしまう。その素早さに、私は危機感を持ちます。より多くの紛争と戦争を招くような政策を支持するのです。「ほんとにそうでしょうか?シリアから撤退すべきではないのか?朝鮮半島の非核化のために大胆な動きをすべきじゃないのか?ロシアについても、米国の民主主義が外部からの操作に非常に脆弱なことは心配ですが、それでも国民は本当に冷戦時代に戻りたいのでしょうか? そして、FBIについての話はまだこれからです。歴史を通じて有害きまわりない働きをしてきたこの組織を、いまや英雄視するというのか?」ニューヨーク市でアーキン記者に話を聞きます。彼には『トップシークレット・アメリカー最高機密に覆われる国家』)はじめ、多数の著書があります。

    dailynews date: 
    2019/1/9(Wed)
    記事番号: 
    4
  • NBCのベテラン記者 永久戦争をあおるメディアは「トランプのサーカスだ」と批判して辞職

    NBC局で長年アナリストを務めたウィリアム・アーキン記者が先週、主流メディアは「ドナルド・トランプの囚人」だと酷評する書簡を公表し、同局を去ると告げました。メディアは好戦論をまき散らす一方、「国土安全保障という名のファシズムの兆し」を無視していると彼は非難しています。NBCで30年も働いた末に放った痛烈な批判は、メディアに「トランプが出ない日」をつくろうと呼びかけ、テレビ放送ネットワークがいかに永久戦争の状態を奨励しているかを指摘するものでした。アーキン記者は数々の賞を受賞しており、ニューヨーク・タイムズ紙やロサンジェルス・タイムズ紙、ワシントン・ポスト紙などに記事を書いています。また『トップシークレット・アメリカ~~最高機密に覆われる国家』はじめ、多数の著書があります。

    dailynews date: 
    2019/1/9(Wed)
    記事番号: 
    3
  • バーニー・サンダース、トランプの国境壁の演説、大統領府の移民問題に反論

    ドナルド・トランプ大統領が8日、国民に向け、移民を攻撃し、国境の壁を要求するテレビ演説を行った後、バーニー・サンダース上院議員は、大統領はアメリカ国民に嘘をつき、メキシコ国境での偽りの危機を引き起こしていると非難しました。シカゴに拠点を置く移民の権利団体である「アリアンサ・アメリカズ」(Alianza Americas)の事務局長、オスカー・シャコンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/9(Wed)
    記事番号: 
    2
  • 「人種差別主義者、外国人嫌いの攻撃だ」:移民の権利活動家がメキシコ国境についてのトランプ演説を非難

    ドナルド・トランプ大統領は8日夜、大統領執務室から就任後初の国民に向けたゴールデンタイムのテレビ演説を行いました。トランプは議会に対して、米-メキシコ国境の壁を建設する予算57億ドルを承認するよう要請しました。外国人排斥の演説には誤った情報が多々含まれていましたが、壁の建設を強行するために国家非常事態を宣言することはありませんでした。シカゴを拠点とする移民の権利団体「アリアンサ・アメリカズ」(Alianza Americas)の事務局長、オスカー・シャコンに話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/9(Wed)
    記事番号: 
    1
  • 映画『罪+罰』 ニューヨーク市警の人種差別的割り当て制を告発した警官たちへの報復を暴露

    ニューヨーク市警の一部の警官が、「人種偏見に基づく逮捕と召還の割り当て」があるとして異議を申し立てています。彼らは「NYPD12」(12人のNY市警官)と呼ばれ、自分たちの評判と生業をかけて上司に逆らい、違法な割り当て制と闘い、警察の公正化を要求しています。彼らの物語を追った映画Crime + Punishment(『罪と罰』)を見ていきます。この映画はアカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門の候補に選ばれたばかりです。この映画の監督でプロデューサーのスティーブン・マインと、NYPD12が起こした訴訟の中心的な原告であるエドウィン・レイモンド警部補に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/8(Tue)
    記事番号: 
    3
  • ラシーダ・タリーブ「上院の反BDS(ボイコット、投資撤収、制裁)法案は言論の自由に対する違憲の攻撃」

    上院に提出された新法案は、対イスラエル・ボイコット(BDS)運動に参加する全ての米国企業に対し、州政府や地方自治体がボイコットすることを認めるものです。ゲストのラシーダ・タリーブ下院議員はこの法案への反対を表明し、次のようにツイートしました。「彼らは、自分たちがどこの国の代議員なのか忘れたようです。ここは米国です。ボイコットは私たちの権利であり、自由と平等を求める歴史的な闘いの一環です。合衆国憲法についての再教育が必要なのかもしれません。そして次は我々の権利を奪うのではなく政府を人々に開放することが必要です」。

    dailynews date: 
    2019/1/8(Tue)
    記事番号: 
    2
  • ラシーダ・タリーブ下院議員「トランプについての発言は謝罪しない。いまも弾劾するつもりだ」

    初当選したミシガン州選出の民主党下院議員ラシーダ・タリーブは1月第1週、ドナルド・トランプ大統領について「私たちは議員になって、あの馬鹿野郎を弾劾する」と宣言して、大きく報道されました。タリーブは1月初頭に召集された新連邦議会で、ミネソタ州選出のイルハン・オマールと共に史上初のムスリム女性として下院議員に就任しました。その数時間後、ワシントンDCで行われた祝賀会の席でこの言葉を述べました。タリーブは、米国史上最も多様性に富み女性も最多の下院議会を構成する議員のひとりです。ミシガン州デトロイトからラシーダ・タリーブ議員に話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/8(Tue)
    記事番号: 
    1
  • 『サバイビング・R・ケリー』 黒人少女への虐待で長年非難されてきた歌手を米新TVシリーズが告発

    ケーブルテレビ局ライフタイムで発表された衝撃のドキュメンタリー・シリーズ“Surviving R. Kelly”(『サバイビング・R・ケリー』)に目を向けましょう。著名なR&BシンガーでプロデューサーのR・ケリーに向けられた20年にわたる性的暴行や不品行の疑惑を追った番組です。R・ケリーはそのキャリアを通じて、虐待、獲物を狙うような行動、小児性愛の告発を受けてきましたが、決定的な証拠や複数の証人があるにもかかわらず、刑事事件での有罪判決を免れてきました。アンジェロ・クラリーに聞きます。アンジェロの娘アズリエルは、17歳の時にR・ケリーに会い、音楽の道に進みたいと彼のもとに越して行きました。アンジェロはその後、ほぼ4年にわたって娘の姿を見ていないと言います。R・ケリーの音楽家としてのキャリアを終わらせようというキャンペーン「#MuteRKelly」の共同発起人で、アトランタを拠点に活動するアート・マネージャー、オロニケ・オディレイェにも話を聞きます。

    dailynews date: 
    2019/1/7(Mon)
    記事番号: 
    3
  • 「気候変動へのペロシの対応は全く不十分」 若者主導の「サンライズ・ムーブメント」が批判

    ナンシー・ペロシ下院議長は、グリーンニューディールを支持していないとして、一部の気候活動家からの批判に直面しています。ペロシは先週、長年にわたってフロリダ選出の下院議員を務めるキャシー・キャスタを代表とする気候危機特別委員会の発足を発表しました。しかし委員会の権限は、グリーンニューディールの支持者らが構想していたよりもずっと弱いものでした。委員会は召喚権限を持たず、法案を作成する権限もありません。「サンライズ・ムーブメント」の創設者、バルシニ・プラカシュに話を聞きます。若者が率いるこの気候活動家グループは、グリーンニューディールの採用と気候変動をめぐる大胆なリーダーシップを要求するために、逮捕される危険を冒して議会のオフィスを占拠し、議員らに訴えました。

    dailynews date: 
    2019/1/7(Mon)
    記事番号: 
    2
  • アリ・バーマン:民主党の投票権改革法案は投票抑圧の横行と戦うため

    米国では下院で審議中の法案が投票権運動家に歓迎されています。この法案は、数百万人の投票権を回復し、「ダークマネー」の政治への影響をそぎ、画期的な投票権法を回復し、有権者登録により自動的に即日投票を可能にするなどの措置を確立するものです。同法案は「人民のための法」(For the People Act)と呼ばれています。民主党が多数派となった新下院議会によって導入された最初の法案となります。マザー・ジョーンズ誌の上級記者でネイション・インスティチュートの報道記者を務めるアリ・バーマンをゲストに迎えます。バーマンはGive Us the Ballot: The Modern Struggle for Voting Rights in America(『我々に投票させよ:投票権を求める現代米国の闘い』)の著者で、最近では“Democrats’ First Order of Business: Making It Easier to Vote and Harder to Buy Elections.”(「民主党の最優先事項は投票を容易にし、選挙を買収しにくくすること」)という記事を発表しました。

    dailynews date: 
    2019/1/7(Mon)
    記事番号: 
    1

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